【8月2日】サム・ワーシントン
サム・ワーシントン -(C) Getty Images
『アバター』『ターミネーター4』と、超話題作2作にて立て続けに主役級を演じ、一挙に注目されたサム・ワーシントンは、イギリス生まれオーストラリア育ち。かつて6代目ジェームズ・ボンド役の選考時、ヘンリー・カヴィルやダニエル・クレイグらと共に最終候補に残っていたことでも知られています。
【8月4日】ビリー・ボブ・ソーントン
『アルマゲドン』のNASA総指揮官役、『バーバー』の理髪店主役など、様々な役柄で深みのある演技を披露しているビリー・ボブ・ソーントン。長い下積み時代に書き上げた脚本を、監督・主演も兼ねて世に放った傑作ドラマ『スリング・ブレイド』にて、本格デビューと同時にアカデミー脚色賞を受賞したという経歴の持ち主です。近年は、『弁護士ビリー・マクブライド』主演などTV界にも進出しています。
【8月7日】シャーリーズ・セロン
シャーリーズ・セロン-(C)Getty Images
ハリウッドきっての美貌と演技力を兼ね備え、今や風格すら感じられるシャーリーズ・セロン。南アフリカに生まれ、不幸な幼少時代と不遇な下積み時代を経て、『2 days トゥー・デイズ』の助演でチャンスを掴みます。その容貌から、ブロンド美女という役柄のオファーばかりが続きますが徐々に演技派として開眼。体重を14キロも増量し実在の連続殺人鬼に扮した『モンスター』にて、念願のアカデミー主演女優賞を獲得しました。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』でのスキンヘッドも、実は彼女からの提案だったといいます。
【8月8日】ダスティン・ホフマン
ダスティン・ホフマン-(C) Getty Images
映画史に残るラブ・ストーリーの傑作『卒業』での大学生役でブレイクしたダスティン・ホフマンは、当時既に30歳でした。『わらの犬』『大統領の陰謀』そして『クレイマー、クレイマー』など、1970~80年代に彼が主演した骨太なドラマの数々は、いずれも名作として今も燦然と輝いています。近年は助演が目立ちますが、いつまでも元気な姿を見せてほしいものです。
【8月11日】クリス・ヘムズワース
クリス・ヘムズワース - (C) Getty Images
兄のルーク、弟のリアムと共に、俳優兄弟の次男であるクリス・ヘムズワースは、人気の面では3人の中でも頭一つ抜け出ている感があります。『ピープル』誌選定の「最もセクシーな男性」にも選ばれるほどの容貌も功を奏し、マーベル原作のSFアクション・シリーズ『マイティ・ソー』の主役を射止め、以降は同シリーズを中心にタフなキャラクターを次々と演じています。
【8月12日】ケイシー・アフレック
『マンチェスター・バイ・ザ・シー』 (C)2016 K Films Manchester LLC. All Rights Reserved.
ケイシー・アフレックは、監督兼俳優で大活躍中のベン・アフレックより3つ下の実弟です。幼い頃から子役として活動していた兄を追うように12歳から活動を始め、『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』『200本のたばこ』など、兄の出演作を中心に助演キャリアを重ね、『ジェシー・ジェームズの暗殺』にてアカデミー助演男優賞にノミネート。そして遂に『マンチェスター・バイ・ザ・シー』にてアカデミー主演男優賞を獲得しました。兄と比較すると派手さはありませんが、味のある演技派として今後も期待されています。
【8月14日】ハル・ベリー/ミラ・クニス
Getty Images ハル・ベリー -(C) Getty Images
『X-メン』シリーズのミュータント:ストーム役で知られるハル・ベリーは、かつてミス・USAやミス・ワールドに入賞した実績を持っています。脇役の積み重ねでキャリアを積み、秀作ドラマ『チョコレート』では人種差別という深刻なテーマを持つ内容に対して体当たりの名演を見せ、見事アカデミー主演女優賞を受賞しています。

ハル・ベリーの現在!スタイル抜群元ミスUSAのボンドガールは苦労のオスカー女優!
https://pickup.cinemacafe.net/articles/2126/実力派性格女優ハル・ベリーはデビュー8年目でテレビ映画「アカデミー 栄光と悲劇」でエミー賞、11年目で007のボンドガールに抜擢されるまでは、仕事面でもプライベートな面でもキツい不遇に見舞われつつ強いプライドで打ち勝ってきました。私生活では恵まれないままでも女優としては2007年から快進撃を繰り広げる彼女の魅力に迫る!
ミラ・クニス -(C) Getty Images
人気TVシリーズ『ザット'70sショー』にて全米で大ブレイクしたミラ・クニスは、子役時代に出演したテレビ映画『ジーア/悲劇のスーパーモデル』にてアンジェリーナ・ジョリー扮する主人公の子供時代を演じたことがあります。近年は『ブラック・スワン』『テッド』など、話題作への出演が続いています。
【8月15日】ジェニファー・ローレンス/ベン・アフレック
『世界にひとつのプレイブック』ジェニファー・ローレンス -(C)KaoriSuzuki
『X-MEN』シリーズや『ハンガー・ゲーム』シリーズなど、いまや飛ぶ鳥を落とす勢いのジェニファー・ローレンスですが、彼女がブレイクした理由は『世界にひとつのプレイブック』でも見せた天性とも言える演技力。キャリア上わずか3作目の『ウィンターズ・ボーン』で見せた気丈な長女役は、アカデミー賞をはじめあらゆる賞レースを総なめにしました。すっかり美しく成長した今、じっくりと名演を堪能できるような作品も待たれるところです。
ベン・アフレック-(C)Getty Images
前述のケイシー・アフレックの兄であるベン・アフレックの盟友と言えば、ご存じマット・デイモン。共同で脚本を担当し、自ら出演も兼ねた『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』以来はお互いにビッグ・スターとして躍進したせいか目立ったコラボレーションはありませんが、いずれまた名コンビにて名作を発信してほしいものです。