指名手配犯の天才詐欺師
「ホワイトカラー“知的”犯罪ファイル」 -(C) 2011 Twentieth
マット・ボマー演じるニール・キャフリーとウィリー・ガーソン演じるモジーは引き渡し協定のない島で優雅に暮らしているところからシーズンはスタートします。
前シーズンまで大人しく過ごしていたのにあっという間に犯罪者に逆戻りですよね。
一方、ティム・ディケイ演じるピーター・バーク捜査官は信頼関係を裏切られた気持ちと、やはりそうなったかという気持ちが入り交じる中ニールの行方を探します。
捜査官に命を狙われる!?
引き渡し協定のない島に逃亡したニールをなかなかピーターは捕まえることができません。
そんな中、新たに着任したコリンズ捜査官はニールの生死は問わないとものすごい勢いで捜査し始めます。
それを知ったピーターはコリンズより先にニールを捕まえなくてはと先を急ぎます。
コリンズにはニールの生死を問わずにアメリカへ連れて帰る権限が与えられているのでピーターはなんとかニールを生きたまま連れて帰ろうと策を練ります。
ピーターが払うつけ
「ホワイトカラー“知的”犯罪ファイル」 -(C) 2011 Twentieth
無事にニールをニューヨークまで生還させたピーターは大きな代償を払わされることになります。
なんと知的犯罪班から異動を命じられます。
通称"穴倉"といわれる証拠保管係に左遷です。
それを聞いたニールは「自分が元の仕事に戻って、ピーターが異動なんておかしいよ。」と、なんとかピーターの名誉挽回を図ろうとします。
そこでピーターが長年追っていた未解決事件について、ニールが一役かってでます。
ピーターが詐欺!?
「ホワイトカラー」現場レポート ニールの部屋 -(C) PATRICK HARBRON
長年ピーターが追っていた犯人は5年に1度しか現れない巧妙な窃盗犯。
そして今年はその窃盗犯が現れるはずの4回目の年です。
しかし、相手は一人で慎重に罪を犯す喧嘩っ早いタイプの犯人。
しかもニールの顔は使えない...と、いうことでピーターがニールから詐欺の手口を学びます。
最初にニールが手本を見せるのですが、まんまとピーターは騙されてしまいます。
「どうやってやったんだ!?教えてくれ!」とニールに目をキラキラさせながら聞くピーターはまるで子供!
この妙なシーンも見どころですよ!
二人の距離感
「ホワイトカラー」ファイナルシーズン(C) 2014 NBC Universal Entertainment Cable Group. All rights reserved.
「ホワイトカラー」 -(C) 2009-2012 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.
サムの一件で関係がギクシャクしてしまったニールとピーター。
話の出だしからピーターが入れたコーヒーを飲まなかったり、セミナーへの参加を拒否したりなどニールのイライラが視聴者にも伝わるほどです。
しかし、もちろん二人共心の中ではこんな関係を望んでいるわけではないので仲直りします。
それもピーターのニールへの気持ちを語ることによってです。
ぎこちない感じでピーターがニールの"金や欲のためではなく犯罪を犯している"というところに惹かれたと伝えるところは微笑ましい場面です。
照れながら言うピーターと、嬉しそうな笑みを向けるニール。
見どころですよ!