『紅の豚』はどんな映画?
(c)1992 Studio Ghibli・NN
『紅の豚』は、宮崎駿監督が自らを投影したキャラクター・ポルコを主人公に、空を飛ぶことへのこだわりと想いを込めた珠玉の名作。
金曜ロードショーでの、放送回数は今回で12回目、歴代最高視聴率はテレビ初放送時に20.9%を記録しています。
『紅の豚』はスタジオジブリ初期の作品
(c)1992 Studio Ghibli・NN
『紅の豚』は、スタジオジブリの第6作目の作品で、宮崎駿監督の「かっこいいとは何か」というこだわりをいっぱいに詰め込んだ奥深い名作。
青い空を自由に飛び回る紅い飛行艇…監督の夢とロマンが詰め込まれた、ちょっぴりビターでクールな大人のファンタジーです。
『紅の豚』の主題歌は加藤登紀子
(c)1992 Studio Ghibli・NN
主題歌「さくらんぼの実る頃」原題・Le Temps des cerises(ル・タン・デ・スリーズ)は、フランスのシャンソンを代表する名曲です。
歌っているのは、マダム・ジーナの声を担当している加藤登紀子。
劇中、ホテル・アドリアーノでジーナが同曲を歌うシーンと、深い声が強く印象に残ります。
『紅の豚』の声のキャラクター
ⓒ APOLLO
■ポルコ・ロッソは森山周一郎
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主人公のポルコ・ロッソの声を演じているのは、渋い声が印象的な森山周一郎。
森山周一郎は、チャールズ・ブロンソン、ジャン・ギャバン、スペンサー・トレイシーなどの吹き替えを担当している、ベテラン声優です。
■フィオ・ピッコロは岡村明美
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“ピッコロのおやじ”の孫娘で、飛行機設計技師のフィオ・ピッコロの声を演じているのは、岡村明美。
フィオ・ピッコロはアメリカでの修行経験があり、ポルコがその腕前を高く評価しています。
岡村明美は、アニメ「ONEPIECE」シリーズのナミなどの声を担当している声優です。
■その他のキャラクター
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その他のキャストを、桂文枝₍当時は桂三枝₎、上條恒彦、大塚明夫ほか、ベテラン俳優や声優がつとめています。
桂文枝
ミラノの飛行艇製造会社「ピッコロ社」の経営者で、フィオの祖父・ピッコロのおやじの声を担当しているのは、桂文枝。
ポルコの昔馴染みで、面倒見の良い性格のおやじを好演しています。
大塚明夫
空賊連合が雇った用心棒で、ポルコのライバルのドナルド・カーチスの声を演じているのは、大塚明夫。
大塚明夫は、アーノルド・シュワルツェネッガー、アントニオ・バンデラス、サミュエル・L・ジャクソン、ジャン・レノ、スティーヴン・セガールなど、マッチョなタイプの俳優の吹き替えを数多く担当しています。
『紅の豚』のあらすじ
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