5月18日(金)公開
■あのピーター・ラビットが実写化!『ピーターラビット(2018)』
『ピーターラビット』
舞台は豊かな自然に囲まれたイギリスの湖水地方。青いジャケットがトレードマークの、元気いっぱいでいたずら好きなうさぎ・ピーターと、自然を愛する心優しい女性ビアが暮らすお隣に、大都会のロンドンからちょっぴり神経質そうな男性トーマス・マグレガーが引っ越してくる。両親を亡くしたピーターにとってビアは心を許せるたった一人の女性だったが、マグレガーも美しくてピュアなハートを持つビアに次第に惹かれていき、ピーターとマグレガーは突如ライバルに! 様々ないたずらを仕掛けてマグレガーを都会に追い返そうとするピーターに対し、マグレガーも大人げない行動で反撃開始! そんな2人を暖かく見守るビアだったが、あるアクシデントをきっかけに、マグレガーがロンドンに戻ることになり、ピーターの心に変化が――。
ピーターラビット(2018)
知らない人はいないのでは?というほど有名な絵本『ピーターラビット』が、とうとう実写化されました。
絵本からは見ることのできない、アップテンポな演出も気になるところ。
主演は『エクス・マキナ』などのドーナル・グリーソン。
■巨大化が止まらない!『ランペイジ 巨獣大乱闘』
霊長類学者のデイビスとシルバーバック・ゴリラのジョージにはゆるぎない信頼関係があった。しかし、ある遺伝子実験によりジョージは巨大で獰猛なモンスターに変異してしまう。さらにジョージ以外にも巨大化した動物がいることも判明し、街はパニックに。もはや怪獣と化した動物たちは巨大化しながら北米大陸を横断していく! どこまで大きくなるのか!? 巨大化が止まらない怪獣たちの破壊行軍!
『ランペイジ 巨獣大乱闘』 (C)2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』のドウェイン・ジョンソン主演のパニックムービー。
様々な生物がどんどん巨大化していき、建物を破壊し、人々を襲う様は圧巻の一言。
さらにドウェイン・ジョンソンが一部日本語で紹介してくれる予告編も注目。
■阿部寛がまさかの裏稼業?『のみとり侍』
『のみとり侍』(C)2018「のみとり侍」製作委員会
越後長岡藩藩士の小林寛之進は、藩主・牧野備前守忠精主催の和歌の会に出席。そこで運悪く忠精の機嫌を損ね、「明朝より、猫ののみとりとして無様に暮らせ!」と江戸の裏稼業・猫ののみとりを命じられる。途方に暮れていた寛之進は、長屋で暮らすのみとりの親分・甚兵衛とその妻・お鈴の元で働くことに。猫の“のみとり”とは文字通り、猫ののみを取って日銭を稼ぐ職業。しかしその実態は、女性に愛をお届けする裏稼業であった。住む場所もなくなった寛之進であったが、貧しくも子どもたちに読み書きを無償で教える佐伯友之介や長屋で暮らす人々の助けを借り、“のみとり”としての新生活が始まっていく。
『のみとり侍』(C)2018「のみとり侍」製作委員会
阿部寛さん主演、寺島しのぶさん共演の時代劇は、女性に愛をお届けする裏稼業をテーマにしているのに、どこかからっと明るい作品となっています。
阿部さんは舞台挨拶で、歌舞伎風の“口上”で映画の完成を報告したことも話題となりました。
■ゴジラとの闘いを描いた3部作の第二弾『GODZILLA 決戦機動増殖都市』
アニメーション映画『GODZILLA 決戦機動増殖都市』(C)2017 TOHO CO., LTD.
21世紀初頭、人類は選ばれし者達だけで恒星間移民船・アラトラム号に乗って移住可能な「約束の地=タウ星e」を目指したが計画は失敗し、再び地球へと舞い戻ることに。そして、長距離亜空間航行によって生じた時空の歪みは、人類が戻るべき場所を「二万年後の地球」に変えてしまっていた。その地球でハルオたちはゴジラの攻撃を受けながら、20年間考え続けた「対ゴジラ戦術」をエクシフとビルサルドの異星人と共に実行し、決死の戦闘でゴジラを倒すことに成功。しかし、地中深くから真のゴジラ<ゴジラ・アース>が出現。進化した超巨大ゴジラの圧倒的な破壊力を前に、ハルオたちは散り散りになってしまう。そこでハルオを救ったのは、人類の生き残りと目される「フツア」の民ミアナ。ミアナには双子の姉マイナもいた。「フツアの神もゴジラに破れ、いまは卵を残すのみ。挑むもの、抗うもの、すべて炎に呑まれて消える」という彼らにハルオは、「人類の手に地球を取り戻す、最後のチャンスなんだ」と返す。一方、指揮官・ガルグは、フツアの持つ矢じりが“自律思考金属体=ナノメタル”でできていることに気がつき歓喜。それは、21世紀に彼らが「対ゴジラ決戦兵器」として開発するも、起動寸前で破壊された<メカゴジラ>を構成するものと同じ物質で――。
©2018 TOHO CO., LTD.
『GODZILLA 怪獣惑星』の続編がいよいよ公開されます。
本作では、ダイジェストで一瞬登場するも起動されなかったメカゴジラが登場し、ゴジラとの対決が描かれます。
さらには地球で生き残った民族「フツア」の民がゴジラとの戦いにどう参加してくるのかも注目したいです。
5月19日(土)公開
■沖田修一監督最新作は画家を描いたドラマ『モリのいる場所』
『モリのいる場所』-(C)2017「モリのいる場所」製作委員会
時流にも無頓着、自分のやりたいことだけに夢中になる画家の守一、通称モリは94歳。ともに人生の荒波を乗り越え、ちょっと変わった夫との暮らしを楽しむ妻・秀子76歳。自宅の庭には草木が生い茂り、たくさんの虫や猫など、モリの描く絵のモデルとなる生き物たちが住み着いている。 守一は30年以上、じっとその庭の生命たちを眺めるのを日課にしていた。普段、モリは妻の秀子と2人の生活をしているが、毎日のように来客が訪れる。若い写真家、温泉旅館の主人、隣人の佐伯さん夫婦、郵便屋や画商や近所の人々、そして、得体の知れない男…。今日もまた、モリとモリを愛する人々の、可笑しくて温かな1日が始まる。
『モリのいる場所』-(C)2017「モリのいる場所」製作委員会
山崎努さん、樹木希林さんの豪華共演で描がかれる本作を、『滝を見にいく』『モヒカン故郷に帰る』などゆるい笑いを届けてくれる沖田修一監督が手がけます。
劇中の音楽を担当するのは、『リズと青い鳥』『サニー/32』の牛尾憲輔さんです。
■その美貌と歌声に、すべてのフランス人が憧れ恋した『ダリダ~あまい囁き~』
© 2017 BETHSABEE MUCHO-PATHE PRODUCTION-TF1 FILMS PRODUCTION-JOUROR CINEMA
60年代フランス。ミス・エジプトに輝いた美貌とそのエキゾチックな歌声で一躍スターとなったダリダ。アラン・ドロンとのデュエット曲「あまい囁き」や「18歳の彼」「ベサメ・ムーチョ」など自由本譜な恋愛が赤裸々に歌われている。一方で、「わたしは病んでいるの」と、苦しい胸の内を歌った曲もある。ダリダの歌には喜びも悲しみも全てがあり、人生とは何かをわたしたちに教えてくれる。時代を超えてもなお、観る人の心に響くその強く美しい生き様が描かれた本作。