バスジャック事件の同乗者とともに「復讐代行業」をはじめる【スクラップ・ヘブン】
バスジャックの現場に偶然居合わせた3人。それをきっかけに彼らの運命は密接に絡み合っていきます。仕事の内容に違和感を覚えていたシンゴは、バスジャック事件の後、同乗者のひとり、テツに声をかけられます。彼曰く、「世の中には想像力があるヤツらが足りない」。意気投合したふたりは「復讐代行業」をはじめ…。オダギリジョーと加瀬亮のW主演。加瀬亮演じる純朴な人格を持ちながらも社会に対して鬱屈したものを抱えるシンゴと、オダギリジョー演じる自分なりの哲学を持つ攻撃的な青年、テツのコンビが生む化学反応に注目。
痴漢冤罪に対して必死に戦う青年【それでもボクはやってない】
© 2006 フジテレビジョン アルタミラピクチャーズ 東宝
フリーターの金子徹平はIT企業の面接へ向かう途中、痴漢に間違われ、罪状の否認を続けるうちそのまま警察署に拘留されることに。罪を認めれば相手と示談の上、すぐに釈放されると聞かされますが、自分の無実を主張し続け、ついには検察から起訴されてしまいます。母・豊子、友人の斉藤は、徹平の潔白を信じて右往左往した結果、新人弁護士・須藤莉子と裁判官出身の老練な弁護士・荒川正義に出会い、助力を求めますが…。
加瀬亮が演じたのは不運にも痴漢の疑いをかけられてしまう主人公。物語の前半では母や友人、弁護士の助力を得て無罪を勝ち取るかに見えたものの…。彼のもがき苦しむ姿、いたたまれません。
オムニバス映画の1編の主人公【R246 STORY】
© 2008「R246 STORY」フィルムパートナーズ
R246を徘徊する老人・虎吉と少女・シドミの前に、ロックンロール星からやってきた宇宙人246が現れます。体の一部であるドラムキットを無くし、衰弱していく彼を救うべく、2人はドラムキットを探しに出るものの…。
「国道246」をテーマに、多彩なジャンルの6人が物語を作り上げる、異色オムニバス。加瀬亮はその中の1編「224466」の主人公を演じました。
岡田将生の兄に【重力ピエロ】
© 2009『重力ピエロ』製作委員会
連続して起こる放火事件と、現場近くに必ず残される奇妙な落書き。その謎は、幸せそうに暮らす奥野一家の24年前の哀しい過去へと繋がっていき…。遺伝子研究をする兄・泉水、落書き消しをする弟・春、そして病いと闘う父――強い絆で結ばれた家族の決断とは? 常識を超えた大きな愛に心で泣く、感動ミステリー。伊坂幸太郎の大ベストセラー同名小説を原作にした、家族の愛と謎の物語。
『重力ピエロ』 -(C) 2009『重力ピエロ』製作委員会
加瀬亮が演じたのは遺伝子研究を続ける兄・泉水。岡田将生演じる弟・春との関係性や、彼らが会話の中で発する一言一言に逃さず注目していてください。
【はじまりのみち】
© 2013「はじまりのみち」製作委員会
戦時下、政府から戦意高揚の国策映画づくりが要求された時代。木下惠介が昭和19年に手がけた『陸軍』は、その役割を果たしていないとして、当局から睨まれ、次回作の製作も中止させられてしまいます。すっかり嫌気が差した木下は松竹に辞表を提出し、一路、脳いっ血で倒れた母・たまが療養している浜松市の気賀へ。失意の中、たまに「これからは木下惠介から木下正吉に戻る」と告げる惠介。戦局はいよいよ悪化の一途をたどり、気賀も安心できる地ではなくなりますが…。
加瀬亮演じる、時代に翻弄され、魂を消耗していく主人公。戦局が悪化する中、彼と母親はどのような運命を見つけるのでしょうか…?
まだまだ活躍を続ける加瀬亮!
ドラマ、CM、映画、各分野で多大な人気と信頼を誇る加瀬亮。今後はどのような映画にどんなキャラで出演するのでしょうか?