【11月4日】マシュー・マコノヒー
マシュー・マコノヒー -(C) Getty Images
1996年の傑作法廷サスペンス『評決のとき』の主役に大抜擢されたマシュー・マコノヒーは、元々大学で心理学と哲学を専攻し、法曹界を目指していた知性派です。その後『コンタクト』『アミスタッド』などの超大作でキャリアを積み、2013年の実話ドラマ『ダラス・バイヤーズクラブ』でのエイズに罹患した主人公で見事アカデミー主演男優賞を受賞しています。
【11月5日】サム・ロックウェル
『バッド・バディ!私と彼の暗殺デート』 (C)2016 Right Productions, LLC
1989年の端役デビュー以来、『グリーンマイル』『ギャラクシー・クエスト』など、ジャンルを問わず実にクセのあるキャラクターをひたすら演じてきたサム・ロックウェルは、2002年にジョージ・クルーニーの監督デビュー作『コンフェッション』で念願の主役を演じ、脇役キャリアで培われたその演技力は高く評価されました。『月に囚われた男』で見せた孤独な男の一人芝居など、今や大注目の演技派のひとりです。
【11月6日】エマ・ストーン/イーサン・ホーク
エマ・ストーン-(C)Getty Images
見事アカデミー主演女優賞を受賞した、ミュージカル史上に残る名作『ラ・ラ・ランド』のヒロイン役が記憶に新しいエマ・ストーン。かつて『ゾンビランド』『小悪魔はなぜモテる?!』『アメイジング・スパイダーマン』シリーズなど順調にキャリアを伸ばした彼女の突破口となったのは、2014年『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』での主人公の娘役でした。かつての可愛らしい学生のイメージから、今や既に大物女優の風格を身に付けつつあります。
イーサン・ホーク-(C)Getty Images
かつて子役として人気を博したイーサン・ホーク。その存在感を示し始めたのは20代後半からで、1995年の青春ドラマ『恋人までの距離(ディスタンス)』やカルトSF『ガタカ』などで注目された後、犯罪ドラマ『トレーニング デイ』にて汚れ役も演じ切れる芸達者振りを披露。その後も『ビフォア・ミッドナイト』『6才のボクが、大人になるまで。』などのリチャード・リンクレイター監督作品から『パージ』『ドローン・オブ・ウォー』など、幅広いジャンルで活躍を続けています。
【11月11日】レオナルド・ディカプリオ
レオナルド・ディカプリオ-(C) Getty Images
10代で既に『ボーイズ・ライフ』『ギルバート・グレイプ』などの凛々しくも陰のある少年役でブレイクしていたレオナルド・ディカプリオは、1997年の『タイタニック』にて主役のジャック・ドーソンを演じ、全世界の女性を虜にする程の人気者となりました。その後は『タイタニック』で得たアイドル的な人気から脱却すべく、『アビエイター』『ディパーテッド』『ウルフ・オブ・ウォールストリート』などのマーティン・スコセッシ監督による大作ドラマにて体当たりの演技を披露し、『レヴェナント: 蘇えりし者』にて待望のアカデミー主演男優賞を獲得しました。
【11月12日】ライアン・ゴズリング/アン・ハサウェイ
ライアン・ゴズリング-(C)Getty Images
犯罪アクションの傑作『ドライヴ』、大ヒットミュージカル『ラ・ラ・ランド』などの話題作に次々と出演し、間違いなくこれからのハリウッドを担う才能を持つ男、ライアン・ゴズリング。彼は意外なことに、1993年からディズニー・チャンネルで放送された『ミッキーマウス・クラブ』の子役でデビューした経歴の持ち主。ちなみに、未だにディズニー・ランドの大ファンだそうです。
アン・ハサウェイ-(C) Getty Images
高校時代には合唱団に所属していたアン・ハサウェイが『レ・ミゼラブル』で魅せた絢爛たるミュージカル・シーンは、一切の吹き替え無し、全て自ら歌ったそうです。10代で『プリティ・プリンセス』の王女役としてブレイクした彼女も、『ダークナイト ライジング』での女怪盗役や前述の『レ・ミゼラブル』など、今や大作にひっぱりだこの演技派女優になりました。
【11月13日】ジェラルド・バトラー
ジェラルド・バトラー-(C) Getty Images
『300<スリー・ハンドレッド>』での屈強なスパルタ軍リーダー、レオニダス役で一気にブレイクしたジェラルド・バトラーですが、1997年の端役デビューから、2004年の『オペラ座の怪人』で主役を射止めるに至るまで、ひたすら脇役で苦労を重ねた経歴の持ち主です。最近は製作も兼ねた『エンド・オブ・ホワイトハウス』など、現代ハリウッドを代表するアクション・スターとして活躍中です。
【11月14日】オルガ・キュリレンコ
オルガ・キュリレンコは、ウクライナ生まれ。かつて原発事故を起こしたチェルノブイリからほど近い場所に生まれ育った彼女は、10代半ばでフランスへ渡り、トップモデル兼女優として活躍していましたが、2008年に『007 慰めの報酬』のボンド・ガールに抜擢されて本格的な女優キャリアをスタートさせます。2011年の『故郷よ』では、チェルノブイリ原発事故の爪痕を描いた秀作の主演を務め、その後もSF大作『オブリビオン』など、順調にキャリアを重ねています。
【11月15日】シェイリーン・ウッドリー
シャイリーン・ウッドリー/(C) Getty Images
わずか8歳でTVドラマデビューしたシェイリーン・ウッドリーは、2008年開始のTVシリーズ『アメリカン・ティーンエイジャー 〜エイミーの秘密〜』の主演で一気に注目を集め、その後は『ファミリー・ツリー』『ダイバージェント』シリーズなど、主にティーン役にて活躍しています。私生活は天然的なエピソードが多いことでも知られる、次世代個性派女優のひとりです。
まとめ
レオナルド・ディカプリオ-(C)Getty Images