累計120万部を誇る大ヒットコミックシリーズ『曇天に笑う』
©︎映画『曇天に笑う』製作委員会 ©︎唐々煙/マックガーデン
累計120万部を誇る大ヒットコミックシリーズを実写映画化する『曇天に笑う』。略称は「曇天」「曇笑」などで親しまれている原作が、ついに実写映画化。
本作で時代劇映画は初主演となる福士蒼汰をはじめとして、今が旬のイケメン若手俳優が集合する『曇天に笑う』について、今回あらすじや見どころ、出演キャストなどをまとめてみました!
■気になるあらすじ
『曇天に笑う』(C)映画『曇天に笑う』製作委員会 (C)唐々煙/マックガーデン
300年に一度、曇り空が続く日、世界を滅ぼす破壊の神・オロチ(大蛇)が復活し、人々に災いをもたらすという伝説があったという明治初頭が舞台の本作です。
その災いから、曇天三兄弟の長男・天火、次男・空丸、三男・宙太郎とその仲間が街を守っていました。しかし、曇り空が続き、オロチ復活がささやかれます。
ある日、オロチの力を利用し政府転覆を目論む忍者集団・風魔一族が村を襲い、明治政府と大闘争がおき、それに巻き込まれた空丸が命を狙われ捕らわれの身になってしまいます…。
■原作はアニメや舞台になった人気コミック
福士蒼汰&主人公・天火 -(C)唐々煙/マッグガーデン
原作である「曇天に笑う」は月刊コミックアヴァルスにて2011~13年に連載され、14年にアニメ化、15年に舞台化された人気コミックです。
明治維新後の滋賀県・大津を舞台に、300年に一度復活し、人間に災いをもたらす大蛇(オロチ)を封じ込めるため、曇神社を継ぐ曇家(くもうけ)の長男・曇天火、次男・空丸、三男・宙太郎の“曇天三兄弟”が立ち上がります。
『曇天に笑う』豪華キャスト
■曇天三兄弟の長男・天火役に福士蒼汰!
『曇天に笑う』の三兄弟の長男、主人公の曇天火を演じるのは、いま旬な若手俳優の福士蒼汰。「平成仮面ライダーシリーズ」や「図書館戦争シリーズ」など数々の話題作に次々と出演しています。
彼は2011年の「仮面ライダーフォーゼ」でドラマ初主演デビュー。このデビューのあと、ドラマに映画にと主演作品がどんどん増えている注目の俳優です!
身体能力に定評のある福士さんが体当たりでアクションシーンに挑み、初の時代劇映画主演を務めます。
『曇天に笑う』のあとには、大人気少年漫画を実写化する『BLEACH』(2018年)や有川浩の小説を映画化した『旅猫リポート』(2018年)など、今後の活躍に大注目!

福士蒼汰がオレンジ髪の死神姿に!満を持しての実写映画化『BLEACH』
https://pickup.cinemacafe.net/articles/713久保帯人の原作で知られる漫画「BLEACH」が、実写版となって2018年7月20日より公開予定!主演・黒崎一護役に人気若手俳優の福士蒼汰、キーパーソンである朽木ルキア役に杉咲花が決定し話題となっています。全74巻でシリーズ累計発行部数9,000万部の、圧倒的人気を誇る漫画の実写版『BLEACH』の魅力に迫ります。
■次男・曇空丸役はジャニーズからソロで活躍する中山優馬
次男・曇空丸役に、近年特に俳優活動に力を入れている中山優馬。兄に憧れを抱いているが、いつかその存在を超えたいと悩んでいる難しい役どころを演じます。
主演舞台「それいゆ」だけでなく、初主演映画『ホーンテッド・キャンパス』が2016年に公開され、主演ミュージカル「クロスハート」でも活躍し多彩な才能を見せています。
連続ドラマW「北斗 -ある殺人者の回心-」完成披露試写会
2017年に放送されたOWOWの連続ドラマW「北斗 -ある殺人者の回心-」では、主演である殺人犯の青年を熱演。20日間で12kg減量したという過酷な役作りに挑戦し話題になりました。
瀧本智行監督は中山優馬の起用について彼の目力に惚れた!とコメントし、「とにかく中途半端な作品にしたくなかったので過酷な要求をすることになる。その覚悟! 『こいつしかいない』と思った」と説明していました。
『曇天に笑う<外伝> ~決別、犲の誓い~』(C)唐々煙/マッグガーデン・曇天に笑う外伝製作委員会
中山優馬は本広克行監督について「すごく優しく演出して貰っています。台本に捉われず現場でのアイデアで作っていらっしゃるなという印象です。伸び伸びとやらさせて貰っています」と真摯にコメントしました。
また「みんな仲良く、いい距離感で進んでいるので、すごく雰囲気は良い」と撮影現場の様子を語っています。アイドル事務所に所属で、並々ならぬ役者魂を持つ中山優馬の演技に注目しましょう!
■三男・曇宙太郎役を『ぼくが命をいただいた3日間』の若山耀人
甘えん坊で長男・天火のことが大好きな三男・曇宙太郎役に「軍師官兵衛」や映画『魔女の宅急便』に出演している若山耀人(きらと)。
彼は2003年生まれの14歳で、第7回沖縄国際映画祭に出品された『ぼくが命をいただいた3日間』で初主演を務めた今後の活躍が期待できる成長株です。
2014年の「軍師官兵衛」では、主演岡田准一(V6)が演じる官兵衛役の幼少期・万吉を演じ話題になりました。
『曇天に笑う』で演じる曇宙太郎は、原作では足が速く、語尾に「っス」を付ける事が多いとされています。実写映画ではどのような三男となっているのか楽しみですね。