佐藤健のプロフィール
佐藤健『億男』/photo:Yosuke Koino
昨年30歳を迎えた佐藤健は1989年3月21日生まれ、埼玉県出身の俳優です。
2007年、「仮面ライダー電王」でドラマ初主演を飾った佐藤健は、その後もドラマに映画に、次々と話題作へ出演。映画「るろうに剣心」シリーズは累計興行収入125億円を記録する特大ヒットとなり、彼の人気を不動のものに。第3作『伝説の最期編』での初日舞台挨拶では「一生の中で、出会えるか出会えないかの作品」と語るほど、佐藤さんを代表するシリーズとなっており、今年の夏には最終章となる2部作も待機しています。
佐藤健写真 “reflect”&“recollect”
また、2017年には『8年越しの花嫁 奇跡の実話』では、結婚式目前に意識不明に陥ってしまった恋人の回復を祈り続ける一途な青年役を好演し、第41回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞。一方、『いぬやしき』(’18)では機械の体を手に入れ大量殺人を犯す悪役を演じ、昨年公開された山崎貴監督作『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』では長編アニメーションで初主演声優を務めるなど、1つの色には染まらないカメレオン俳優ぶりも見せてきました。
佐藤健、意外な特技を持つ!
佐藤健はブレイクダンスが得意らしいです。高校の時に、ダンスに夢中すぎて、恋もせず授業も寝てばかりと本人が明かしました。そんな特技は、佐藤健出演の「仮面ライダー電王」の中で、ブレイクダンスを披露しました。また、CMでもよくダンスを披露しています。
メイキング写真(C)和月伸宏/集英社 (C)2014「るろうに剣心 伝説の最期」製作委員会
佐藤健のもう一つの特技と言えば、少林寺拳法です。5歳から学び始め、黒帯を取得しています。この特技は、彼の後の俳優人生を大いに生かされています。ドラマ「龍馬伝」や映画『るろうに剣心』などの格闘シーンで、佐藤健は高い身体能力を見せ、アクションシーンをキレイにこなしています。
佐藤健出演のドラマ
ドラマ①若手俳優の登竜門!「仮面ライダー電王」
「仮面ライダー電王」 (C)石森プロ・東映
多くの若手俳優が活躍するきっかけとなっている「平成仮面ライダー」シリーズ。佐藤さんはシリーズ8作目の「仮面ライダー電王」で主役をつとめ、一躍注目を浴びました。放送から10年経った今でも印象に残っている作品のようで、「イベントをやるとたくさんの方が来てくれて、ヒーロー、俳優ってこういうことなんだな」と感じるそうです。
ドラマ②時代劇初挑戦!大河ドラマ「龍馬伝」
2010年の大河ドラマ「龍馬伝」では、龍馬の幼なじみで、"人斬り"と呼ばれた岡田以蔵役で時代劇に初挑戦。筆者は岡田以蔵=すごく強面で怖そうな人というイメージがあったのですが、佐藤さんの以蔵はとても人懐っこくて親しみを感じました。
ドラマ③恋した相手はロボット女子高生!?「Q10」
佐藤健/『バクマン。』高校生限定試写会
平凡な高校生と未来からやってきた美少女ロボットとの恋を描いた学園ドラマ「Q10」では、主人公の深井平太を演じています。このドラマは佐藤さんにとって初主演のゴールデンタイムドラマとなりました。ヒロイン役で、当時国民的アイドルだった元AKB48の前田敦子さんとのキスシーンも話題になりましたね。
ドラマ④料理シーンも全てこなし、主演男優賞受賞「天皇の料理番」
2015年に3回目のドラマ化となった「天皇の料理番」では、主人公の秋山篤蔵に扮し、作中に出てくる料理シーンも、代役を使わず全て自ら挑んだそうです。
ドラマ⑤話題のテレビ小説を主演「半分、青い。」
永野芽郁&佐藤健/「半分、青い。」スタジオ取材会
佐藤健は本作で、ヒロイン(長野芽郁出演)の幼なじみ・萩尾律役を出演。NHK「連続テレビ小説」なので、半年渡って放送され、佐藤健ファンはほぼ毎日彼を視聴出来て、大満足のよう。ずっとヒロインのそばで守っている律の優しい姿と名セリフ連発で、視聴者を毎日キュンキュンさせていました。
ドラマ⑥超ドS”魔王”ドクターを演じる「恋はつづくよどこまでも」
「台湾公開記念キャンペーン」記者会見『ひとよ』(c)2019「ひとよ」製作委員会
本作は円城寺マキによる大人気ラブコメディー漫画「恋はつづくよどこまでも」の実写化となります。佐藤健は本作で、ヒロイン・七瀬の一目ぼれした相手、医者の天堂先生を演じています。彼は超ドSで無愛想な"魔王"と呼ばれる男。
白衣を着ている佐藤健はあまりにもかっこよくて、SNS上で「白衣ずるい」や「ドSっぷり好き」などの声が上がっています。さらに、ドラマ中の「床ドン」とキスシーンや、「ハグ&背中ポンポン」シーンや、思わぬ弱点を見せるシーンなど、SNS上で視聴者が連日沸き立っていて、「キュン死」させられています。