ピエール瀧ってどんな人?『アウトレイジ』最終章に出演!

ピエール瀧ってどんな人?『アウトレイジ』最終章に出演!

『凶悪』での迫力ある殺人鬼役から、ディズニー映画のコミカルな吹き替えまで、多彩な才能を発揮。『アウトレイジ』シリーズの最終章でも重要な役を担うピエール瀧について、デビュー作やアーティストとしての活動も含めてご紹介します。


強面でガタイがいい俳優、ピエール瀧

眼光が鋭く、屈強な体つきをしたピエール瀧。あまり主人公として登場することはないものの、『シン・ゴジラ』や『怒り』、『海賊とよばれた男』といった大規模なヒット作の数々に脇をかためる俳優陣の一人として出演。確固たる存在感を放っています。

元々はミュージシャンとしてメジャーデビュー

当初はアーティストとして活動。1989年、石野卓球とともに“電気グルーヴ”というバンドを結成します。同バンドは1991年、アルバム『FLASH PAPA』でメジャーデビュー。

「楽器が弾けないミュージシャン」を自称しており、そこまで有名でなかった時代から現在にいたるまで、電気グルーヴとしてライブに出演する際には、生き物を会場に放ったり、舞台上で食べ物をつくったり、ただ奇妙な踊りを披露するだけだったりと、突拍子もないパフォーマンスに徹しています。1995年の時点で自身が制作した映像作品「メカノ」を公開。映像へのこだわりと才能がうかがえます。

初出演作はサイコホラー

そんな彼が映画俳優としてデビューを果たすのは1997年。出演作品のタイトルは『HAPPY PEOPLE/ハッピー・ピープル』。身もすくむような狂気に満ちたサイコホラーです。彼が演じたのは名もなき青年。主人公に惨殺される悲惨な役です。

『HAPPY PEOPLE/ハッピー・ピープル』への出演を皮切りに、その後も徐々に俳優としてのキャリアを積み上げ、2005年には『ALWAYS 三丁目の夕日』、2006年には『日本沈没』など、公開規模の大きい映画にもどんどん出演するようになります。

ワルい男がハマり役

『凶悪』 -(C) 2013「凶悪」製作委員会

ピエール瀧が主人公をはるかにしのぐほどの強烈な印象を見るものに与え、映画を象徴するほどの活躍を見せたのが2013年に公開された『凶悪』です。彼がこの映画で演じたのはまさに「凶悪」という言葉を具現化したような武闘派ヤクザ、須藤純次。彼を裏で操る黒幕を演じたリリー・フランキーと一緒になって老人を虐待するシーンは、多くの観客の感情を揺さぶりました。実話をベースにした映画ですが、ピエール瀧が劇中で多用する口癖「ぶっこむ」は映画オリジナルのものです。

『凶悪』 -(C) 2013 「凶悪」製作委員会

ピエール瀧と個人的な親交のある映画評論家の宇多丸はこの映画を見て大興奮。自身が映画を評論するラジオ番組のコーナー「ムービーウォッチメン」のタイトルを、その週のみ「ムービーブッコメン」に変えて凶悪について熱く語りました。

『日本で一番悪い奴ら』(C)2016「日本で一番悪い奴ら」製作委員会

『凶悪』の監督でもある白石和彌監督作品『日本で一番悪い奴ら』で演じたのは、主人公(綾野剛)の先輩であるワルな刑事。酸いも甘いもかみ分けた男ならではの渋い雰囲気で、主人公に大切なことを教えました。物語の序盤で内通していたヤクザにはめられ、自分が刑事であるにもかかわらず逮捕され、退場の憂き目に。

ディズニー映画でも大活躍

“夏に憧れる雪だるま”のオラフ/『アナと雪の女王』 -(c) 2013 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

ピエール瀧の才能はとどまるところを知らず、ディズニー映画『アナと雪の女王』の吹き替え声優を担当。

雪だるまのオラフをコミカルに演じ、アナ役の神田沙也加とともに劇中歌も見事に歌い上げました。

マルチな才能をもつピエール瀧の演技からにじみ出る人間力!

ミュージシャン、映像作家、俳優とマルチな活躍を見せるピエール瀧。悪人を演じるときにも子役への配慮を忘れなかったりと、人徳にあふれた好人物でもあるのです。過去の出演映画はどれも良作ぞろい。画面を通してにじみ出る彼の人間力を感じてください!

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