最強にして狂人、「イチ」を演じる【殺し屋1】
三池崇史監督作品。新宿、歌舞伎町を舞台に超ドM男、垣原が率いる武闘派で知られる暴力団・安生組と正体不明の男「ジジイ」が率いるグループが繰り広げる激闘がおもに描かれます。大森南朋は「ジジイ」グループが擁する最強の殺し屋「イチ」として登場。本編中のいたるところで彼の異常性を示す描写がちりばめられます。同じく突出した異常性を抱える垣原との出会いは本作最大の見どころ。
徹底した合理主義で金を増やしていく男【ハゲタカ】
© 2009 映画「ハゲタカ」製作委員会
かつて徹底した合理主義で幾多の企業を買い叩き、“ハゲタカ”の異名をとっていた鷲津政彦。相変わらず閉鎖的で不透明な日本のマーケットに絶望し、海外生活を送る鷲津の元へ、盟友・芝野(柴田恭兵)が訪れる。芝野は、日本有数の大手自動車会社に対する、豊富な資金力を持つ中国系巨大ファンドの買収を察知し、鷲津にこの危機を救ってほしいと頼みに来たのだ。この巨大ファンドの命を受けたのは、“赤いハゲタカ”劉(玉山鉄二)。かつてニューヨークで鷲津のもとで働いていた男だった。大手自動車会社に買収を仕掛け、鷲津に真っ向から戦いを挑む――。
大森南朋が演じたのは'ハゲタカ'こと主人公の鷲津政彦。眼鏡の奥に隠された鋭い眼光がたまりませんね!
警察内部と戦う刑事【笑う警官】
© 2009『笑う警官』製作委員会
ある日、札幌市内のアパートで女性の変死体が発見されました。その女性は、ミス道警と呼ばれた美女。かつての交際相手であった巡査部長・津久井が容疑者に挙げられた上に、異例の射殺命令が出されました。それは、道警全体の汚職を告発する北海道議会が開く「百条委員会」に重要証人として津久井が召喚されていたため、道警上層部が企んだもの…。そう睨んだ所轄の警部補・佐伯は、津久井を確保し、翌日開かれる「百条委員会」に無事出席させるミッションに命を懸ける――。
大森南朋は所轄の警部補・佐伯として登場。策略を巡らせ、知恵と執念で苦境を乗り切っていきます。
不貞行為をはたらく夫婦【スイートリトルライズ】
© 2009 「スイートリトルライズ」製作委員会
人気テディベア作家の瑠璃子は、聡と結婚して3年。誰からみても理想の夫婦ですが、ふたりはすれ違う心をどう埋めたらいいのかわかりません。ある日、自分のベアを欲しがる青年、春夫に出会う瑠璃子。自分の恋人のために、非売品のベア“ナナ”を売ってほしいと願う彼の実直さに心を打たれ、彼女はナナを譲ってしまいます。その後、偶然再会したふたりは、あっという間に恋に落ちて…。聡もまた、自分に好意を寄せる後輩、しほと再会し、積極的な彼女に次第に惹かれていき…。
中谷美紀が演じる妻、大森南朋が演じる夫、どちらも不倫に興じているという不穏すぎる状況。ともに裏切り行為をはたらくふたりはどのような結末を迎えるのでしょうか…?
吉本芸人監督作品の主人公【R100】
© 吉本興業株式会社
都内有名家具店に勤務する片山貴文には秘密がありました。それは、謎のクラブ「ボンデージ」に入会してしまったということ。以降、様々なタイプの美女たちが片山の日常生活の中に突然現れ、彼をこれまで味わったことのない世界へと誘っていきました。しかし内容は次第にエスカレートしていき、女性たちは彼の職場や家庭にも現れるように…。耐えられなくなった片山はプレイの中止を求めるが、一向に受け入れられません。さらなる予測不能の事態が次々と巻き起こる中、果たして彼の運命は…?
主演・大森南朋/松本人志最新作『R100』 -(C) 吉本興業株式会社
大森南朋が吉本芸人監督作品の主人公に。彼の存在感と演技力が物語を説得力あるものにしていました。
大森南朋出演最新作は10月7日に公開予定!
大森南朋が活躍を見せる最新出演作『アウトレイジ 最終章』は10月7日に公開予定。お見逃しなく!