『We Love Television』あらすじ
『We Love Television?』(c)2017日本テレビ放送網
ある日突然土屋敏男さんがカメラを抱えて萩本欽一さんの自宅に訪れます。「視聴率30%超えの番組を作りましょう」という一言から、萩本さんと土屋さんの番組作りが始まる。番組に出演する演者との顔合わせ、番組構成に関わる人たちとの打ち合わせなど精力的にこなす萩本さんは、76歳。新しいものへの探求心、笑いへの追求心――周囲の人たちの熱量を最大限に引き出していく彼の独自の手法とは?
出演は萩本欽一さん
昨今のバラエティ番組の視聴率が平均10%程度の中、萩本欽一全盛期に30%超えの番組を連発。自身の冠番組や、レギュラー番組の1週間の視聴率の合計が100%を超えることから「視聴者100%の男」と呼ばれる萩本欽一さん。
一般視聴者との絡み、司会アシスタントの誕生、ピンマイクの導入など、斬新なアイデアを次々と形にし、現在のバラエティ番組の基盤を作り上げたパイオニアです!
監督は土屋敏男さん
本作の監督を務めるのは、新番組企画の発起人であり「電波少年」シリーズなど数々の人気番組を手がけ、バラエティ界を席捲した「Tプロデューサー」こと土屋敏男さん。
実力派女優の田中美佐子さんとお笑い芸人「次長課長」の河本準一さんを共演に迎え、構成担当にマルチに活躍する放送作家の高須光聖さん、番組セット担当には今最も注目を集めるクリエイティブ集団、猪子寿之さん率いるチームラボが参戦しています。
特報映像も公開
また、特報映像も公開されており、土屋監督が萩本さんに「もう1回、30%バラエティをやりませんか?」と持ちかける様子から始まります。映像の中では、田中さんの姿や、涙を浮かべる河本さんなどが映っており、さらには声を荒げる萩本さんの姿も映し出されています。
まとめ
萩本さんは「まさか映画を作っているなんて知らなかった」と話すように、土屋監督が映画を作っていることを知らされていませんでした。監督はただ記録として番組制作の過程を撮り続けながら実は、映画製作に着手していたのです。土屋監督は「僕にとって追いつきたいけど、追いつけない師匠であり、常に動き続けている運動体、萩本欽一の最初で最後の貴重な映像になったと思います」と自信を見せています。
アナログ放送から地上デジタル放送への切り替え期である2011年より、萩本さんの新番組制作に密着し、これまで誰も見たことがない萩本欽一の真の姿を追った最初で最後のドキュメンタリー映画『We Love Television?』は11月3日(金)より公開です。