「THE FLASH/フラッシュ」DC人気コミック原作!超高速ヒーローの正体は
「THE FLASH / フラッシュ<ファースト・シーズン>」 (C) 2015 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
爽快で明るくて、とんでもなく面白いアメコミドラマ「THE FLASH/フラッシュ」を知っていますか?
「THE FLASH/フラッシュ」は、「バットマン」などで知られるDCの人気コミックをベースとし、2018年11月現在でアメリカではシーズン5までが製作されている人気ドラマ。
高速移動能力を持つヒーローのフラッシュ(本名:バリー・アレン)が、様々な脅威から街を守ろうと奔走する物語です。
「THE FLASH / フラッシュ」 - (C)2015 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
「THE FLASH/フラッシュ」は、スピーディーな展開や二転三転するストーリーなどさまざまな要素が視聴者を惹きつけました。
でも人気の理由はそれだけではありません。
1990年代に放送されたドラマ作品「超音速ヒーロー ザ・フラッシュ」や原作コミック、ひいては出演者へのリスペクトがふんだんに散りばめられているのです。
この記事では、「THE FLASH/フラッシュ」劇中の小ネタやオマージュ、トリビアをご紹介。
全部読み終わる頃には、あなたも「THE FLASH/フラッシュ」をもう一度観たくなること間違いなしです!
「THE FLASH/フラッシュ」トリビア17選
■フラッシュ役はグラント・ガスティンじゃなかったかも?
グラント・ガスティン-(C)Getty Images
今ではフラッシュ/バリー・アレンとして、すっかり深紅のスーツ姿が板についたグラント・ガスティン。
実はこのフラッシュ役として、ドラマ「スリーピー・ホロウ」のマット・バーと『ダーク・フェアリー』、『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』のジェームズ・マッケイも候補に上がっていたそうです。
■バリーの父親役に粋なキャスティング
グラント・ガスティン/「THE FLASH / フラッシュ<ファースト・シーズン>」 (C) 2015 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
「THE FLASH/フラッシュ」では、「glee/グリー」のセバスチャン・スマイス役で一躍知名度を上げたグラント・ガスティンが主役のフラッシュ/バリー・アレン役を演じています。
バリーの父親ヘンリー・アレンを演じたジョン・ウェズリー・シップは、なんと1990年代に邦題「超音速ヒーロー ザ・フラッシュ」として放送されたフラッシュの実写化ドラマでバリー・アレンを演じていました。
■ジョン・ウェズリー・シップ、アニメ版では悪役だった?
そんなジョン・ウェズリー・シップは、2008年~2011年にかけてアメリカで放送されたアニメ「Batman:The Brave and the Bold」内の 「Requiem for a Scarlet Speedster!」というエピソードでズーム役として声の出演を果たしています。
ズームは、コミックやアニメの多くでヴィラン(悪役)として描かれる人物。「THE FLASH/フラッシュ」でもメイン・ヴィランとしてバリーたちの前に立ち塞がりました。
■「超音速ヒーロー ザ・フラッシュ」「THE FLASH/フラッシュ」同じ役で出演している女優とは
ジョン・ウェズリー・シップの他にも「超音速ヒーロー ザ・フラッシュ」より再登板しているキャストがいます。
それは「THE FLASH/フラッシュ」に、マーキュリーラボの所長クリスティーナ・"ティナ"・マギー役で出演しているアマンダ・ペイズ。アマンダは「超音速ヒーロー ザ・フラッシュ」で、なんと同じマギー役を演じていました。
■『スター・ウォーズ』マーク・ハミルがヴィラン役で出演!その背景は?
マーク・ハミル(C)Getty Images
「THE FLASH/フラッシュ」には、『スター・ウォーズ』で知られるマーク・ハミルがヴィランのトリックスター(本名:ジェームズ・ジェシー)役で出演。
マークは1991年製作のテレビ映画『ザ・フラッシュ2』でもトリックスター役を演じていました。そしてエピソードの中で「20年前に逮捕された際の写真」として登場した写真は、なんと『ザ・フラッシュ2』からそのまま使われたもの!
ちなみにこの配役は、企画段階から構想されていたそうです。
■マーク・ハミルの復活は腕相撲しだい?!
マーク・ハミル-(C)Getty Images
ゲスト出演という形で数エピソードに登場したマーク・ハミルですが、シーズン3を最後に姿を見せていません。
「THE FLASH/フラッシュ」でプロデューサーを務めるトッド・ヘルビング氏は、マーク・ハミルが再登板する可能性について、米メディアTV Lineでユーモアを交え「いつだってマーク・ハミルに戻ってきてほしいけど、彼はドラマ『Knightfall』で兄弟のアーロンにとられちゃったものですから。どうなるかな、(マーク・ハミル獲得のために)僕たち腕相撲しなきゃいけないかもしれないですね!」と答えています。
■イオバード・ソーンとあるキャラクターの関係は
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「THE FLASH/フラッシュ」のベースとなるDCコミックには、マルコム・ソーンというキャラクターが登場します。マルコムはバリーの双子の兄弟ですが、ある理由からヴィランの”コバルトブルー”としてバリーを殺そうとする役柄。イオバード・ソーンの祖先でもあります。
イオバード・ソーンは、「THE FLASH/フラッシュ」シーズン1で”リバース・フラッシュ”としてフラッシュを苦しめた最強のヴィラン。ちなみにドラマではオリジナルキャラクターのエディ・ソーンがイオバード・ソーンの祖先という設定でしたが、果たしてエディが今後マルコムとして戻ってくる可能性も……?
■イオバード・ソーン、コミックでは2代目リバース・フラッシュだった
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「THE FLASH/フラッシュ」シーズン1では、ヴィランであるリバース・フラッシュの正体が、未来から来たイオバード・ソーンなる人物であったことが分かります。
イオバード・ソーンは、コミックでは二代目リバース・フラッシュという設定。初代はエドワード・クラリス(ライバル)、三代目はハンター・ゾロモン(ズーム)です。
エドワードとハンターは、それぞれ”ライバル”、”ズーム”として「THE FLASH/フラッシュ」に登場。どちらもバリーと対立する役柄です。
■リバース・フラッシュの正体を隠すためにこんなことまで?!
「THE FLASH/フラッシュ」シーズン1の第9話「黄色い閃光」では、黄色いスーツを装着し、フラッシュと同じ能力を持つ"リバース・フラッシュ"が現れます。
その正体を秘密にするため、撮影現場では別人がリバース・フラッシュを演じていたそうです。