人気ロックバンドRADWIMPSのフロントマン野田洋次郎
野田洋次郎、桑原彰、武田祐介、山口智史の4人からなるロックバンド「RADWIMPS」。ボーカルの野田さんの創り出す独特の歌詞と音楽性で多くのファンを魅了し続け、2015年には、結成10周年を迎えています。
2016年には、ドキュメンタリー映画『RADWIMPSのHESONOO Documentary Film』が公開。フランスや台湾など5か国6公演のアジア・ヨーロッパツアーと、彼らがリスペクトする豪華アーティストを招いて行われた国内の胎盤(対バン)ツアー、そして10周年の集大成とも言える幕張メッセでのワンマンライブに舞台裏の模様やインタビューを加えたドキュメンタリーに仕上がっています。
大ヒット映画『君の名は。』の音楽担当に!
『君の名は。』(C) 2016「君の名は。」製作委員会
RADWIMPSを一躍有名にしたのが、2016年に公開から10日間で興業収入38億円を突破した大ヒット長編アニメーション映画『君の名は。』。主題歌の「前前前世」のほか、ボーカル楽曲に加え、20曲以上の劇中音楽全てを制作しており、「RADWIMPS」としても初めての試みだったそうです。
公開中の『東京喰種』ではソロプロジェクトillion名義で主題歌を担当
『東京喰種 トーキョーグール』(C)2017「東京喰種」製作委員会
7月29日(土)から公開されている『東京喰種』では、ソロプロジェクト、illion名義で、主題歌「BANKA」を担当。
illionは、日本はもちろん海外のオーディエンスにも大きな支持を得ており、その高い音楽性に共鳴した映画側からのラブコールにより、illionによる初の映画主題歌書き下ろしが実現。儚くも美しいillionの調べにのせて、切々と歌い綴られていく壮大な詩曲が完成しました。
俳優として『トイレのピエタ』で映画デビュー
野田洋次郎(RADWIMPS)&杉咲花/(C) 2015「トイレのピエタ」製作委員会
ミュージシャンとして第一線として活躍する野田洋次郎が、映画初出演にして初主演したのが、『トイレのピエタ』。本作は“マンガの神様”手塚治虫が死ぬ直前まで綴っていた病床日記にインスパイアされ、映画監督・松永大司が完全オリジナルストーリーとして脚本化した作品。
野田洋次郎(RADWIMPS)/(C) 2015「トイレのピエタ」製作委員会
もともとメディアへの露出が多い方ではない野田さんへのオファーは、“ダメもと”覚悟の挑戦だったということで、制作側も決定するまで半信半疑だったそう。
野田洋次郎(RADWIMPS)&杉咲花/(C) 2015「トイレのピエタ」製作委員会
そんな懸念をよそにオファーを快諾したという野田さんは「脚本が素晴らしかった。それに尽きます。そしてその脚本を書いた監督が僕を選んだのならきっと意味があるのだろう、そう信じてやらせていただきました」と映画初出演にして主演を務めた心境を語っていました。
『犬ヶ島』でいよいよハリウッドデビュー!
全世界で大ヒットし、アカデミー賞最多9部門ノミネート、最多4部門受賞の『グランド・ブダペスト・ホテル』を輩出したウェス・アンダーソン監督最新作、『犬ケ島』。日本を舞台に、失踪した愛犬を探す少年と犬たちの壮大な旅と冒険を、ストップモーション・アニメーション描いた作品です。その日本版ボイスキャストに選ばれた野田洋次郎。
野田さんは、「ニュースキャスター役で参加させてもらいました。iPhoneのボイスメモ機能を使っての台詞のやり取りから始まりました。そのデータを送って、返ってきて、修正して。初めての経験で面白かったです」と役柄を明かし、「きっとボーダーレスでどこまでも自由なウェス・アンダーソン監督の作品になるのかなと期待しています」とコメントしています。
多才な野田洋次郎のこれからに注目!
野田洋次郎の魅力と出演作をまとめてみました。ミュージシャンとしても俳優としても魅力的な野田さんの活躍がこれからも楽しみですね。