『パシフィック・リム』まとめ!公開される続編の復習をしよう!

『パシフィック・リム』まとめ!公開される続編の復習をしよう!

4月13日より『パシフィック・リム:アップ・ライジング』が公開され、再び前作が注目を集めています。 ロボットVS怪獣と聞くと、日本の特撮やアニメを想像する方も多いと思いますが、何を隠そう今作を手がけた監督も大のオタク! 今回は続編に向けて復習できるよう、前作のポイントをまとめました!


日本のアニメや漫画の影響を受けたハリウッド製ロボットアクション

『パシフィック・リム』 -(C) 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.AND LEGENDARY PICTURES FUNDING,LCC

「日本の漫画、ロボット、怪獣映画の伝統を尊重している」とコメントされるほど、巨大ロボと怪獣との闘いを描く今作。
ド派手なロボアクションをはじめ、数多くの種類が登場する「KAIJU(カイジュー)」、ロボを操縦する多くのキャラクターのドラマなど、監督のこだわりが随所にちりばめられています。

『パシフィック・リム』 -(C) 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.AND LEGENDARY PICTURES FUNDING,LCC

監督のギレルモ・デル・トロは今作をただの怪獣ものオマージュとしてではなく、より新しいことができると可能性を感じて制作に挑んでいます。
「巨大怪獣への美しい詩」と語るだけあり、特に怪獣へのビジュアルに注目したい作品でもあります。

人類VS怪獣を描いた超大作!

© 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.AND LEGENDARY PICTURES FUNDING,LCC

2013年、太平洋(パシフィック)の深海から突如出現した未知なる巨大生命体に、世界中の大都市が次々と破壊され、人類は滅亡の危機に晒される。甚台な被害を受けた人類は、巨大生命体と戦うため、英知を結集して人型巨大兵器“イェーガー”を開発する。“イェーガー”は次々と現れる巨大生命体の侵攻を食い止めることができるのか――?

『パシフィック・リム』 -(C) 2013 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.AND LEGENDARY PICTURES FUNDING,LCC

『シェイプ・オブ・ウォーター』でアカデミー賞監督賞を受賞したギレルモ・デル・トロ監督が、自身の敬愛する日本映画の特撮に登場するような怪物にオマージュを捧げる、VFX超大作です!

晴れて2018年アカデミー賞を受賞した、ギレルモ・デル・トロ監督作!

ギレルモ・デル・トロ-(C) Getty Images

今年度アカデミー賞にて、『シェイプ・オブ・ウォーター』が作品賞と監督賞を受賞したギレルモ・デル・トロ監督。
日本文化オタクとしても有名で、来日した際にはそのお茶目なはしゃぎっぷりがお茶の間に流れました!

菊地凜子&芦田愛菜&ギレルモ・デル・トロ監督/『パシフィック・リム』来日会見

そんなデル・トロ監督の大好きな要素を詰め込んだと言っても過言ではない『パシフィック・リム』
その熱い思いは、観客以上に監督と同業者の人々にも絶賛され、世界中の映画オタクを唸らせました。
もちろん、日本人にも馴染み深い設定が随所に散りばめられているので、特撮好きな大人から、子供までも楽しめること間違いなし!
実際私は映画館で見ましたが、父子で鑑賞している方々も多くいました。

KAIJUと戦う巨大ロボ・イェーガー

ギレルモ・デル・トロ監督/、『パシフィック・リム』 -(C) 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.AND LEGENDARY PICTURES FUNDING,LCC

人類が世界各国で開発する、対KAIJU人型ロボット・イェーガー。
操縦はパイロット2名が搭乗し、パイロットスーツに組み込まれた伝達回路をイェーガーの動きにトレースして操縦します。
パイロットは意識を共有するために、右脳と左脳で同調させる仕組みです。
ちなみに名前の由来はドイツ語の「狩人」から来ているそうです。

菊地凜子&芦田愛菜&ケンドーコバヤシ/『パシフィック・リム』舞台挨拶

作中で搭乗するイェーガーは5体登場し、それぞれの制作国籍も異なる設定となっています。日本で作成されたイェーガー(コヨーテ・タンゴ)も登場します!
さらに過去存在したイェーガーを足すと、その数はさらに多いようです。

地球を襲う「KAIJU」(怪獣)

菊地凛子/『パシフィック・リム:アップライジング』ジャパンプレミア

2013年8月10日に初めてKAIJUが出演し、それらは太平洋グアム沖の深海にできた「ブリーチ」と呼ばれる割れ目から出現します。ちなみに英語圏でも「かいじゅう」と発音されます。

ギレルモ・デル・トロ監督&菊地凜子&芦田愛菜/『パシフィック・リム』ジャパン・プレミア

基本爬虫類、甲殻類、魚類を模った形状をしており、人口密集地帯を狙って襲撃してきます。
体液にも強い毒性を含んでおり、KAIJUの固体の強さや、毒性の高さなどを「セリザワ・スケール」と呼称してカテゴリー分けされます。
この「セリザワ」はおそらく『初代ゴジラ』に登場する重要キャラ芹沢大助からもじったものと思われます。

吹き替えには、人気声優も!

杉田智和

多くの津上人物が登場する中、今作の主人公ーリー・ベケット役の吹き替えを、人気アニメ「銀魂」の“銀さん”こと坂田銀時役を担当している実力派声優・杉田智和さんが担当。
菊地凛子も基本は英語の台詞ということもあり、こちらは『新世紀エヴァンゲリオン』で綾波レイを担当した林原めぐみさんが担当します。

ケンドーコバヤシ/『パシフィック・リム』舞台挨拶

他にも脇役ですが、怪獣の死骸を解体し、その臓器を万能薬として売りさばく闇商人のボス・ハンニバル・チャウの声を、お笑い芸人のケンドーコバヤシさんが担当!
俳優ロン・パールマンとのイメージと良く合っていますね。

日本の著名人が超絶絶賛!

『パシフィック・リム:アップライジング』ジャパンプレミア

日本のコアな映画雑誌で有名な「映画秘宝」では2013年度ベスト1に選出されるほど、映画ファンの評価は最高潮に!
続編の『パシフィック・リム:アップ・ライジング』も表紙を飾っています。

『パシフィック・リム』 -(C) 2013 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.AND LEGENDARY PICTURES FUNDING,LCC

さらに著名人の方々も本作を絶賛!
「デビルマン」の原作者・永井豪さんは「怪獣とロボットの激しいアクションに圧倒された」とコメント。
シネフィルでおなじみのゲームデザイナー・小島秀夫さんも「日本特撮とアニメの文化を“全部乗せ盛”といえる出来に大満腹!」と大絶賛でした。
因みに今作の監督ギレルモ・デル・トロは永井さんの大ファンで、アヌシー国際アニメーション映画祭で初対面したときは、普通にファンとしてサインまで貰っていました。

メインキャラに菊池凜子さんが起用!

菊地凛子/『パシフィック・リム』 -(C) 2013 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.AND LEGENDARY PICTURES FUNDING,LCC

今作のメインキャラで、森マコという日本人女性パイロットを菊池さんが熱演!
過去に両親をKAIJUに殺されたことで復讐を誓い、イェーガーのパイロットとして戦います。

菊地凛子/『パシフィック・リム』 -(C) 2013 WARNER

失敗を許せない完璧主義であると同時に、戦闘能力も非常に高いことも買われています。
ちなみに字幕版では、長い期間英語の生活をした設定で、日本語の発音が曖昧になっているという、細かい設定もこなす面が見られます。

芦田愛菜さんのハリウッド・デビュー作!

芦田愛菜&ギレルモ・デル・トロ監督/『パシフィック・リム』来日会見

作品公開時、日本で取り上げられたもうひとつの見どころに、あの名子役・芦田愛菜さんが今作でハリウッド・デビューを果たしている点があります!
「と言っても、ほんのチョイ役じゃないの?」と思うことなかれ・・・結構ガッツリ出演しています。

芦田愛菜/『パシフィック・リム』 -(C) 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.AND LEGENDARY PICTURES FUNDING,LCC

芦田さん演じるのは、菊地凜子さん演じるメインキャラ・森マコの幼少期。
かなり重要なシーンに登場しているため、晴れやかなハリウッド・デビューとなっているのです。

続編公開決定!その名も『パシフィック・リム:アップ・ライジング』

『パシフィック・リム:アップライジング』  (C)Legendary Pictures/Universal Pictures.

そんな『パシフィック・リム』の続編がこの度決定し、日本では4月13日(金)より公開されます!
その名も『パシフィック・リム:アップ・ライジング』。
前作から10年後の世界を舞台に、新たな世代がKAIJUの脅威に立ち向かいます!

『パシフィック・リム:アップライジング』(C)Legendary Pictures/Universal Pictures. 

菊池さん演じる森マコが引き続き登場するだけでなく、新たに日本キャストとして新田真剣佑さんが出演することも大きな話題となっています。
さらに今作では正体不明の漆黒のイェーガー「オブシディアン・フューリー」が襲撃してくるという設定も・・・!

パイロット、研究者、果ては闇商人・・・?個性的なキャストを紹介

『パシフィック・リム』日本版ポスター -(C) 2013 WARNER BROS.ENTERTAINMENT

『パシフィック・リム』には多くのパイロットや研究者が登場し、その分キャストも大勢います。
今回はその中でもメインキャラから、脇役だけど有名な俳優などをピックアップしてご紹介します。

ローリー・ベケット/チャーリー・ハナム

チャーリー・ハナム

主人公で、イェーガー「ジプシー・デンジャー」のパイロットを演じるチャーリー・ハナム。
過去にあの官能小説の映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の主役に抜擢された過去が有りますが、後に降板しています。(ただ今作は最低の映画を選ぶ『ゴールデン・ラズベリー賞で最低作品賞を受賞してしまっているので、ある意味出演しなくて正解だったのかも・・・続編『フィフティ・シェイズ・ダーカー』も続編最低映画賞を受賞するなど、話題は尽きません。

森マコ/菊地凛子

菊地凜子&芦田愛菜&ギレルモ・デル・トロ監督/『パシフィック・リム』来日会見

種子島出身の日本人で、元々はイェーガーの研究者である森マコ。
両親をKAIJUに殺され復讐を誓い、パイロットになる彼女を菊池凛子が熱演しています。
今作以外で海外の監督作で出演した者に、『47RONIN』『ノルウェイの森』『バベル』があります。
『バベル』ではアカデミー賞を受賞したアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督の下、聾者の女子高生を演じました。

スタッカー・ペントコスト/イドリス・エルバ

イドリス・エルバ-(C)Getty Images

環太平洋防衛軍 (PPDC) の司令官で、ローリーとマコの上司を演じるイドリス・エルバ。
工場で働きながらも、演劇を学びオーディションを受けるなど下積み時代の苦労も。
最近ではスティーヴン・キング原作の『ダークタワー』で主演として出演し、マシュー・マコノヒーと共演しています。

ニュートン・ガイズラー/チャーリー・デイ

『モンスター上司』 -(C) 2011 NEW LINE PRODUCTIONS, INC.

環太平洋防衛軍の科学士官として働く生物学者で、怪獣バカ。
監督のキャラ設定にも見かけは35歳だが、精神年齢は12歳というキワモノです。
演じるチャーリー・デイは、『モンスター上司(続編も)』や『お!バカんす家族』といったコメディでも活躍しています。
実は森マコ同様に、続編にも登場します。

ハーマン・ゴットリーブ/バーン・ゴーマン

『クリムゾン・ピーク』本ポスター (C) Universal Pictures.

環太平洋防衛軍の科学士官として働くドイツ人の数理学者を演じるバーン・ゴーマンは、デル・トロ監督のほか作品『クリムゾン・ピーク』にも出演しています。
他にも有名作ではクリストファー・ノーラン監督の『ダークナイト ライジング』にも登場します。

ハーク・ハンセン/マックス・マーティーニ

マイケル・ベイ監督-(C) Getty Images

これまでに多くのKAIJUとの闘いを勝ち抜いてきたエリートパイロットを演じるハーク・ハンセン。
『プライベート・ライアン』での出演がきっかけでブレイクし、最近では娯楽映画の鬼・マイケル・ベイ監督『13時間 ベンガジの秘密の兵士』にも出演しています。

チャック・ハンセン/ロバート・カジンスキー

『ウォークラフト』(C)2016 legendary and universal studios

そんなハークの息子に当たり、怪獣の討伐数でしか相手を評価しない嫌な奴・チャックを演じるのはロバート・カジンスキー。
最近の出演作にはファンタジー映画『ウォークラフト』にオーグリム役で出演しています。

ハンニバル・チャウ/ロン・パールマン

© 2008 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.

香港を拠点に、怪獣の死骸を解体し臓器を万能薬として売りさばく闇商人のボスを演じるロン・パールマンは、デル・トロ監督初期作からの常連となっていて、『ヘルボーイ』ではあまりにもハマリ役となり、続編まで製作されました。
過去には『ハリー・ポッター』でロン役を務めたルパート・グリントと共演した『ムーン・ウォーカーズ』というコメディ映画で主演を勤めています。

まとめ

『パシフィック・リム:アップライジング』(C)Legendary Pictures/Universal Pictures. 

日本大好きな監督が、その愛情を余すことなく注いだ『パシフィック・リム』
その甲斐あって、日本では異例の高評価を受け、続編も注目を集めています。
続編の公開にあわせて、今作は2度目の地上波放送が5月11日に行われます。
是非続編の復習に!

この記事のライター

過去にレンタルビデオ店と映画館で働いていており、基本洋画邦画問わず見ます。18年目標は、たまっているネトフリマイリスト消化・・・

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