2017年『ムーンライト』アシュトン・サンダース&ジャハール・ジェローム
『ムーンライト』 (C)2016 A24 Distribution, LLC
2017年の受賞者は『ムーンライト』のアシュトン・サンダース&ジャハール・ジェロームです。
その他のノミネート作は『ダークナイト ライジング』『ラ・ラ・ランド』『美女と野獣』『Empire 成功の代償』『ウェディング・フィーバー ゲスな男女のハワイ旅行』でした。
『ムーンライト』 (C)2016 A24 Distribution, LLC
少年時代、高校時代、成人後の三部構成となっている本作。少年時代からの親友同士、夜の浜辺で織り成すそのシーンは、純粋な恋心だけが痛いほど伝わってくる名シーンとなっています。
監督はバリー・ジェンキンズ。出演は他にトレヴァンテ・ローズ、アンドレ・ホランド、ナオミ・ハリス、マハーシャラ・アリ。
2016年『ピッチ・パーフェクト2』レベル・ウィルソン&アダム・ディヴァイン
『ピッチ・パーフェクト2』(C)Universal Pictures
2016年の受賞者は『ピッチ・パーフェクト2』のレベル・ウィルソン&アダム・ディヴァインです。
その他のノミネート作は『デッドプール』『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』『お!バカんす家族』『フォーカス』『エイミー、エイミー、エイミー!』でした。
『ピッチ・パーフェクト2』(C)Universal Pictures
前作で、アカペラ全米大会の栄冠を勝ち取ったアカペラチーム「バーデン・ベラーズ」が、今度は世界大会優勝を目指す痛快スポ根ストーリー。中心人物であるファット・エイミーと、全米大会で仲間たちを裏切った卑怯者バンパーが恋仲になる展開自体がびっくりでした!
監督はエリザベス・バンクス。出演は他にアナ・ケンドリック、ヘイリー・スタインフェルド。
2015年『きっと、星のせいじゃない。』アンセル・エルゴート&シャイリーン・ウッドリー
『きっと、星のせいじゃない。』 (C)2014 TWENTIETH CENTURY FOX
2015年の受賞者は『きっと、星のせいじゃない。』のシェイリーン・ウッドリー&アンセル・エルゴートです。
その他のノミネート作は『アメイジング・スパイダーマン2』『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』『ネイバーズ』『ザ・インタビュー』でした。
『きっと、星のせいじゃない。』 (C)2014 TWENTIETH CENTURY FOX
『ダイバージェント』シリーズで共演済み、かつ双方が若者たちから圧倒的支持を得ているシェイリーン・ウッドリーとアンセル・エルゴート。交際説も幾度となく流れたほど、ふたりの息の合った演技は真に迫っています。本作は最優秀作品賞、最優秀女優賞も獲得しました。
監督はジョシュ・ブーン。出演は他にローラ・ダーン、ナット・ウルフ、ウィレム・デフォー。
2014年『なんちゃって家族』エマ・ロバーツ&ジェニファー・アニストン&ウィル・ポールター
『なんちゃって家族』- (c) 2013 Warner Bros. Entertainment Inc.
2014年の受賞作は『なんちゃって家族』のエマ・ロバーツ&ジェニファー・アニストン&ウィル・ポールターです。
その他のノミネート作は『アメリカン・ハッスル』『ドン・ジョン』『スプリング・ブレイカーズ』『The Spectacular Now』でした。
エマ・ロバーツ(左)&ウィル・ポーター(中央)&ジェニファー・アニストン(右)/『なんちゃって家族』- (c) 2013 Warner Bros. Entertainment Inc.
麻薬組織に密輸を強要されたダメ男が、ストリッパーを妻に、ホームレス女性を娘に、そしてキスさえ未経験な童貞少年を息子にしつらえて「なんちゃって家族」として麻薬を運ぶ旅に出るというストーリー。映画序盤から「観客が密かに期待していたシーン」を期待通りにあられもなく観せてくれています。しかも無駄に長丁場で、笑いが止まりません!
監督はローソン・マーシャル・サーバー。出演は他にジェイソン・サダイキス。
2013年『世界にひとつのプレイブック』ジェニファー・ローレンス & ブラッドリー・クーパー
© 2012 SLPTWC Films, LLC. All Rights Reserved.
2013年の受賞者は『世界にひとつのプレイブック』のジェニファー・ローレンス&ブラッドレイ・クーパーです。
その他のノミネート作は『ウォールフラワー』『ムーンライズ・キングダム』『ジャンゴ 繋がれざる者』『テッド』でした。
『世界にひとつのプレイブック』 -(C) 2012 SLPTWC Films, LLC. All Rights Reserved.
最愛の人を失った同士である男女が出会い、内なる気持ちに蓋をしたまま、お互いの領域に踏み込めないまま傷つけあってしまい、遂に自分の正直な気持ちを解放する名シーン。それまでの紆余曲折が切な過ぎた分、感動もひとしおとなっています。
監督はデヴィッド・O・ラッセル。出演は他にロバート・デ・ニーロ、ジャッキー・ウィーヴァー、クリス・タッカー。
まとめ
『ムーンライト』(C)2016 A24 Distribution, LLC
いかがでしたでしょうか。
愛、恋、義理を問わず、優れたキスシーンには観客を惹きつける魅力と、物語のカタルシスを感じさせる力があります。いずれも重要な意味を持つキスシーン揃い。チェックしてみてくださいね!