『劇場版 はいからさんが通る 後編 ～東京大浪漫～』声優陣の紹介

漫画家・大和和紀による大正ロマン漫画の金字塔「はいからさんが通る」が、二部構成で劇場アニメーションとして公開されることが発表されました。前編を2017年11月、後編を2018年に公開が決定！後編では「ヤング・ブラックジャック」の監督を務めた加瀬充子さんが担当することが明かされました。

すでに決定しているメインキャストの早見沙織さんと宮野真守さんに続き、この度、櫻井孝宏さん、中井和哉さん、梶裕貴さん、瀬戸麻沙美さんの追加出演が発表されました。

主人公の紅緒役の声を担当する早見沙織さん。キャラクターソングでその歌唱力を披露してきた早見さんは、本作前編の主題歌「夢の果てまで」も担当し、その美声を届けてくれます。

本楽曲の作詞・作曲を担当したのは竹内まりやさん。「時代を超えて愛されてきた名作の映画主題歌を提供する光栄に恵まれたことに感謝いたします。主人公の紅緒そのものになった気持ちで書き上げたこの歌は、早見沙織さんの透明でまっすぐな声にぴたりとはまりました。現代を生きる女性たちへの心のエールになれば幸いです」とコメントを寄せています。

宮野さん演じる伊集院忍は紅緒の許嫁であり、朗らかで優しく笑い上戸な一面を持つハーフでイケメン。華族・伊集院家の一人息子であり陸軍歩兵少尉という役柄です。

紅緒が入社した出版社「冗談社」の社長で「冗談倶楽部」の編集長・青江冬星役を演じるのは『おそ松さん』や『BLAME！』など様々なアニメ作品に出演する実力派声優の櫻井さん。冬星は、豊かな長髪も目をひく美男でありながら、 女性が苦手で触れられるとじんま疹が出てしまうという役どころです。

伊集院の部下で、共にシベリアに出兵した軍曹・鬼島森吾役を、『ワンピース』ゾロ役でお馴染みの中井さん。鬼島は満州に残って馬賊となり、左頬に十字の傷がある隻眼のワイルドな容貌で、ぶっきらぼうながらも優しさを持つというキャラクターです。

紅緒より1歳年下の幼なじみで、歌舞伎の女形役者の美少年・藤枝蘭丸役には、『進撃の巨人』や『GANTZ:O』などに出演した梶裕貴さん。女性的で穏やかな性格ゆえ、子どもの頃から紅緒に翻弄されてしまう役柄です。

紅緒と同じ女学校に通っている親友・北小路環役には、『ちはやふる』綾瀬千早役を演じた瀬戸亜沙美さん。美しさと聡明さを併せ持ち、女性として誰よりも自立心が強く、紅緒のよき相談相手を演じます。

大正時代が舞台で「はいからさん」と呼ばれている女学校に通う17歳の花村紅緒は、いつも明るくケンカっ早いところがありながら親友の環とともに楽しい学園生活を送っていました。そんな紅緒が出会ったのは、笑い上戸なイケメンの伊集院忍少尉。実は彼が、祖父母の時代から決められていた許婚だったのです。後編のあらすじはまだ未発表ですが、旧TVアニメシリーズでは未完となっていた紅緒と少尉の恋の結末までを初めて完全アニメ化！公開が待ち遠しいですね。