大ヒット中『焼肉ドラゴン』のあらすじ・キャスト・感想

大ヒット中『焼肉ドラゴン』のあらすじ・キャスト・感想

毎日がうまくいかない。貧乏暇なしで働いて働いても二束三文。辛い事も多い。でも精一杯生きてるんだぁ!  1970年(昭和45年)、大阪万博が開催され、日本がどんどんと裕福になっていた頃、関西の片隅で辛くも精一杯生きてきた、そんな家族の物語です。


『焼肉ドラゴン』のあらすじ

焼肉ドラゴン 1枚目の写真・画像

万国博覧会が催された1970(昭和45)年。高度経済成長に浮かれる時代の片隅。関西の地方都市の一角で、ちいさな焼肉店「焼肉ドラゴン」を営む亭主・龍吉と妻・英順は、静花、梨花、美花の三姉妹と一人息子・時生の6人暮らし。失くした故郷、戦争で奪われた左腕…。つらい過去は決して消えないけれど“たとえ昨日がどんなでも、明日はきっとえぇ日になる――”それが龍吉のいつもの口癖だ。そして店の中は、静花の幼なじみ・哲男など騒がしい常連客たちでいつも賑わい、ささいなことで泣いたり、笑ったり。そんな何が起きても強い絆で結ばれた「焼肉ドラゴン」にも、次第に時代の波が押し寄せてくるのだった。

『焼き肉ドラゴン』のキャスト

個性あふれる人気も実力も兼ね備えた俳優陣が集結!

『海よりもまだ深く』inカンヌ国際映画祭フォトコール(C)2016 フジテレビジョン バンダイビジュアル AOI Pro. ギャガ

日韓の人気映画やドラマに数多く登場する日韓を代表する俳優陣が勢ぞろいしています。邦画ファン、韓流ファンも楽しめるキャスト陣をどうぞご覧ください。

状況に応じて演出する真木よう子

さよなら渓谷 1枚目の写真・画像

焼肉ドラゴンの長女でマドンナ的な存在の静花を演じるのは真木よう子さん。『ベロニカは死ぬことにした』『さよなら渓谷』『脳内ポイズンベリー』に出演されており、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞などの数多くの賞を受賞されております。

脳内ポイズンベリー 1枚目の写真・画像

大泉洋さんとハン・ドンギュさんが“駆けつけ3杯”というお酒の飲み比べをするのですが、あまりに何回もご返杯するのでやかんが空になってしまったそうです。だから真木よう子さんがアドリブでやかんを探し“おかわり”と言って出すシーンがあります。色んな状況に応じて、自分で即座に演出を考えて演じられているんですね。是非注目です。

『すーちゃん まいちゃん さわ子さん』真木よう子

また関西弁が難しく“万博”の発音も、“ばんぱくぅ↓”って、合っているから分からないですが、“く”が少し下がるような発音で、母音がかすかに聞こえるようなそんな発音ですよね関西弁って。千葉県出身の真木よう子さんには難しかったそうです。それは神奈川県出身の井上真央さんも同感だったそうです。

クランクインから怒り浸透 井上真央

井上真央

焼肉ドラゴンの次女で喜怒哀楽が激しい梨花を演じるのは井上真央さん。「花より男子」「花燃ゆ」『八日目の蝉』『白ゆき姫殺人事件』などの数々のヒット作に出演され、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞などの輝しい賞を多数受賞されております。

八日目の蟬 2枚目の写真・画像

クランクインから大泉洋さんと自転車の2人乗りで慣れない関西弁で罵声を浴びせるシーンだったそうです。あまりに大泉洋さんの自転車の運転が下手なので自然に怒り込みが込み上げて来て、罵声とともにアドリブで殴ったりしたそうです。もちろん演技ですよ。

白ゆき姫殺人事件 2枚目の写真・画像

舞台挨拶の際、大泉洋さんは井上真央さんの足が当たらないように気を遣ったとかセットがガタガタだと言って会場は笑いに包まれていました。

ぼやく大泉洋

『恋は雨上がりのように』(C)2018 映画「恋は雨上がりのように」製作委員会  (C)2014 眉月じゅん/小学館

次女梨花の夫なのに、長女静花に想いを寄せる焼肉ドラゴンの常連客哲男を演じるのは大泉洋さん。今や日本を代表する俳優さんで『探偵はBARにいる』『青天霹靂』『駆け込み女と駆け出し男』『恋は雨上がりのように』になどなど数々のヒット作品に出演されております。

大泉洋/『探偵はBARにいる3』製作発表会

とにかく現場では朝から晩までぼやいていたという大泉洋さん。それをパワーに頑張っていたそうです。毛利元就もよくぼやいていたそうです。すごい人はぼやくものなのでしょうか。

大泉洋/『駆込み女と駆出し男』-(C) 2015「駆込み女と駆出し男」製作委員会

また舞台挨拶でも冗談を言って会場を沸かしていました。その度に井上真央さんがツッコミ的なものをいれるのも大変面白いです。まさに本当の家族のような役者陣にみえますね。

韓流デビューか?桜庭ななみ

『書道ガールズ!! −わたしたちの甲子園−』 桜庭ななみ

焼肉ドラゴンの三女で自由気ままな歌手志望の美花を演じるのは桜庭ななみさん。『書道ガールズ!! −わたしたちの甲子園−』「ふたつのスピカ」『サビ男サビ女』『人狼ゲーム』『進撃の巨人』などの数多くの作品に出演し、アイドルグループbump.yにも所属しておりました。

天国からのエール 5枚目の写真・画像

桜庭ななみさんは韓国語のセリフもあったそうで、発音とか表現が難しかったそうですが、キム・サンホさんやイ・ジョンウンさんにご指導してもらいできたそうです。
またクラブでの本妻と愛人の取っ組み合いケンカも見物のひとつです。

感情をすべてさらけ出す大谷亮平

大谷亮平/連続ドラマ「東京アリス」の完成披露試写会

三女美花と不倫をするナイトクラブ店員の長谷川さんを演じるのは大谷亮平さん。「奪い愛 冬」「東京アリス」『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています』などに出演されております。

大谷亮平/「奪い愛、冬」制作発表記者会見

本妻がいるにも関わらず娘さんを下さいと美花の父親に言うのは、当時の時代背景からいっても相当の想いがないと言えないものです。そんな“感情はすべてさらけ出せ”という焼肉ドラゴンの家訓通りの感情むき出しのシーンは注目です。

アポジとオモニに韓流の名俳優が参戦 キム・サンホ、イ・ジョンウン

母なる証明 1枚目の写真・画像

アポジ(お父様)役のキム・サンホさんは『ありふれて悪事』や大杉漣さんが出演されていた『隻眼の虎』という韓国映画に出演されている俳優さんです。

Netflixオリジナル映画『オクジャ/okja』

またオモニ(お母様)役のイ・ジョンウンさんも韓国の有名女優さんで、『母なる証明』や國村隼さんも出演されていた『哭声-コクソク-』、『オクジャ okuja』という韓国映画に出演されている女優さんです。

リアルな体験を作品に投影させた『焼き肉ドラゴン』の監督 鄭・義信監督

『焼肉ドラゴン』(C) 2018「焼肉ドラゴン」製作委員会

舞台や映画などで数多くの脚本を担当してきた鄭・義信さん(チョン・ウィシン/てい よしのぶ)。ナインティナインが出演した『岸和田少年愚連隊』や『血と骨』、『愛を乞うひと』では日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞されました。また俳優としての顔を持ち、『五条霊戦記 GOJOE』などにも出演されていたりもします。本作では初の映画監督作品となりました。
監督が自らの少年時代の経験が作品に反映されているそうです。本当の在日韓国人の方の経験や、リアルな時代の経験が現れた作品となっています。

『焼き肉ドラゴン』舞台で大ヒット

大泉洋/映画『恋は雨上がりのように』の完成披露試写会

舞台版は読売演劇大賞や朝日舞台芸術賞などの賞を総なめにし、韓国でも上映され、再編再編を繰り返すがチケットもとれないほどの人気作です。しかもあまりの感動で観客が過呼吸になって救急車で運ばれるほどだったそうです。
大泉洋さんも見たいけどチケットが取れなくて北九州まで見に行ったそうです。その感動は映画でも味わえることは間違いないでしょう。

『焼き肉ドラゴン』の時代背景

「明日の約束」主演を務める井上真央

在日韓国人は第1次世界大戦後、日本の朝鮮半島植民地時代から日本に労働を求めて移り住みました。日本の政府や企業は安い労働力を朝鮮人に求めていました。
しかし日本での生活は差別の連続で部屋を借りれなかったりしたので、海抜0mなどの劣悪な環境にバラック小屋を建てて住みました。これが後に韓国人街となっていきます。ただここは国有地ですので、本作でも立ち退きを国の担当者から言われるシーンもあります。

真木よう子/『お嬢さん』来日ジャパンプレミア

やがて第二次世界大戦に負けた日本のGHQ占領下の中、朝鮮の人は朝鮮半島へ帰国した人もいますが、半分ぐらいは朝鮮半島での不安定さやもう長年日本にいる為、帰る場所もない為日本に残りました。しかし戦後不況の中、ほとんどの人が職がない為、くず鉄古物の集荷やパチンコや飲食などの零細な商売を始めました。その生活は大変でした。食っていく為に毎日必死で働いたそうです。時を忘れて必死に生きて働いて、娘たちを育てて早20数年がたつ1970年が本作の舞台となります。

究極の感動作『焼き肉ドラゴン』を劇場で!

焼肉ドラゴン 2枚目の写真・画像

今日もうまくいかなかった、また嫌な事があった。心無い言葉をかけられた。そんな希望も夢もないかもしれないそんな今日この頃です。でもこの映画を見て、明日きっといい事があるという活力を養ってください。きっとあなたの生きよう頑張ろうとする、その背中を押してくれると思います。

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