【4月2日】マイケル・ファスベンダー
マイケル・ファスベンダー-(C)Getty Images
次世代を担う性格俳優、マイケル・ファスベンダー。『300 〈スリーハンドレッド〉』の命知らずなスパルタ戦士から始まり、『ハンガー』の囚人、『それでも夜は明ける』の残虐な農園主から『プロメテウス』のアンドロイド、『スティーブ・ジョブズ』に至るまで、役柄に憑依し作品に深みを与えることのできる数少ない俳優のひとりです。
【4月3日】エディ・マーフィー
エディ・マーフィー -(C) Getty Images
エディ・マーフィーの笑い声を聞くと、未だについこちらまで笑ってしまいます。かつて『48時間』『ビバリーヒルズ・コップ』シリーズで一世を風靡したエディは、その後低迷した時期もありましたが、2006年の『ドリームガールズ』で見事に再ブレイク。いちばんの得意分野であるコメディ作品を中心に、ブレない活躍を続けています。
【4月4日】ロバート・ダウニー・Jr
ロバート・ダウニーJr.-(C)Getty Images
映画監督の父を持ち、幼い頃から映画出演していたロバート・ダウニー・Jrは、同時に麻薬中毒から抜け出せず、青春スターとして人気を博すも実に40歳を超えるまではスキャンダルの連続でした。そのとてつもない挫折経験と苦労が作品に深みを与えるとして大抜擢されたのが『アイアンマン』。製作陣の猛反対を力技で押し切るほどの入魂の演技で、見事に復活を果たしました。その後は一切麻薬から手を切り、今やハリウッドの超ドル箱俳優として活躍しています。
【4月7日】ジャッキー・チェン
ジャッキー・チェン -(C) Getty Images
還暦を超えてなお、ノースタントでアクション映画の主演を張り続ける男、ジャッキー・チェン。実に7歳から、超スパルタで知られた中国戯劇学院で京劇や中国武術を体に叩き込み、その後スタントマンとして下積みを重ねたキャリアが、今も衰えぬ彼の身体能力の源かもしれません。『バトルクリーク・ブロー』『プロテクター』などハリウッド進出失敗を何度も経験しているジャッキーですが、大ヒットした『ラッシュアワー』シリーズ以降は積極的に元気な姿を見せてくれています。
【4月8日】ガブリエラ・ワイルド
少女の面影を残し続けるルックスと、トップモデルの身体的魅力を併せ持つ稀有な存在、ガブリエラ・ワイルド。出演作は『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』『キャリー』他まだ少ないですが、間違いなく次世代のハリウッドを担う逸材です。
【4月9日】クリステン・スチュアート
クリステン・スチュワート-(C) Getty Images
若干12歳で、ジョディ・フォスター主演のスリラー『パニック・ルーム』にて娘役に大抜擢されたクリステン・スチュアートは、その後全米のティーンが熱狂した青春ヴァンパイア・ムービー『トワイライト』シリーズで大ブレイク。恵まれたルックスによる、半ばアイドル的な人気に甘えることなく、『ランナウェイズ』『アリスのままで』などの秀作ドラマでは落ち着いた演技を見せています。
【4月10日】デイジー・リドリー/チャーリー・ハナム
デイジー・リドリー-(C)Getty Images
それまでは故郷イギリスでTVシリーズに出演し、ハリウッドでは全くの無名だったデイジー・リドリーが『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のレイ役に大抜擢され、そこで見せた初々しさは、性別こそ違えどかつての『スター・ウォーズ』第一作のルーク役マーク・ハミルにも通じるものがありました。ジブリ作品『おもひでぽろぽろ』の英語版にて、主人公の声を吹き替えています。
チャーリー・ハナム-(C)Getty Images
傑作SFアクション『パシフィック・リム』での熱演でブレイクして以来、様々な話題作のオファーがひっきりなしというチャーリー・ハナムは、イギリス生まれイギリス育ち。渡米した後、2008年から6年もの間TV放映された人気犯罪ドラマ『サンズ・オブ・アナーキー』にて注目を浴びました。
【4月14日】アビゲイル・ブレスリン
アビゲイル・ブレスリン/『AUGUST: OSAGE COUNTY』 in 第38回トロント国際映画祭 -(C) Getty Images
3歳での「トイザらス」のCM出演がデビューという、生粋の子役出身アビゲイル・ブレスリンですが、その10代のキャリアは相当なもの。6歳で『サイン』の主人公の娘役で映画デビュー、そしてわずか10歳11ヶ月で出演した『リトル・ミス・サンシャイン』にて早くもアカデミー助演女優賞ノミネートという快挙を成し遂げています。成人した今、どんな新しい魅力を見せてくれるのか楽しみですね。
【4月15日】エマ・ワトソン
エマ・ワトソン(C) Getty Images
公開当時、世界中の小学生たちが恋をしてしまったかもしれない『ハリー・ポッターと賢者の石』のハーマイオニー。エマ・ワトソンは、シリーズが進むごとに自らも成長し、可愛くやんちゃなイメージから徐々に脱却することに成功。ただ“ハーマイオニー”の世間的イメージが強すぎて、継続出演に関しては随分悩んだとか。シリーズも一段落し、名門大学も無事卒業した彼女のこれからに注目です。