消えたニール
「ホワイトカラー“知的”犯罪ファイル」 -(C) 2011 Twentieth
シーズン5の最後に拉致されてしまったマット・ボマー演じるニール・キャフリー。
また逃げられたのではと疑うティム・ディケイ演じるピーターに対し、モジーは何も言わずにひとりで逃げるはずがない、とピーターに捜査を申し出ます。
一方のニールは拉致した男の目的を逆に利用し、世界的窃盗団を捕まえてしまおうと考えます。
その世界的窃盗団は「ピンクパンサーズ」という組織で、なんと世界中の捜査機関が尻尾すら掴めていないという犯罪集団なのでした。
もちろん、ニールは減刑の上で自由の身になることを勝ち取るためにこの計画を思いついたのです。
宿敵との再会
「ホワイトカラー“知的”犯罪ファイル」 -(C) 2011 Twentieth
ピンクパンサーズに潜入という危険な捜査にピーターもしぶしぶ協力します。
そしていざ組織へ向かうと、そこにはあの宿敵マシュー・ケラーが。
人殺しも辞さないこの宿敵がなぜここに!?刑期は!?
と思っているとなんと司法取引をしてインターポールの手助けをしているとの告白をします。
同じ穴のむじな
「ホワイトカラー」ファイナルシーズン(C) 2014 NBC Universal Entertainment Cable Group. All rights reserved.
目的のためなら手段を選ばないケラーとそれに真っ向から反対するニール。
そもそもの根本的な考え方が違う二人は、いつでも互いを密告できるとして各々の出方を伺います。
そんな共闘関係の中ケラーはニールに「俺達は同じ犯罪者で同じ穴のむじなだ。」と何度も言います。
これは精神的に結構イライラしますよね。
ニールの最期の言葉
「ホワイトカラー」ファイナルシーズン(C) 2014 NBC Universal Entertainment Cable Group. All rights reserved.
ピンクパンサーズの作戦の中に5億ドルもの大金を盗むという計画がありました。そこで裏切り者としてケラーに殺されたメンバーの補填としてニールはピーターを打診します。声をかけてもらえなかったとしてモジーは大激怒。しかし、そこにはニールのもう1つの作戦があったのでした。
モジーに現金窃盗中に一部盗み出すように指示します。やっぱりその展開か!と思いきやモジーとの合流場所には宿敵ケラーが。そして文字通り死闘の末、ケラーはピーターに狙撃されます。
さらになんとニールはケラーに撃たれてしまうのです。「君は最高の友達だ。」と遺言を残してニールは息を引き取ります。
次のシーンは遺体安置所で「やっと自由になれたな。」と号泣するピーターの映像。
感動のシーンですので一時も目を離さずに見てください!
エッフェル塔とニール
「ホワイトカラー」現場レポート ニールの部屋 -(C) PATRICK HARBRON
「ホワイトカラー」 -(C) 2009-2012 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.
話はそこから1年後。ピーターには待望の息子が生まれ、名前をニールと名付けます。
そんなある日、ピーターのもとに謎の赤ワインのボトルが届きます。それを飲みながらあることに気づいたピーターはニールの遺品の中の鍵を持って怪しい倉庫へ向かいます。
そしてその倉庫には、ニールが仕掛けた最大の詐欺の証拠が残っていたのです。それを見たピーターは嬉しそうな顔をして出ていきます。そうです、ニールは生きていたのです!
エッフェル塔が見下ろすフランスの町並みにあの帽子を得意げにかぶり歩いていくニールの姿がラストシーンで映ります。絶対見逃せないところですね!