スーサイド・スクワッドとは?
ハーレイ・クイン&デッドショット/『スーサイド・スクワッド』 (c) 2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.,RATPAC-DUNEENTERTAINMENT LLC AND RATPAC ENTERTAINMENT, LLC
『スーサイド・スクワッド』はDCコミックの同名の作品を原作としています。2016年に公開された映画は悪役集団が正義の味方として悪と戦うというストリーで興行的には大ヒットしました。スーサイド(Suicide)とは自殺のこと、スクアッドは(Squad)は部隊のことでまさに成功しなければ死を運命付けられた部隊です。
ウィル・スミス-(C)Getty Images
映画の興行的成功の秘密に豪華キャストがあります。ウィル・スミスは射撃の天才のキャラクターのデッドショットを演じています。バットマンでおなじみの悪役キャラクターも、今回は悪と戦うキャラです。
『スーサイド・スクワッド』のあらすじは?
『スーサイド・スクワッド』 (c) 2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.,RATPAC-DUNEENTERTAINMENT LLC AND RATPAC ENTERTAINMENT, LLC
アメリカ政府諜報機関のアマンダはスーパーマン死後、世界を悪から守るためのチームを結成します。そのメンバーは刑務所に収監中の暗殺のプロでバットマンのライバルのデッド・ショット、元精神科医でジョーカーの恋人のハーレイ・クインらです。メンバーはリック・フラッグ大佐の指揮下に置かれます。
カーラ・デルヴィーニュ(エンチャントレス)/『スーサイド・スクワッド』(C)2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
スーサイド・スクワッドのメンバーの一人、考古学者のムーン博士はエンチャントレスという魔女に取り憑かれています。エンチャントレスは人類を滅亡させようとし、ミッドウエィ市を攻撃します。エンチャントレスを倒すためミッドウエィに向かう、スーサイド・スクワッドは世界を守れるのか?というストーリーです。
魅力的なキャラクターたち①
『スーサイド・スクワッド』(C)2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
この映画の最大の魅力はDCコミックの悪役が正義の味方になる、その魅力的なキャラクター達です。そのキャラクター達を見ていきましょう。
ハーレクインは元精神科医、ジョーカーに虜の“恋愛依存症ガール”です。ハーレクィンを演じるのはマーゴット・ロビー、オーストラリア出身の女優です。2013年の『ウルフ・オブ・ウォールストリート』でレオナルド・ディカプリオの妻役で注目を集めました。ジョーカーへのクレイジーな愛が、強さの源であるハーレイ・クイン。彼女が見せる、可愛くてアクロバティックな活躍を見れば、あなたも“悪カワ”にハマってしまうかも?
魅力的なキャラクター②
人間と魔女の間で揺れる悪役の“エンチャントレス”を演じるのはカーラ・デルヴィーニュです。カーラは、「自分の内にある破壊的な悪魔を見つけ出そうとしたわ」と役作りについて話しています。人間と魔女という正反対な難しい演技を求められた彼女だったが、むしろ善人と悪人を一緒に演じられるからこそ、「楽しかった」とも明かしています。
カタナ/『スーサイド・スクワッド』 (c) 2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.,RATPAC-DUNEENTERTAINMENT LLC AND RATPAC ENTERTAINMENT, LLC
DCコミックの女性ヒロインのカタナを演じるのは福原かれん、ロスアンゼルス生まれの日系アメリカ人です。今回が女優デビューの彼女はカタナを演じるために刀の使い方を猛練習しました。映画ではその成果が出ています。
続編製作決定!
ウィル・スミス&福原かれん『スーサイド・スクワッド』/photo:Michimaro Takeuchi
大スターを集め大ヒットした『スーサイド・スクワッド』続編の製作決定がサンディエゴのコミックコンで正式に発表されました。ウィル・スミスの出演も期待され、そして福原かれんもカタナ役に意欲を見せているといいます。この2名をぜひ続編でもみたいですね。
メル・ギブソン-(C)Getty Images
続編にはメル・ギブソン監督の名も上がりましたが、スケジュールがあいませんでした。また、『ロスト・バケーション』などで知られるシャウム・コレット=セラ監督も『スーサイド・スクワッド』第2弾から降板したとのこと。本格的な撮影は来年開始です。
続編の課題は?
スーサイド・スクワッド
大スターを集め大ヒットした『スーサイド・スクワッド』も批評家の反応はいまひとつでした。その批判は「大スターを生かしきれていない」「ストリーがいまひとつ」などでした。
カタナ/『スーサイド・スクワッド』 (c) 2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.,RATPAC-DUNEENTERTAINMENT LLC AND RATPAC ENTERTAINMENT, LLC
批判はあったとはいえ、DCコミックのスターが登場する映画は楽しいものでした。前作の反省を生かし、第二弾はさらに素晴らしいものになることが期待されています。また、カタナ役の福原かれんも大きく成長してもらいたいですね。公開は2019年の予定です!