【2月16日】エリザベス・オルセン
エリザベス・オルセン-(C) Getty Images
かつて1987年から8年間続いた超人気番組であり、アメリカ・ABCテレビにて放映されたコメディドラマ『フルハウス』でメインキャストを双子姉妹揃って演じたアシュレー・オルセンとメアリー=ケイト・オルセン姉妹。彼女たちよりも3歳年下の実妹、それがエリザベス・オルセンです。既に女優業ではなくファッション・デザイナーとして成功を収めている姉たちですが、エリザベスは独自の道を歩み、22歳でミステリードラマ『マーサ、あるいはマーシー・メイ』にて衝撃的なデビューを飾りました。その後は『GODZILLA ゴジラ』『キャプテン・アメリカ』シリーズや『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』などの大作に出演。大いなる可能性を秘めています。
【2月17日】ジョセフ・ゴードン=レヴィット
ジョセフ・ゴードン=レヴィット-(C)Getty Images
今やハリウッド若手屈指の性格俳優として名を馳せるジョセフ・ゴードン=レヴィットは、子役からキャリアを開始しました。10歳前後で『リバー・ランズ・スルー・イット』にて話題をさらい、地道な下積みを重ねた後、秀作青春ドラマ『(500)日のサマー』の主役でブレイク。『G.I.ジョー』『インセプション』『ダークナイト ライジング』など話題作にてその個性を生かしています。
【2月18日】ジョン・トラボルタ/マット・ディロン
ジョン・トラボルタ-(C)Getty Images
ジョン・トラボルタのキャリアは紆余曲折の連続でした。1977年に公開され、“フィーバー”という流行語と共に日本でも社会現象並みの人気を博した青春ドラマ『サタデー・ナイト・フィーバー』そして『グリース』『アーバン・カウボーイ』などの傑作にてスターの道を駆け上りましたが、その後10年以上低迷期を迎えます。そして1994年、タランティーノ監督の痛快群像劇『パルプ・フィクション』にて奇跡の復活。その後は『ブロークン・アロー』『フェイス/オフ』など、アクの強い個性を生かした極悪人役も辞さないイメージチェンジを敢行し、今では大御所俳優として構えています。
かつて、ティーンエイジャー達に大人気の若手俳優が一堂に会した、フランシス・フォード・コッポラ監督の青春ドラマ『アウトサイダー』と『ランブルフィッシュ』にて行き場の無い少年の憤りを切なく演じ、アイドル的な人気を誇ったマット・ディロン。しかしトラボルタと同じく、その後は方向性の模索に失敗し低迷します。1989年の『ドラッグストア・カウボーイ』の麻薬中毒者役にて少し盛り返し、2004年の傑作群像劇『クラッシュ』にて複雑な環境に思い悩む警官役で堂々の復活。その後は小粒かつ小気味の良い作品に数多く出演しています。
【2月19日】ベニチオ・デル・トロ
ベニチオ・デル・トロ-(C)Getty Images
その特異な風貌と体格、『007 消されたライセンス』の殺し屋役や『ユージュアル・サスペクツ』での容疑者役など“一度観たら忘れられない印象と珍しい名前”が話題となっていたベニチオ・デル・トロ。2000年、凄絶な麻薬戦争を描いた犯罪ドラマ『トラフィック』にて正義を絶対に譲らない警官を演じて大ブレイク。同作でアカデミー助演男優賞も獲得しました。その後は『チェ 28歳の革命 / 39歳 別れの手紙』の連作他、話題作/インディペンデントなど作を問わず活躍しています。
【2月21日】エレン・ペイジ/ジェニファー・ラブ・ヒューイット
エレン・ペイジのキャリアスタートは子役時代に遡りますが、TV時代を経て2005年、謎の少女とひとりの男の緊迫感溢れる恐怖の密室劇『ハードキャンディ』にて主演を務め、その愛嬌あるルックスに反比例するような陰影のある演技力が高く評価されました。続く『JUNO/ジュノ』では妊娠した女子高生を、『X-MEN: ファイナル ディシジョン』他のシリーズではミュータントの一員を、『インセプション』では夢の世界に対抗するチームの一員をそれぞれ演じ、どんな役柄でもこなせる若手女優として人気を博しています。
ジェニファー・ラブ・ヒューイット -(C) Getty Images
ジェニファー・ラブ・ヒューイットは、1990年代終盤を代表する“スクリーム・クイーン”。1997年の『ラストサマー』とその続編にて、スラッシャー・ホラー映画にて定番の主人公をキュートに演じ、その抜群のルックスとスタイルも功を奏してアイドル的人気を獲得しました。その後『ハートブレイカー』『タキシード』などのコメディや、長寿TVシリーズ『ゴースト 〜天国からのささやき』など、美しさを最大限に生かした作品にて活躍を続けています。
【2月22日】ドリュー・バリモア
ドリュー・バリモア-(C) Getty Images
公開当時、若干7歳。名作SFファンタジー『E.T.』での可愛らしい妹役で世界中を虜にしたドリュー・バリモアは、戦前から歴々と続く俳優一家の期待の新星として扱われましたが、その扱いが幼い彼女をいたく傷つけることとなりました。いじめやプレッシャーからの逃避の為、10歳前後からアルコールや麻薬に手を出し、自殺未遂を繰り返したことも。そして15歳にて自立した彼女がようやく再ブレイクを果たしたのが、23歳の時に主演したラブ・コメディ『ウェディング・シンガー』。早すぎた苦労から立ち直り、現在に至るまで主にコメディジャンルでの活躍を続けています。
【2月23日】ダコタ・ファニング/エミリー・ブラント
ダコタ・ファニング-(C) Getty Images
妹のエル・ファニング共々、幼い頃からキャリアを積み上げてきたダコタ・ファニング。『となりのトトロ』英語版では仲良く、姉ダコタがサツキ役、妹エルがメイ役を吹き替えました。その他『マイ・ボディガード』でデンゼル・ワシントンと、『宇宙戦争』でトム・クルーズといずれも主演級で共演するなど、若くして大変な経験の持ち主です。妹より一足先に成人した今、どんな役柄を演じてくれるのか楽しみな女優です。
エミリー・ブラント-(C) Getty Images
生粋のロンドンっ子であるエミリー・ブラントは、23歳までのキャリアをロンドンで積み上げ、2006年の『プラダを着た悪魔』でハリウッド・デビューと同時に数多くの賞レースに参加した才女です。続く『ヴィクトリア女王 世紀の愛』にて女王を堂々演じた後、2014年のトム・クルーズ主演SFアクション『オール・ユー・ニード・イズ・キル』では戦闘能力に長けた女兵士を熱演しイメージ・チェンジ。重厚、軽快問わず柔軟な演技力は、高く評価されています。
まとめ
ダコタ・ファニング-(C)Getty Images
2月前半生まれのハリウッドスター誕生日特集、最後までご覧いただきありがとうございました。
これからの活躍が楽しみな女優が勢揃いでしたね!
ではまたお会いしましょう!Happy Birthday!