阿部サダヲプロフィール
俳優・作家の松尾スズキが主宰する劇団大人計画に所属している阿部さん。1992年舞台「冬の皮」でデビューし、入団から半年経たずして、ドラマ及びテレビデビューを果たしました。
大人計画のオーディションを受けた際、短髪を白髪に染め軍服を着用するという奇抜ないでたちで、松尾さんを仰天させたそうです!
大人計画メンバーである脚本家、宮藤官九郎の作品「池袋ウエストゲートパーク」に出演して以降、彼の作品では常連出演者となっていますね。
1995年に同じ大人計画所属の俳優らと「グループ魂」というバンドを結成し、ボーカルの「破壊」として活動。2005年にはNHK紅白歌合戦に出場しました!
天才麻酔科医「医龍-Team Medical Dragon-」
日本の医療を題材とした青年漫画を原作としたドラマシリーズ。
一目見ただけで寸分狂わずその人の体重を当てたり、手術中に患者の体温を当てたりと、天才的な腕前を持つ麻酔科医・荒瀬役。
どんな患者でも必ず7つ数えればおとすことができ、手術中いかなる変化にも対応し、患者の体調をコントロールしていましたね。
彼のトレードマークといえば、金髪ですよね!
また、上がり台を用意させる時に言う掛け声「お立ちだ~い」、数字の数え方の最後は「にゃにゃ~つ」、患者が眠ったときの「はい、おちた~」といったセリフは、同作のファンを虜にしていました!
やることなすこと全てが破天荒『舞妓Haaaan!!!』
『舞妓 Haaaan!!!』 -(C) 2007「舞妓Haaaan!!!」製作委員会
ごく普通のサラリーマンが、学生時代に京都で舞妓と遭遇したのを機に「いつか自分のお金で舞妓と野球拳を!」という夢を追い求めるコメディ。
カメラ片手に舞妓の追っかけをしたり、お茶屋に行くために新しいカップ麺を開発したり、挙句の果てには、お屋敷遊びを豪遊する野球選手と張り合うためにプロ野球の世界へ乗り出す――という、やることなすこと全てが破天荒な男・鬼塚を演じました。
『舞妓 Haaaan!!!』 -(C) 2007「舞妓Haaaan!!!」製作委員会
阿部さんは本作で映画初主演を果たし、同作で第31回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞しました!
掴みどころのない謎の入院患者『パコと魔法の絵本』
© 2008 「パコと魔法の絵本」製作委員会
『下妻物語』『嫌われ松子の一生』など”中島ワールド”と、一言では片づけられないような独自の世界を繰り広げてきた中島哲也監督が、2年以上の歳月をかけて作り上げた本作。
豪華キャストで贈り、日本映画界を代表する俳優たちが、監督曰く「キャリアを台無しにするような」衣装とメイクで登場していましたね!
阿部さんは神出鬼没で掴みどころのない謎の入院患者・堀米(ヤゴ)役で出演し、ぶっ飛んだ演技を見せています!
ハムカツが名物の惣菜屋二代目店主『なくもんか』
© 2009 「なくもんか」製作委員会
脚本・宮藤官九郎、監督水田伸生ら人気作『舞妓Haaaan!!!』のスタッフが再タッグを組んだホームコメディ。
ハムカツが名物の惣菜屋の二代目店主・祐太(阿部さん)とその妻・徹子(竹内結子)、祐太の生き別れの弟・祐介(瑛太)ら”家族”の悲喜こもごもを描いた物語。
阿部さん演じる祐太は、どこまでもお人好しな男。主役でありながら一歩引いた役というのは、彼にとって新境地となったそうです。
アラフォー独身男「マルモのおきて」
芦田愛菜&鈴木福、そして犬のムックのユニットが歌い踊る「マル・マル・モリ・モリ!」の主題歌と共に、社会現象にもなった主演ドラマ「マルモのおきて」。
大人から子供まで幅広い層から支持を受けていましたね!
大手文具メーカー「あけぼの文具」に勤務するアラフォー独身男・高木役。阿部さんのコミカルな演技が光っていました!