大島優子とは!?
『ロマンス』大島優子/photo:Ryo Uchida
屈託のない笑顔で、いつも元気な大島優子さん。そんな全速力で駆け抜けている彼女は30歳を迎えているって知っていました? 1988年10月17日生まれの30歳です。でも大島優子さんを見ると、まだ幼げな少女ぽさを感じられるのは何でなんでしょう。子役として活躍し、AKB48のメンバーとして常にトップを走り続けた彼女。卒業後も女優として見事なまでの活躍です。みんなの心に”ヘビーローテーション”し続ける大島優子さんについて見ていきたいと思います。
大島優子は子役だった!?
『メリダとおそろしの森』 大島優子
『メリダとおそろしの森』で声優を務めた大島優子さん。この映画を見たであろう子供たちと同い年である8歳ぐらいから大島優子さんは芸能活動をされていたって知ってました!? あの和久井映見さん3部作の1つである「バージンロード」にも出演されていたんですね。その他にも「らせん」、「東京庭付き一戸建て」、「危険なアネキ」では榮倉奈々さんと共演していたのです。さらに『大怪獣東京に現る』、『千里眼』と人気作にも出演。
大島優子の身長!?
大島優子、大倉孝二/『ロマンス』完成披露試写会
大島優子さんって小さそうだけど身長何cmなんだろうって思いますよ。彼女の身長は152cmなんです。でもなんか存在が大きく見えるのは何でなんでしょう? それはAKB48の総監督を務めた、148cmの高橋みなみさんと並んでいる...からではありません。
『メリダとおそろしの森』 大島優子
AKB48に2期生として加入した大島優子さんには、同期に秋元才加さんや宮澤佐江さん、増田有華さんなどの高身長なメンバーもいました。その2期生で結成されたTeamKは体育会系チームとか、ダンスチームとも呼ばれています。でも大島優子さんは身長152cm。秋元才加さんたちがするダイナミックなダンスはできません。だから飛び跳ねて踊ったのです。その為、カメラの画角に収めきれない程の大きなダンスとなり、大島優子はすごいとファンの間で人気を集めていったのです。
大島優子のライバル前田敦子との前田大島時代
第3回沖縄国際映画祭に参加したAKB48
小さな大島優子さんがなんか大きく見えるのは飛び跳ねて踊るだけではありません。大島優子さんはTeamKではセンターだけど、AKB48の選抜では2列目でした。でも2009年に行われた第1回選抜総選挙で2位になり、一躍AKB48のセンターである前田敦子さんのライバルとなりました。大島優子さんは歌にダンス、演技と何でもこなしてしまう方なんです。それを自分では”器用貧乏”であると話していました。すごく可愛い訳でもない、歌もダンスもそこそこ。握手会でも”釣り師”になれる訳ではない。だから何でも一生懸命取り組んで何でもできるようにしていったのです。それが”器用貧乏”と言う所以なのです。
「第4回AKB48選抜総選挙」の開票イベント“ファンが選ぶ64議席”
そして迎えた2010年の第2回選抜総選挙。1位として名前を呼ばれたのは大島優子さんでした。”小さな巨人”の誕生です。彼女がセンターを務めた「ヘビーローテーション」は、国民誰もが、いや世界の人たちもみんなが知っているAKB48の代表曲となりました。いい歳のおっさんが「I want you~♪」って宴会で踊っているのは、日本のサラリーマンの接待宴会芸ですね。そんな大島優子さんもお酒が大好きだそうで、飲んでる時は、「指原!私の酒が飲めねぇ~のかぁ!」とおっさん丸出しらしいです。
「第4回AKB48選抜総選挙」の開票イベント“ファンが選ぶ64議席”
2012年の第4回選抜総選挙でも1位に返り咲いた大島優子さんは、翌年の第5回選抜選挙では指原莉乃さんが1位になり、大島優子さんは2位となりました。新しいAKB48の時代を見据えて大島優子さんは卒業していきました。
大島優子の新たな旅立ち 出演作を紹介
大島優子/ドラマ「銭の戦争」
AKB48の新時代を見送り、卒業した大島優子さんが次なる主戦場としたのは演技の世界でした。”器用貧乏”な”小さな巨人”の出演作を、AKB48の現役時代も卒業後の作品も併せて紹介していきましょう。
■大島優子 歌ったら死ぬ『伝染歌』
伝染歌 16枚目の写真・画像
こちらは2007年にAKB48がまだブレークする前に出演した『伝染歌』。歌ったら死ぬと言われる歌を歌った香奈(前田敦子)が自殺します。あっちゃん開始早々出演終わりかよぉ!っていう衝撃のプロローグから始まります。そしてあんず(大島優子)はトライアスロン部のメンバーと月刊MASAKAの編集者の陸(松田龍平)とともに事件を追いかけます。そして...きゃー!
■大島優子が妊娠?『櫻の園』
櫻の園 -さくらのその- (2008) 1枚目の写真・画像
名門お嬢様学校に転校して来たヴァイオリニスト桃(福田沙紀)は、生徒立入禁止の旧校舎で桜の園の台本を見つけます。11年前に廃部になった演劇部。上映禁止の桜の園。桃は仲間を集めて復活させようと奮闘します。大島優子さんは桃の仲間として桜の園を一緒にやろうとするのですが、なんと妊娠したかもしれないという役どころを演じられます。
『櫻の園』完成披露イベント。(左から)柳下大、大島優子、武井咲、福田沙紀、寺島咲、杏、はねゆり。
この映画、出演者が豪華で、主演の福田沙紀さんの先輩である米倉涼子さんや菊川怜さん、それに上戸彩さんが友情出演で出演されているんですね。オスカーファンには堪らない作品です。それにこの映画が上映された2008年にはまだブレーク前だった武井咲さんも出演されているんです。またオスカーではないですが杏さんもです。そういえば大島優子さんもブレーク前ですね。後のスターたちの共演も見どころの1つなんです。