バツイチ弁護士、関口【大洗にも星はふるなり】
© 2009「大洗にも星はふるなり」製作委員会
憧れのマドンナ・江里子から届いた手紙によって、真冬の海の家に集まったカンチガイ男、サメオタクら、それぞれ難癖を持った6人の男たち。そして、“江里子の本命はこの中にいる!”という勝手な想像から、熾烈な自己アピール合戦が勃発! そこへ一人の厳格な弁護士が現れます。このくだらない争いを解決に導くかと思いきや、突然参戦する始末。果たして、このどうしようもない争いの果てに待ち受ける結末とは? 一通の手紙が巻き起こす、愛しのマドンナ争奪戦をめぐる暴走を描いたラブコメディ。
安田顕は6人の男たちのひとり、バツイチ弁護士、関口を演じました。
元暴走族、京浜連合のトップ【龍三と七人の子分たち】
-(C) 2015『龍三と七人の子分たち』製作委員会
70歳の高橋龍三は引退した元ヤクザ。“鬼の龍三”と畏れ慕われた時代はもはや過去のもの。現在は家族にも相手にされず、社会にも居場所がなく、息子の家に肩身の狭い思いで身を寄せながら「義理も人情もありゃしねぇ」と世知辛い世の中を嘆いています。ある日、オレオレ詐欺に引っかかったことをきっかけに、元暴走族の京浜連合と因縁めいた関係になった龍三は、「若いヤツラに勝手なまねはさせられねぇ」と昔の仲間に召集をかけ...。
北野武監督作品。安田顕は主人公龍三の抗争相手、京浜連合のトップ、西を演じました。一龍会の存在そのものに対していら立ちが隠せない様子。それにしても、たけし映画で敵役を演じるとは流石ですね!
競合他社のトップ【新宿スワン】
綾野剛、山田孝之、沢尻エリカ、伊勢谷友介が夜の気配を放つ…『新宿スワン』-(C) 2015「新宿スワン」製作委員会
物語の舞台は、わずか600メートル四方の地に約4000店以上の飲食店・風俗店がひしめきあうアジア最大の歓楽街“新宿・歌舞伎町”。主人公は、人生のどん底を味わいながら、アテもなく歌舞伎町を彷徨う、金髪・天パ・一文無しの白鳥龍彦。彼が足を踏み入れた裏社会...それは様々な男女の危険な思惑が交錯する混濁した世界。女性たちに水商売の斡旋するスカウトマンたちの熾烈な騙し合いによる抗争と、頂点へと成り上がろうとする熱き男たちのロマンを描く。
安田顕が演じたのは主人公が所属するスカウト会社「バースト」の競合他社である「ハーレム」のトップ、松方。金銭と引き換えに引退することを要求されたかと思えば、金銭すら手に入らず隠居を強要され...。ろくでもない目にあっています。
熟練のプロ棋士・橘【聖の青春】
『聖の青春』(C)2016 「聖の青春」製作委員会
幼少期から腎臓の難病・ネフローゼを患いながら、将棋に人生を賭けていた村山聖。そんな中、同世代の棋士・羽生善治が前人未到のタイトル七冠を達成、聖は強烈に羽生を意識し、ライバルでありながら憧れの想いも抱きます。そして聖は、将棋の最高峰であるタイトル「名人」になるため、いっそう将棋に没頭し、並居る上位の先輩棋士たちを下して、快進撃を続け...。やがて、聖の身体にがんが見つかります。聖は将棋を指し続けることを決意し――。
安田顕はこの作品で東京になじめない聖に声をかけ、彼をあたたかく迎え入れてくれるベテランのプロ棋士・橘を演じました。
最強の脇役俳優【俳優 亀岡拓次】
『俳優 亀岡拓次』 - (C) 2016『俳優 亀岡拓次』製作委員会
安田顕が37歳独身、小さな脇役ばかりを演じ、現場から現場へ渡り歩く日々を送る“最強の脇役俳優”を演じる『俳優 亀岡拓次』。様々な衣装を着て、忍者、アラブ、わけのわからない生命体など多彩な役に扮する彼の姿が見どころのひとつ。
日本がほこる名脇役、安田顕!
『俳優 亀岡拓次』- (C) 2016『俳優 亀岡拓次』製作委員会
『俳優 亀岡拓次』への出演が示す通り、様々な作品で名脇役として存在感を放ってきた安田顕。今後はどんな作品で「名脇役ぶり」を発揮するのでしょうか?