【1月3日】メル・ギブソン
メル・ギブソン - (C) Getty Images
オーストラリア出身、1979年の低予算アクション『マッドマックス』とその続編2作の世界的スマッシュ・ヒットで一躍世に出たメル・ギブソンは、1987年の痛快刑事アクション『リーサル・ウェポン』シリーズで、ハリウッドきってのアクション・スターとしての地位を確立しました。『顔のない天使』で初監督を務めた後、『ブレイブハート』にて早くもアカデミー監督賞を受賞。その後は俳優と監督ふたつの顔をこなし、『パッション』『アポカリプト』等その作品のテーマ性で物議を醸したうえに私生活でのスキャンダルが災いし、低迷しつつありましたが『ハクソー・リッジ』で名監督として見事に復活。この後の再度の快進撃が楽しみです。
【1月5日】ブラッドリー・クーパー
ブラッドリー・クーパー -(C) Getty Images
『セックス・アンド・ザ・シティ』でTVドラマデビューしたブラッドリー・クーパーは、『ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』でブレイクするまではTVシリーズでの活躍が中心でした。近年は『世界にひとつのプレイブック』『アメリカン・ハッスル』『アメリカン・スナイパー』など、シリアスな役柄を確実に演じる二枚目俳優として活躍しています。
【1月6日】エディ・レッドメイン
エディ・レッドメイン-(C) Getty Images
父親が銀行の頭取というエリート一家に生まれたエディ・レッドメインは、恵まれた家庭環境を生かして名門大学を卒業後、舞台の道へと進みます。頭角を現した彼は映画界にも進出、存在感のある脇役を数作務めた後、2012年の『レ・ミゼラブル』で舞台俳優のキャリアを生かした歌唱力と演技力を認められ、続く『博士と彼女のセオリー』では早くもアカデミー主演男優賞を獲得しました。
【1月7日】ニコラス・ケイジ/ジェレミー・レナー
ニコラス・ケイジ -(C) Getty Images
かつては『赤ちゃん泥棒』『ワイルド・アット・ハート』『リービング・ラスベガス』など、どこか屈折した役どころを見事に表現する演技力に定評があったニコラス・ケイジ。アクション・スターとしての現在を築いたきっかけが、1996年のアクション巨編『ザ・ロック』。以降、『コン・エアー』『フェイス/オフ』と畳み掛け、娯楽大作の主役級のスタンスを固めました。
それまでは様々な脇役を演じていたジェレミー・レナーの知名度が一気に上がったのが、2009年の戦争ドラマ『ハート・ロッカー』で演じた命知らずの危険物処理班所属の軍曹役。タフなイメージが定着した以降は、『ザ・タウン』『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』『ボーン・レガシー』『アベンジャーズ』シリーズなど、ヒロイックな役柄をメインに活躍しています。
【1月9日】ニーナ・ドブレフ/J・K・シモンズ
ニーナ・ドブレフ-(C)Getty Images
ブルガリア生まれ、カナダ育ちの新星ニーナ・ドブレフ。2009年からTV放送された青春ホラー・シリーズ『ヴァンパイア・ダイアリーズ』の主役で大ブレイクし、2015年にシリーズ終了するまで6年間人気を保持したまま務め上げました。その後は『トリプルX:再起動』など、映画界でも活躍を開始しています。
J・K・シモンズ-(C)Getty Images
J・K・シモンズは、2002年からスタートしたサム・ライミ監督×トビー・マグワイア版『スパイダーマン』シリーズにおいて、何かにつけて怒鳴り散らす頑固な編集長役のイメージが強い名脇役でした。彼の転機は2014年、名ドラマーを目指す若者のドラマ『セッション』にて演じた鬼教師役でした。数々の賞に輝いた彼のキャリアは一気に急上昇し、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』『ラ・ラ・ランド』等、話題作への出演が目立ってきています。
【1月13日】リアム・ヘムズワース/オーランド・ブルーム/パトリック・デンプシー
リアム・ヘムズワース - (C) Getty Images
長男ルーク・ヘムズワース、次男クリス・ヘムズワースともに俳優として大活躍中のヘムズワース兄弟末っ子三男が、リアム・ヘムズワースです。兄弟全員がオーストラリアで生まれ育ち、一足先にデビューしていた兄たちに憧れて俳優を目指したリアム。SFバトル・アクション作『ハンガー・ゲーム』シリーズのレギュラーキャラクターを獲得し、シリーズ4作全てで重要な役どころをこなしました。今後のさらなる活躍に注目です。
オーランド・ブルーム-(C)Getty Images
小さい頃に観て本気で憧れた『スーパーマン』は、実は俳優のクリストファー・リーヴが演じていることを知り、俳優を志したという微笑ましいエピソードを持つ、オーランド・ブルーム。その後自らも、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのレゴラス役、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのウィル・ターナー役など、ヒロイックな役どころを嬉々として演じています。
パトリック・デンプシー-(C)Getty Images
パトリック・デンプシーほど、若い頃と現在でイメージが180度違う俳優も珍しいと思います。1980年代後半、『ウー・ウー・キッド』『キャント・バイ・ミー・ラブ』など、頼りないことこの上ない冴えない青年役ばかりを演じていた彼が、2005年から放映開始されたTVシリーズ『グレイズ・アナトミー』にてダンディかつ優秀な脳外科医役として再ブレイク。その後は『バレンタインデー』『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』など、すっかり二枚目俳優として定着しました。
まとめ
リアム・ヘムズワース -(C) Getty Images
1月前半のハリウッドスター誕生日特集、最後までご覧いただきありがとうございました。
二枚目俳優が3人並んだ1月13日、縁起が良さそうですね!
ではまたお会いしましょう!Happy Birthday!