【12月17日】ミラ・ジョヴォヴィッチ
ミラ・ジョヴォヴィッチ-(C) Getty Images
『バイオハザード』シリーズの屈強なヒロイン、アリス役でお馴染みのミラ・ジョヴォヴィッチ。旧ソ連時代のウクライナ生まれの彼女は、アメリカはLAに移住後、長かった冷戦の影響もあり、随分と酷いいじめにも遭ったそうです。負けじとトップモデルとして地位を確立させた後、1999年の『ジャンヌ・ダルク』でヒロイン役を射止めたのがきっかけでブレイク。『バイオハザード』シリーズ監督のポール・W・S・アンダーソンとの夫婦二人三脚で、活躍を続けています。
【12月18日】ブラッド・ピット/ケイティ・ホームズ
ブラッド・ピット-(C)Getty Images
泣く子も黙るハリウッドのトップ・スター、ブラッド・ピットの登場です。世紀のカップルと呼ばれた、アンジェリーナ・ジョリーとの10年余りの結婚生活にも終止符が打たれたのは記憶に新しいところですが、1992年の伝記映画『リバー・ランズ・スルー・イット』に始まり、『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』『セブン』と着実にキャリアを積み上げ、ロマンスの名作『ベンジャミン・バトン』から戦争アクション『イングロリアス・バスターズ』まで、どんな役柄でもこなせる名優へと進化を続けています。
ケイティ・ホームズ-(C) Getty Images
かつて青春TVシリーズ『ドーソンズ・クリーク』にてアイドル的な人気を博し、『バットマン ビギンズ』のヒロイン役などで活躍していたケイティ・ホームズ。2006年にトム・クルーズと結婚し、一児をもうけた後2012年に離婚してからは、しばらくの間目立つ活動はありませんでしたが、『黄金のアデーレ 名画の帰還』など少しずつですが子育てと女優業の両立を始めています。
【12月19日】ジェイク・ギレンホール
ジェイク・ギレンホール - (C) Getty Images
繊細な青年役から、筋骨隆々のタフな主人公まで、ジェイク・ギレンホールはその役柄に完全に成り切る“カメレオン俳優”のひとりです。『遠い空の向こうに』『ドニー・ダーコ』での青年役から、『ブロークバック・マウンテン』のカウボーイ、『エンド・オブ・ウォッチ』の汚職警官、『ナイトクローラー』のパパラッチ役など、いずれも役作りに余念がない彼の好演を堪能出来ます。
【12月21日】サミュエル・L・ジャクソン/キーファー・サザーランド
サミュエル・L・ジャクソン -(C) Getty Images
多作で知られるサミュエル・L・ジャクソンは、実に42歳の時『ジャングル・フィーバー』にてようやくその確かな演技力を認められた超遅咲き俳優です。数えきれない程の脇役を10年近く演じ続けたこの名優は、1994年のタランティーノ監督作品『パルプ・フィクション』にて主役級のチンピラ役を演じて名実ともに大ブレイク。その後の目覚ましい活躍ぶりとその出演本数は、ご存じのとおりです。かつての下積み時代を思うと、オファーを蹴ることなどあり得ないのかもしれませんね。
キーファー・サザーランド-(C) Getty Images
言わずと知れた超人気TVシリーズ『24 -TWENTY FOUR-』の主人公ジャック・バウアー役で有名なキーファー・サザーランドですが、2001年に本作で再ブレイクするまでは、恵まれない時代を長く過ごしました。名優ドナルド・サザーランドを父に持ち、20代前半で『スタンド・バイ・ミー』の悪役や『ヤングガン』主演にてアイドル的な脚光を浴びましたがその後低迷。『24 -TWENTY FOUR-』にて驚異の復活を遂げました。
【12月22日】レイフ・ファインズ
レイフ・ファインズ-(C) Getty Images
『ハリー・ポッター』シリーズでの最凶の魔法使い、ヴォルデモート役で知られるレイフ・ファインズ。本来は舞台俳優で、ブロードウェイでトニー賞を受賞したこともある本格派です。『シンドラーのリスト』『イングリッシュ・ペイシェント』で演技派として名声を得た後、『ハリー・ポッター』シリーズにて前述の当たり役を得ましたが、シリーズ終了後は『007 スカイフォール』にてシリーズの永遠のレギュラーメンバーである“M”役を獲得。第2の役者人生はこれからのようです。
【12月26日】ジャレッド・レト
ジャレッド・レト-(C)Getty Images
前述のジェイク・ギレンンホールの更に上を行くほど、ジャレッド・レトのカメレオン・アクター振りには特筆すべきものがあります。『レクイエム・フォー・ドリーム』の痩せこけた麻薬中毒者、『チャプター27』での肥満体のジョン・レノン殺人犯、『ダラス・バイヤーズクラブ』での性転換を受けたHIV患者、『スーサイド・スクワッド』での悪党ジョーカーなど、“今度のジャレッド・レトはどんな姿?”と毎回楽しみにさせる稀有な性格俳優です。
【12月28日】デンゼル・ワシントン
デンゼル・ワシントン-(C)Getty Images
アクション大作から叙情ドラマまで、実に幅広いジャンルで主役を務めるハリウッドの重鎮、デンゼル・ワシントン。1987年の『遠い夜明け』アカデミー助演男優賞にノミネートされ注目を浴びた彼は、『グローリー』にて同賞を受賞。その後『マルコムX』『ザ・ハリケーン』にていずれも主演男優賞にノミネートされるも受賞を逃し、『トレーニング デイ』にて遂に、シドニー・ポワチエ以来史上2人目となる黒人としての主演男優賞を獲得。壇上のスピーチが感動を呼びました。
【12月29日】ジュード・ロウ
ジュード・ロウ(C)Getty Images
本格的英国俳優の風格を身に着けつつある、ジュード・ロウ。謎解きミステリーと現代風アクションの融合を試みた新解釈の『シャーロック・ホームズ』シリーズで、ややアメリカ人的な側面のあるホームズの相棒であるワトソン役は、まさにはまり役と言えるでしょう。ちなみに生粋のロンドンっ子であるジュード・ロウの名前は、ビートルズの『ヘイ・ジュード』から引用されたのだとか。
まとめ
ブラッド・ピット-(C)Getty Images