実話を元にした作品『ビリオネア・ボーイズ・クラブ』
アンセル・エルゴート×タロン・エガートン『ビリオネア・ボーイズ・クラブ』(c)2017, BB Club, LLC. All rights reserved.
11月10日に日本での公開が決定した『ビリオネア・ボーイズ・クラブ』。主演にアンセル・エルゴート、タロン・エガートンら今話題の若手実力派俳優を揃えているだけでなく、エマ・ロバーツ、そしてセクシャルハラスメント問題渦中のケヴィン・スペイシーらも出演。実はこの作品は、1980年代初頭に実際にあった詐欺・殺人事件を元にしています。「BBC」とはもともと「ビリオネア・ボーイズ・クラブ」ではなく、「ボンベイ・バイシクル・クラブ」というお金持ちの社交クラブだったのを、若いメンバーが多いことを揶揄し、タイトルの呼び方になったのだそうです。スキャンダラスな役に挑む彼らに注目度200%!
『ビリオネア・ボーイズ・クラブ』あらすじ
ア・ボーイズ・クラブ』(c)2017, BB Club, LLC. All rights reserved.
高校の同級生だったジョー(アンセル・エルゴート)とディーン(タロン・エガートン)がとある商談で再開し、富裕層の友人たちを引き入れて投資で儲ける"BBC"を立ち上げます。ジョーは次第にエスカレートしていき、詐欺を重ねて巨万の富を得、"BBC"のメンバーたちは豪遊生活を送りいつしか「ビリオネア・ボーイズ・クラブ」と呼ばれるようになります。誰も彼らの詐欺に気づかない日々が続きましたが、敏腕トレーダーで浪費家のロン(ケヴィン・スペイシー)からも金を騙し取ったことを発端に、事態は急展開していくことに…。
主演は実力派若手俳優のアンセル・エルゴート
アンセル・エルゴート-(C)Getty Images
『ビリオネア・ボーイズ・クラブ』のリーダー、ジョー・ハントを演じたのは『きっと、星のせいじゃない。』や『ベイビー・ドライバー』で注目を集めているアンセル・エルゴート。海外ではかねてよりかなりのアイドル的な人気を集めていた彼ですが、近年の活躍で日本でもファンが急増したので、知っている方も多いはず。1994年生まれの24歳で、アメリカの俳優さんです。身長は193cmでスタイル抜群!俳優であり、同時にDJでもある彼はAnsoloというDJネームも持っています。
私生活では、長く付き合っている恋人でバレリーナのヴィオレッタさんとのラブラブな写真をよくインスタグラムにアップしていて、仕事も私生活も充実しているようです!
アンセル・エルゴート-(C) Getty Images
高身長なイケメンで、さらに演技に関してもゴールデングローブ賞にノミネートされる等高い評価を受けているアンセルですが、実はすごいエピソードが。なんと、同じくゴールデングローブ賞にノミネートされた俳優のティモシー・シャラメと、演劇学校時代のクラスメートだったんだとか!授賞式のレッドカーペッドでは、お互いに"高校時代どちらがモテていたか"という話題についてインタビュアーに話していました。それにしても、同じクラスにこの二人がいる教室なんて、考えられませんよね。
■『きっと、星のせいじゃない』で注目を集める
『きっと、星のせいじゃない。』ポスター (C)2014 TWENTIETH CENTURY FOX
『きっと、星のせいじゃない。』 (C)2014 TWENTIETH CENTURY FOX
日本では2015年に公開された『きっと、星のせいじゃない。』でシェイリーン・ウッドリーの相手役を演じたアンセル。ベストセラー小説を元にしており、共に重い病気を患い生と死について考えさせられるテーマでありながら、ただ悲観的な物語ではなく、しっかりと現実に向き合いながら互いに惹かれ合う若者を描いた恋愛映画です。
■『ベイビー・ドライバー』で人気を不動のものに!
『ベイビー・ドライバー』
日本でのアンセルの人気を決定付けたのは、やはり2017年の『ベイビー・ドライバー』!アンセルが演じたのは、子供の頃の事故の後遺症の耳鳴りを消すために常に音楽を聴きながら、集中力を極限まで研ぎ澄まし、華麗なドライビングテクニックで銀行強盗の"逃し屋"を請け負わされている通称「ベイビー」。トラウマや後遺症を抱えながら、過去の代償として犯罪行為に加担させられており、必要なこと以外は滅多に話さない複雑な役どころを魅力的に演じています。監督はエドガー・ライトで、ベイビーの雇い主であるドクは、『ビリオネア・ボーイズ・クラブ』でも共演しているケヴィン・スペイシーです。普段のアンセルの姿をSNS等で見ている人ほど、役に入り込んだアンセルの演技に圧倒される作品ではな位でしょうか?カーアクションや音楽などもエキサイティングな作品なので、アンセルに興味を持った方はチェック必須です!
W主演は『キングスマン』シリーズのタロン・エガートン
タロン・エガートン - (C) Getty Images
『ビリオネア・ボーイズ・クラブ』の二番手で、プロテニスプレイヤーであるディーン・カーニーを演じたのは『キングスマン』シリーズで人気に火がついたタロン・エガートン。1989年生まれの28歳です。テレビシリーズの端役からキャリアをスタートさせ、初出演の映画は『戦場からのラブレター』。まだほぼ無名でしたが、その後すぐに名優コリン・ファースとの共演で『キングスマン』の主演に大抜擢!若者らしい未熟さを持ちつつも、使命を全うするために戦うエグジー役で一躍シンデレラボーイに。
身長は176cmで、鍛え上げられた筋肉がスゴイ!主演している『ロビン・フッド』の公開も控えており、今後も大注目の俳優の一人です。
■言わずと知れた大ヒット作!『キングスマン』シリーズ
『キングスマン:ゴールデン・サークル』 (C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation
『キングスマン:ゴールデン・サークル』 (C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation
2015年の1作目に引き続き、今年1月(本国では2017年)には続編の『キングスマン:ゴールデン・サークル』も公開された大ヒット作『キングスマン』シリーズ。監督はマシュー・ヴォーンで、それまでのスパイ映画とは一味違った過激さやキャッチーさを持ちながら、英国紳士としてスーツで戦う姿が多くのファンのハートを射止めました。コリン・ファースのアクションもさることながら、彼とタロンが作中で見せる師弟関係にも注目です。また、コリンとタロンは役の外でも仲の良い師弟のような関係だそう。
■マルチな才能の持ち主!『SING/シング』では美声も披露
ジョニー(ゴリラ)『SING/シング』 (C)Universal Studios.
『SING/シング』 (C)Universal Studios.
2017年(本国では2016年)のアニメーション作品『SING/シング』では、歌手になる夢を諦めきれないゴリラのキャラクター・ジョニーの声を演じています。コアラで劇場のオーナーであるバスター・ムーン(声はマシュー・マコノヒー)が、財政難の劇場の立て直しのためにオーディションで集めたシンガーたちと共に奮闘する物語です。タロンは作中で美しい歌声を披露しており、ファンからは「演技だけじゃなくて、歌も上手なの!?」とびっくりされていました!
他にも豪華なキャスト陣の歌声が楽しめる『SING/シング』ですが、日本では歌唱部分も含めた全編吹替版があり、それが許可されたのはなんと全世界で日本のみなんです!キャストにはMISIAやスキマスイッチの大橋卓弥さんなど、気合の入り方がスゴイ…。タロンの歌声が聞ける字幕版はもちろん、吹替版も楽しい『SING/シング』、ぜひチェックしてみて!