サイコパス教師『悪の教典』
© 2012「悪の教典」製作委員会
蓮実聖司(伊藤英明)は生徒から絶大な人気を誇る高校教師。学校やPTAの評価も高い蓮実だったが、実は彼は他人への共感能力をまったく持ち合わせていない、生まれながらのサイコパスだった。その人間離れした知性と行動力で周囲の人間たちを自由に操り、自らの目的のためには殺人も厭わない。いじめやモンスターペアレンツなど学校が抱える様々なトラブルや、自分の目的の妨げになる障害を取り除いていき、次々と死体の山を築きあげていく――。
伊藤英明のサイコパスぶりに注目です。
次々と生徒が殺されていく様には思わず爽快さのようなものも感じてしまいます。
凶悪殺人事件の真相とは?!『凶悪』
『凶悪』 -(C) 2013 「凶悪」製作委員会
「明朝24」編集部に突如舞い込んだ、とある死刑囚からの一通の手紙。そこには驚愕の内容が記されていた。「自らが犯した事件には、ほかにも数々の余罪事件が存在している。さらに、“先生”と呼ばれる一連の事件の首謀者はまだ娑婆にいる―。」果たして、死刑囚の言葉は真実なのか? 罠なのか? “先生”とは何者なのか? 事件にとりつかれたかのように真相を求める雑誌記者・藤井が辿りつく先に身も凍る真実が潜んでいた――。
リリー・フランキーとピエール瀧、二人の悪役ぶりは圧巻です。
真相を求め、いつしかストーリーに入り込んでしまいます。
実際の事件が基になった『冷たい熱帯魚』
© NIKKATSU
小さな熱帯魚店を営む社本の家庭は不協和音を奏でていた。年頃の娘は若い後妻に反発し、そのために社本と妻の間も上手くゆかなくなっていた。娘が起こした万引き事件をきっかけに、社本はより大きな熱帯魚店を経営する村田と知り合う。村田は社本の娘の万引きを見逃すどころか、親切にも娘を自分の店で雇う。やがて、村田は社本に高価な熱帯魚を輸入する事業を手伝ってほしい、と持ちかける。その申し出を引き受けた社本は、想像を絶する異常な事態に巻き込まれていく…。
トラウマになるインパクト大の作品です。でんでんの狂気あふれる演技に注目。
貴志祐介原作ホラー小説を韓国で映画化『黒い家 (2007)』
© 2007 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved.
デボ生命で保険査定業務を担当しているジュノ(ファン・ジョンミン)はある日、「自殺した場合、保険金は出るの?」という一通の電話を受ける。それが“指狩り族”たちの仕掛けた悪意ある罠の始まりだと知らずに。そしてジュノは、想像を絶するこの世の地獄へと引き込まれていく…。
日本で映画化されたものを韓国でも映画化した本作。
より怖さ、グロさがアップしています。
人気コミックを実写化『秘密 THE TOP SECRET』
© 2016「秘密 THE TOP SECRET」製作委員会
被害者の【脳に残った記憶】を映像化し、迷宮入りした事件を捜査する警察庁の特別機関「第九」。室長をつとめる天才・薪 剛(生田斗真)のもとに、新人捜査官の青木一行(岡田将生)が配属された。全ては「犯人の脳の記憶を見て、行方不明の少女を探す単純捜査」から始まった。「第九」が脳内捜査を進めると、事件を根底から覆す【驚愕の真犯人】が現れる。さらに、事件は次々と連鎖し、決して触れてはならないとされる「第九」の闇、貝沼事件へとつながっていく。今は亡き薪の親友、元「第九」メンバー・鈴木(松坂桃李)との関係性まで浮上。そこには、命と引き換えにしてまで守ろうとした、絶対に知られたくない【第九最大の秘密】が隠されていた…。
SFサイコ・サスペンス作品。
キャストがとても豪華です!!
痛みや感情を感じない天才『脳男』
© 2013 映画「脳男」製作委員会
ある地方都市で猟奇的な手口の無差別連続爆破事件が発生。刑事の茶屋(江口洋介)はついに犯人・緑川のアジトを突き止めたが、確保できたのは身元不明の男(生田斗真)だけだった。緑川の共犯者と見なされた男は、その犯行の残忍さゆえに精神鑑定を受けることに。男の担当医・鷲谷真梨子(松雪泰子)は一切の感情を出さない男に興味を持ち、真実の姿を探ろうとする。男は人間らしい表情や感情が無いかわりに、並外れた記憶力・知能・肉体を持つ究極の存在。いつしか人は彼を“脳男”と呼ぶようになる。そんな中、緑川が真梨子の勤務する病院を襲撃し…。
主演を務める生田斗真のアクションシーンは圧巻です。
最後までハラハラドキドキです!
教師の復讐を描く『告白』
© 映画「告白」フィルムパートナーズ
ある中学校、雑然とした教室。終業式後のホームルーム。1年B組、37人の13歳。教壇に立つ担任・森口悠子(松たか子)が語り出す。「私の娘が死にました。警察は事故死と判断しましたが、娘は事故で死んだのではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」一瞬、静寂に包まれる教室。物語は【告白】から始まる――。
発行部数70万部を突破、本屋大賞を受賞した湊かなえのミステリー小説を映画化した本作。
音楽にも注目です。
隣人の正体とは?!『クリーピー 偽りの隣人』
(C)2016「クリーピー」製作委員会
犯罪心理学者・高倉は、かつての同僚の刑事・野上から6年前に起きた一家失踪事件の分析を頼まれる。しかし、唯一の生き残りである長女・早紀の記憶をたどるも、核心にはたどり着けずにいた。一方、高倉が愛する妻・康子と共に引っ越した新居の隣人は、どこか奇妙な家族。病弱な妻と中学生の娘・澪をもつ主人・西野の要領を得ない言動に翻弄され、高倉夫妻は困惑する。そしてある日、澪が告げた言葉に高倉は驚愕。「あの人、お父さんじゃありません。全然知らない人です」――。
豪華キャストに注目です。
思わずゾワッとしてしまうシーン多数です。
娘の行方はー『渇き。』
© 2014 「渇き。」製作委員会
容姿端麗な優等生の娘・加奈子(小松菜奈)が部屋に全てを残したまま失踪した。元・妻の依頼でその行方を追うことを請け負った元父親・藤島昭和(役所広司)。家族が破綻した原因が自分の性格や行動であることには一切目もくれず、自分の“家族”像を取り戻すことだけを夢想し、なりふり構わず娘の行方を調査する。過去と現在の娘の交友関係や行動をたどりながらやがて、今まで知らなかった娘・加奈子の輪郭が徐々に浮かび上がっていく。果たして父は娘を見つけ出し、あの頃夢見た“幸せな家族”を取り戻すことができるのだろうか?
ヒロインを演じる小松菜奈の魅力がたっぷりです。
恐怖の中にどこか美しさも感じる作品です。
3人の女性の秘密とはー『恋の罪』
© 2011「恋の罪」製作委員会
21世紀直前に起きた渋谷区円山町ラブホテル街での事件。あの日、どしゃぶりの雨がふりしきる中、いまにも崩れ落ちそうなアパートで、その女は死んでいた…。3人の女の生き様を、SEX、言葉、狂気、生と死、家族を鮮烈な映像で美しく描く壮絶な愛の地獄の物語――。
『冷たい熱帯魚』に引き続き、実際に起きた事件をもとに製作された園子温監督作品。
園子温監督ならではのシーン満載の衝撃作です。