演技も上手いお笑い芸人① 宮迫博之
『リアル・スティール』クリスマス・ツリー点灯式(左より)宮迫博之、ゴリ
雨上がり決死隊でボケを担当している宮迫博之。もともと、名俳優の松田優作に憧れて演技の勉強をしていたことがあるそう。その演技力が評価され、コメディアンとしては珍しくシリアスな役や悪役もこなしています。演技の才能だけでなく、歌唱力にも定評がありかつてはフォークデュオ・くずとしてCDデビューの経験も。
芸能界で人気絶頂の中で、2019年6月にお笑い芸人による2014年に反社会的勢力の会合に参加していたことを報道され、その後、ラジオ番組と自身のツイッターで謝罪しました。金銭の受領を否定し、反社会勢力の会とは知らなかったと述べたが、結局2019年7月に吉本興業から契約を解除されることに。果たして、宮迫博之は芸能界に復帰できるか?
■ディズニー映画『Mr.インクレディブル』、『マジンガーZ / INFINITY』では重要な悪役も
『Mr.インクレディブル』(C)Disney/Pixar.
どちらもただのゲスト出演ではありません。なんとシンドロームはディズニーヴィランズです。なんと少年時代も演じており、芸能人声優にありがちな違和感も少ない上手さ。何も知らずにエンドロールを見たらびっくりするのではないでしょうか?
『マジンガーZ / INFINITY』ではこれまでさまざまな人物が演じてきた、あしゅら男爵のひとりとして名を連ねました。鉄仮面軍団を率いる大幹部で、重要な役です。
■ドキュメンタリー映画『宇宙へ。』ではナレーションも
『宇宙(そら)へ。』 宮迫博之
BBCワールドワイドが製作した、NASA50年の歴史を追うドキュメンタリー。原語版でナレーションをつとめたのはカナダの俳優マイケル・J・レイノルズです。
■『スキャナー 記憶のカケラをよむ男』では準主演をつとめた
『スキャナー 記憶のカケラをよむ男』© 2016「スキャナー」製作委員会
演じたのは、主人公・仙石和彦(演:野村萬斎)の相棒、丸山竜司役。元お笑い芸人で借金まみれのダメ男という、うさん臭いキャラクターがピタリとはまっていました。
演技も上手い芸人② 坪倉由幸
『外事警察 その男に騙されるな』舞台挨拶@“その男たちに騙されるな”特別試写会
三人組トリオ我が家のボケ担当。もともとは俳優志望だったらしく、そこから芸人に転向したとのこと。加藤浩次や出川哲朗など、お笑い芸人にはそういった経歴の持ち主は多くいます。我が家はネタ番組にはときどき出ているものの、バラエティにはあまり出ておらず、色もついていないため、そもそもお笑い芸人であることに気づかない人も多いようです。
■ドラマ「アンナチュラル」でお茶の間を号泣させる演技力
石原さとみ、「逃げ恥」脚本家からの絶賛に笑顔!
第四話で登場する、佐野祐斗役として出演。家族の幸せだけを願って働く父親を演じ、これがストーリーの良さもあいまって、大きく反響を呼びました。
■「トットてれび」では植木等役。現在は「下町ロケット」にも出演中
アンドロイド・TOTTO/「トットちゃん」制作発表会見
黒柳徹子著の自伝エッセイを原作にしたドラマ「トットテレビ」では、生前に黒柳徹子と親交の深かった植木等を演じています。クレージーキャッツのヒット曲、スーダラ節を歌うシーンも。現在放送中の、池井戸潤原作・大ヒットドラマ「下町ロケット」の続編にも参戦を果たしました。
演技も上手いお笑い芸人③ 友近
『酒井家のしあわせ』 友近 photo:Yoshio Kumagai
ピン芸人であり、人間の観察力にすぐれたなりきりひとりコントを得意とする芸風。演技をする上でとても必要なスキルですよね。視線や所作だけの演技がとても上手く、演技をしているときは完全に、お笑い芸人の友近ではなくなります。
舞台での仕事もこなし、歌唱力にも定評があるためミュージカル「アダムス・ファミリー」にも役者として出演しました。
■NHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」うめ役が絶賛
女優の波瑠が主演ヒロインをつとめた朝ドラ「あさが来た」では、主人公・あさのお付き使用人うめを演じています。脇役ながら大きくスポットのあたる役で、しっとりした大人の恋の行方も、物語を大きく盛り上げました。スピンオフにも登場する人気ぶり。過去には同じ大阪製作の朝ドラ「芋たこなんきん」にも出演していました。
■関西を舞台にした映画『嘘八百』に出演
『嘘八百』完成披露試写会 (C)2018「嘘八百」製作委員会
『嘘八百』(C)2018「嘘八百」製作委員会