6/3公開が待ち遠しい!『ザ・ダンサー』あらすじ&キャスト紹介

6/3公開が待ち遠しい!『ザ・ダンサー』あらすじ&キャスト紹介

“モダンダンスの祖”ロイ・フラーの半生を描く「ザ・ダンサー」がいよいよ6月3日(土)に東京など主要都市で、その後順次全国で公開されます。ミュージシャンのソーコ、ジョニー・デップの娘リリー=ローズ・デップが出演することで話題の作品。そのあらすじ&キャストをひと足はやくご紹介します!


伝説の天才ダンサー:ロイ・フラーとは

『ザ・ダンサー』(C)2016 LES PRODUCTIONS DU TRESOR - WILD BUNCH - ORANGE STUDIO - LES FILMS DU FLEUVE - SIRENA FILM

1862年アメリカで生まれ、子どものころから舞台女優として活躍、その後、ダンサーに転じます。ふわりとした衣装で、まるで催眠術にかかったような女性を即興的に踊るサーペインタインダンスなどを手掛け、話題となりました。パリのオペラ座で踊ることを夢見て海を渡り、パリの劇場「フォリー・ベルジェール」で熱狂的に受け入れられました。1900年のパリ万博では「ロイ・フラー劇場」を開設し、世界的なダンサーとなります。

コクトーやロートレックらも魅了した“シルクと光のダンス”をはじめ、当時はまだなかった照明による舞台空間の創造など、芸術に科学をも取り入れた革新的な舞台演出を次々と手がけました。

あらすじ:もうひとりの天才ダンサー、イサドラ・ダンカンとの出会い

『ザ・ダンサー』(C)2016 LES PRODUCTIONS DU TRESOR - WILD BUNCH - ORANGE STUDIO - LES FILMS DU FLEUVE - SIRENA FILM

ロイはアメリカで女優をめざしていたとき、偶然に踊ったダンスが喝采を浴び、その才能を見抜いたルイ・ドルセー伯爵の助けによって単身パリに渡ります。瞬く間にスターの階段を駆け上がり、ついにパリ・オペラ座への出演が決まります。

『ザ・ダンサー』(C)2016 LES PRODUCTIONS DU TRESOR - WILD BUNCH - ORANGE STUDIO - LES FILMS DU FLEUVE - SIRENA FILM

『ザ・ダンサー』(C)2016 LES PRODUCTIONS DU TRESOR - WILD BUNCH - ORANGE STUDIO - LES FILMS DU FLEUVE - SIRENA FILM

そこで共演者として抜擢したのが当時はまだ無名のイサドラ・ダンカン。彼女も古代ギリシャの舞踊から新しく自由な身体表現を創作した革新的な天才ダンサーでした。ロイとは対照的な、身体のラインがあらわになる衣装を着て身ひとつで舞うイサドラの姿に、ロイは羨望と嫉妬を覚え苦しみ始めます。

火花を散らすライバル:ソーコvsリリー=ローズ・デップ

『ザ・ダンサー』(C)2016 LES PRODUCTIONS DU TRESOR - WILD BUNCH - ORANGE STUDIO - LES FILMS DU FLEUVE - SIRENA FILM

『ザ・ダンサー』(C)2016 LES PRODUCTIONS DU TRESOR - WILD BUNCH - ORANGE STUDIO - LES FILMS DU FLEUVE - SIRENA FILM

リリー=ローズ・デップ-(C)Getty Images

ロイ・フラーを演じるのは、フランスの人気ミュージシャン、ソーコ。2016年の国際女性デーのためにマドンナが制作したショートフィルムに出演し、話題になりました。そしてライバル、イサドラ・ダンカンを演じるのはジョニー・デップとバネッサ・パラディの娘、若干17歳のリリー=ローズ・デップです。二人の個性派が紡ぎだす愛と友情、嫉妬と裏切りの物語、そして美しいダンスシーンは、この作品の最も注目するところです。

ロイを見出すドルセー伯爵には、『たかが世界の終わり』(監督グザヴィエ・ドラン)でセザール賞主演男優賞を受賞したギャスパー・ウリエルがキャストされています。

19世紀末のパリ

『ザ・ダンサー』(C)2016 LES PRODUCTIONS DU TRESOR - WILD BUNCH - ORANGE STUDIO - LES FILMS DU FLEUVE - SIRENA FILM

ロイやイサドラが活躍したのは、19世紀末のパリ。アール・ヌーヴォーが興隆し、画家のロートレックや彫刻家ロダン、作曲家のドビュッシーなどが活躍したベル・エポックの時代。ナイトライフの中心的存在だったミュージックホールのフォリー・ベルジェールをはじめ、当時のパリの空気も楽しめそうですね。

写真家の女性監督による映像美

『ザ・ダンサー』(C)2016 LES PRODUCTIONS DU TRESOR - WILD BUNCH - ORANGE STUDIO - LES FILMS DU FLEUVE - SIRENA FILM

本作の監督はこれが処女作となるステファニー・ディ・ジューストです。室内装飾などを学び、写真やミュージッククリップ、ショーの演出などを手掛けてきた彼女のカメラワークと美術も楽しみです。ダンスという非再現性のアートをどのように表現するか、目が離せません。

本作は、2016年のカンヌ国際映画祭で<ある視点>部門で正式上映され、セザール賞の監督賞にもノミネートされました。

まとめ

ソーコとリリー

いかがでしたか?
現代の舞台芸術に大きな影響を与えた天才ダンサー、ロイ・フラーとイサドラ・ダンカン。その二人を演ずる若きソーコとリリー=ローズによる美と妖艶の共演。とっても楽しみですね!

関連する投稿


『プラネタリウム』美人姉妹スピリチュアリストの物語

『プラネタリウム』美人姉妹スピリチュアリストの物語

9月23日公開予定の『プラネタリウム』。降霊術を操るスピリチュアリストの姉妹を巡る数奇の運命を、美しい映像と共に描くミステリアスなドラマです。 ここでは、出演者を中心にその見どころをご紹介致します。


ジョニー・デップの愛娘の初主演作!『コンビニ・ウォーズ~バイトJK VS ミニナチ軍団~』

ジョニー・デップの愛娘の初主演作!『コンビニ・ウォーズ~バイトJK VS ミニナチ軍団~』

ジョニー・デップの娘、リリー=ローズ・メロディ・デップが主人公を演じる『コンビニ・ウォーズ~バイトJK VS ミニナチ軍団~』のあらすじとキャストをご紹介します。


最新の投稿


【今週末公開の映画】2/23~『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』ほか

【今週末公開の映画】2/23~『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』ほか

2/23(金)、2/24(土)に公開される映画を一挙ご紹介。サンダンス映画祭で話題となった『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』、日中合作の『空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎』、そして竹中直人の爆笑エンターテイメント『レオン』などが公開となります!映画館でぜひ楽しんでくださいね。


『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』榮倉奈々、安田顕のW主演!

『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』榮倉奈々、安田顕のW主演!

2010年、「Yahoo!知恵袋」に投稿されたミステリアスで奇想天外な投稿が、たちまち話題を呼んだコミックエッセイ「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」が、まさかの実写映画化!『図書館戦争』の榮倉奈々と、『銀魂』や『不能犯』などに出演する安田顕のW主演です。2018年6月8日公開予定の本作をチェック!


これぞ男勝り!女性が活躍する映画50選!カッコいいヒロインに惚れてしまうこと間違いなし!

これぞ男勝り!女性が活躍する映画50選!カッコいいヒロインに惚れてしまうこと間違いなし!

映画って豪快でたくましい男のヒーローが主人公として活躍するイメージありますよね。ですが今回はいつもと趣向を変えて美しく華麗な女性が主役の映画を50本紹介します。


バレンタインにお家デートで観たい!ラブコメ映画おすすめ50選!笑って泣いてキュンキュンしよう!

バレンタインにお家デートで観たい!ラブコメ映画おすすめ50選!笑って泣いてキュンキュンしよう!

今ラブラブなカップルにもシングルのあなたにも、そして失恋の悲しさを吹き飛ばしたいそこのあなたにもおすすめのラブコメ映画50選!あの名作からハリウッドの傑作、インディーズ映画と、邦画洋画問わずにおすすめを一挙50個ご紹介いたします!♡


問題作!?描写が過激で物議を醸した映画50選

問題作!?描写が過激で物議を醸した映画50選

世の中には、性描写や差別、グロテスクといった理由から物議を醸す映画があります。そのような映画には前衛的なものが多いため、狙って見てみると面白いかもしれません。今回はそんな物議を醸した映画を紹介します。