『スマホを落としただけなのに』とは?
『スマホを落としただけなのに』(C)2018映画「スマホを落としただけなのに」製作委員会
2018年11月2日に公開予定の『スマホを落としただけなのに』。本作は原作小説も大変人気の作品であるため、原作ファンの方も非常に期待を寄せているそうです。また、主演は北川景子さんということもあり、ハズレない作品となっているのではないかと思います。
志駕晃さんの同名小説が原作!
原作文庫書影 (C)2018映画「スマホを落としただけなのに」製作委員会
原作は、ニッポン放送エンターテインメント開発局長として勤務されている志駕晃さんの同名小説。志駕晃さんは過去にラジオディレクターとしても活動されていました。本作が初めての小説作品であり、2018年6月には2作目となる『ちょっと一杯のはずだったのに』が刊行されています。
『スマホを落としただけなのに』このミステリーがすごい!の“隠し玉”とは⁉
北川景子 (C)2018映画「スマホを落としただけなのに」製作委員会
『スマホを落としただけなのに』は2016年に行われた第15回このミステリーがすごい!大賞に応募された作品であり、最終候補まで残った作品です。最終的には受賞ならずの結果となったのですが、『このミステリーがすごい!』の“隠し玉”として、加筆・修正を加えた上で刊行されました。この“隠し玉”とは、このミステリーがすごい!の中で、賞は取ることができなかったけれど作品として残したいと思われた作品に贈られる編集部推薦賞のことです。
『スマホを落としただけなのに』ジャンルは、サイバーミステリー?
Ⓒ2018映画「スマホを落としただけなのに」製作委員会
本作は、主人公の彼氏がスマートフォンを落としたことから物語が発展していきます。身に覚えのないメールやSNSでのなりすまし、スマホに入っている写真や個人情報の流出など、スマホを落としただけなのに、主人公の人生が変わっていくという恐怖が描かれている作品。このように、スマホがキーポイントとなっていることから“サイバーミステリー”や“SNSミステリー”といわれています。
『スマホを落としただけなのに』のあらすじは?
『スマホを落としただけなのに』 (C)2018映画『スマホを落としただけなのに』製作委員会
主人公の彼氏がスマホを落としたことから物語が始まるのですが、そのスマホは“連続殺人鬼で狡猾なハッカー”である男性に拾われてしまいます。そして、主人公は運悪くその男性に気に入られてしまい、思わぬ事件へと巻き込まれていく、といったストーリー。現代ではほとんどの人がスマホを持っているため、誰にでも起こりうる可能性はある、日常に潜む恐怖が描かれた作品となっています。
■公開前に海外でのリメイクが決定!?
北川景子「連続ドラマW ヒポクラテスの誓い」/photo:Naoki Kurozu
本作は、2018年に行われる第71回カンヌ国際映画祭のマーケットに出品されたのですが、世界に名を馳せている中田秀夫監督の最新作ということで、問い合わせが殺到。さらに、韓国でのリメイクが決定されたそうです。
『スマホを落としただけなのに』の制作スタッフは?
『スマホを落としただけなのに』 (C)2018映画『スマホを落としただけなのに』製作委員会
期待値の非常に高い本作ですが、制作陣も見逃せません。ここからは制作スタッフについて紹介していこうと思います。
■監督は、「リング」シリーズで有名な中田秀夫さん!
中田秀夫監督 (C)2018映画「スマホを落としただけなのに」製作委員会
監督は、ホラーやサスペンスを得意とする中田秀夫監督です。中田監督は1992年、テレビドラマ「本当にあった怖い話」で監督デビュー。その後、中田監督の代表作となる映画『リング』や日活創立100周年記念として作られた『クロユリ団地』など、多くの作品を撮り続けています。
■脚本は、『デスノート the Last name』の大石哲也さん!
DEATH NOTE デスノート the Last name 1枚目の写真・画像
脚本は、「金田一少年の事件簿」シリーズや映画『デスノート the Last name』にて脚本を務めた大石哲也さん。1994年にオリジナルビデオ「ひき逃げファミリー2」で脚本家デビューを果たし、現在も数多くのテレビドラマ作品などを手掛けています。
■プロデューサーは、『余命1ヶ月の花嫁』などで知られている平野隆さん!
『余命1ヶ月の花嫁』 -(C) “April Bride”Project
プロデューサーは、TBSテレビに所属している平野隆さん。過去にはノンフィクション映画作品『余命1ヶ月の花嫁』や手塚治虫さん原作の漫画作品の実写映画『どろろ』などでプロデューサーを務めています。