『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』なんとボブが本「猫」役で出演!
『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』 -(C) 2016 STREET CAT FILM DISTRIBUTION LIMITED ALL RIGHTS RESERVED.
2012年にイギリスで出版されるや否や、瞬く間にベストセラーとなったジェームズ・ボーエンの自伝的ノンフィクション「ボブという名のストリート・キャット」を映画化。特筆すべきは、原作に登場する猫「ボブ」がそのまま映画にも出演している点です!
監督は『シックス・デイ』『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』のロジャー・スポティスウッド。彼はかつて『ターナー&フーチ/すてきな相棒』という犬と刑事の痛快バディ・ムービーを撮った経歴もあり、面目躍如な演出を披露しています。
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ドラッグ中毒でホームレス。落ちぶれたストリート・ミュージシャンとしてどん底の生活を送る青年ジェームズが、ある日街角で怪我をしていた野良猫のボブを助けてあげたことから彼を相棒に生活を再スタートさせ、次第に人生を取り戻していく感動のドラマです。
本作にカメオ出演も果たしているジェームズ・ボーエン本人も絶賛したという熱演を披露したのは、ルーク・トレッダウェイ。2007年のロック・ドラマ『ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド』にて、実の双子の弟であるハリー・トレッダウェイと共に結合性双生児という難役を演じ切ってブレイクし、その後は『アタック・ザ・ブロック』『タイタンの戦い』などの話題作にも出演しています。
『猫が教えてくれたこと』“猫の目線”でイスタンブールの街を旅しよう
『猫が教えてくれたこと』 (C)2016 Nine Cats LLC
2017年11月より全国順次公開が決定した『猫が教えてくれたこと』は、トルコ/アメリカ合作の傑作ドキュメンタリーです。アメリカでは当初たった1館での劇場公開でしたが、その素晴らしさが口コミで広まり、瞬く間に130館に公開拡大し大ヒットを記録しています。
『猫が教えてくれたこと』 (C)2016 Nine Cats LLC
舞台は、トルコの古都であり風光明媚な“猫の街”、イスタンブール。この街を根城に、人間たちに愛されながら自由気ままに暮らしている、生まれも育ちも全く違う7匹の猫たちの日常をカメラは追います。終始地上10cm、地面すれすれの位置、“猫の目線”で撮るカメラは、イスタンブールの美しい街並みと共に、決してガイドブックには載っていない場所へと観客を誘い、癒しと生気を与えてくれます。
『僕のワンダフル・ライフ』50年で3回生まれ変わった犬の目的とは?
『僕のワンダフル・ライフ』 (C) 2017 Storyteller Distribution Co., LLC and Walden Media, LLC
9月29日公開予定の『僕のワンダフル・ライフ』は、『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』『HACHI 約束の犬』に次ぐ名匠ラッセ・ハルストレム監督の「犬と人間の時を超えた物語」を描いた秀作です。
かつて8歳のイーサン少年に命を助けられて以来、常に行動を共にしてきた無二の親友でありゴールデン・レトリバーのベイリーは、その死後も別の犬としてことごとく蘇ります。実に50年に3回も生まれ変わった末にイーサンとの再会を果たし、自分に与えられた真の目的を知るラストまで、感涙必至の展開となっています。
出演はデニス・クエイド、ペギー・リプトン、K・J・アパ、ブリット・ロバートソン。
『ネコを探して』猫だからこそ、出来ること。世界各国の猫と人間の関係を追う
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フランスの女性ドキュメンタリー作家であるミリアム・トネロットが、世界各国でそれぞれの方法で人間と関わる『ネコを探して』自ら旅をしてドキュメントした本作。
日本の赤字路線を回復させたことで有名な駅長ネコの「たま」、イギリスで蒸気機関車をネズミから守る「エリカ」、カメラ猫の「ミスター・リー」、ホテルで一緒にお泊り猫の「ジンジャー」、そして認知症患者に最期を静かに知らせる送り猫の「オスカー」など、猫ならではの関わり方で人間を支えるそれぞれの姿を、丁寧に伝えています。
『メン・イン・キャット』猫と人格が入れ替わってしまったワンマン社長!
『メン・イン・キャット』 (C)2016 - EUROPACORP - All rights reserved
『メン・イン・キャット』は、ケヴィン・スペイシー扮する仕事一筋、頑固で傲慢なワンマン社長がある日、娘へのプレゼント用に仕方なく買った大嫌いな猫と人格が入れ替わってしまったがために巻き起こる大騒動と、次第に変化していく家族との交流を、コミカルに描くコメディの傑作です。
監督は『メン・イン・ブラック 』シリーズのバリー・ソネンフェルド。出演はスペイシーの他、ジェニファー・ガーナー、クリストファー・ウォーケンらが脇を固めています。
『名犬ラッシー』親友の少年目指してひた走る!不朽の名作を再映画化
1954年から20年もの間、お茶の間に愛され続けた不朽のTVドラマ『名犬ラッシー』を、満を持して再映画化した愛犬ドラマのスタンダードです。
イギリスの炭鉱町を舞台に、家族よりも強い絆で結ばれた少年とコリー犬の“ラッシー”。生活費の為に売られてしまったラッシーが、何度連れ戻されてもひたすら少年の元へ戻ろうとするけなげな姿を、道中巻き起こる様々なドラマも交えて描かれています。
監督は「フェアリーテイル」などファンタジー作品に定評のあるチャールズ・スターリッジ。出演は ジョナサン・メイソン、名優ピーター・オトゥール、サマンサ・モートン。
『HACHI 約束の犬』あのハチ公物語をアメリカで映画化!
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飼い主の帰りを東京・渋谷駅の前で約10年間、ひたすら待ち続けた戦前の伝説の秋田犬「忠犬ハチ公」の物語をベースに、『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』そして9月29日公開予定の『僕のワンダフル・ライフ』でも「犬と人間の物語」を手掛けている名匠ラッセ・ハルストレム監督が映画化した感動のドラマです。
出演はリチャード・ギア、ジョアン・アレン、ケイリー=ヒロユキ・タガワ。
『ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲』身勝手な大人に反抗する少女と犬の物語
『ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲』 2014(C)Proton Cinema, Pola Pandora, Chimney
『ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲』では、身勝手な社会と大人たちに対する、少女と犬の体を張った反抗の姿を描く、少し辛口の異色ドラマです。雑種犬を飼う飼い主にのみ、重税が掛けられるという悪法をはじめ、理不尽な社会ルールに敢然と立ち向かう少女と犬の絆は固く、やがて思いがけない事態を引き起こします。
監督はハンガリーの俊英、コルネル・ムンドルッツォ。出演はジョーフィア・プソッタ。
まとめ
『猫が教えてくれたこと』 (C)2016 Nine Cats LLC