Netflixオリジナル海外ドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」あらすじ、キャスト＆ネタバレ

双子のザ・ダファー・ブラザーズ兄弟は、ノースキャロライナ州出身。子供の頃から2人で、映画作りを始め、カルフォルニアの大学で、映画作りを学びます。『シックスセンス』のM・ナイト・シャマランに認められ、テレビシリーズの「ウェイワード・パインズ」の脚本家として、プロのキャリアを始めます。スティーブン・スピルバーグやジョージ・ルーカスの大ファンである2人は、80年代の時代劇を作るのが夢でした。テレビの脚本家経験を活かして、Netflix オリジナル海外ドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」の制作に成功します。残念な事に、ダファー兄弟は、現在数件のパワハラの噂が立っており、制作への影響が心配されます。

1983年11月6日、インディアナ州の架空の町ホーキンスにあるホーキンス国立研究所で、研究員が謎の生物に襲われます。この研究所は裏で、機密に超常現象、超自然現象の人体実験の研究を行なっていました。
研究所の近くに住む12歳の少年ウィル・バイヤーズもその生物に襲われ、失踪。ウィルの母ジョイスと兄ジョナサンは、必死にウィルを探します。警察署長のホッパーに捜査を依頼、本格的に調査が開始。ウィルの親友マイク、ダスティン、ルーカスも、ウィルの調査を開始。
その途中、頭を剃った謎のイレブン通称エルと出会い、マイクの家に秘密に匿う事になります。この小さな町で、次々と人々が失踪。ウィルの家では、超常現象が多発していきます。やがて、マイク達は、エルの不思議な能力を知る事に。研究所は、失踪事件の捜査を妨害し、エルをあの手この手を使い、取り戻そうとします。
ウィルは、違う次元に囚われていると知るジョイス。エルの力を使って、ウィルとのコンタクトに成功。救出作戦が開始します。エルは研究所で自分が実験台であり、その過程で、違う次元とのポータルを開けてしまった事、そこから、人間を襲う生物が人間界に来れるようになってしまった事を告白。
人々の愛に触れ、その人々を守る為に、エルは自分の力を振り絞って、異次元の怪物と戦い、ポータルを閉じます。

やはり注目ポイントは、まだ社会がシンプルで素朴だった80年代の心地よい設定。ノスタルジックな気持ちにさせるアイテムが画面に広がります。80年代の音楽がまた、懐かしい雰囲気を盛り上げます。その中に、ホラーの要素がしっかりと組み込まれていれ、ハラハラドキドキ感は、ちゃんと保たれている作品。子供の演者の演技も安定感があり、ベテランの役者とマッチしていて、バランスと質の高いキャスティングです。お話の内容より、時代劇の要素の方が、現代の若い世代には新鮮に感じ、人気の元になっているNetflix オリジナル海外ドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」。

場所は、イリノイ州シカゴ、カリと友人達は警察に追われているが、カリの不思議な力を使って逃げ延びる。ホーキンスでは、シーズン1の終わりから１年が過ぎ、エルは、極秘にホッパーと一緒に山小屋に住んでいます。娘を亡くしている彼は、エルの父親代わりをしながら、質素ですが、変凡な生活を送っています。
ウィルは、異次元との関係がきれておらず、幻想が見え、謎の竜巻のような生物と接触。ジョイスは、医者に連れて行いますが、改善されません。それと共にも、町に異変が起こり始めます。外での行動を制限され、好きなマイクにも会えないエル。こっそり山小屋を抜け出して、マイクに会いに行くと、彼が転校生のマックスと仲良くなるのを見て、嫉妬と怒りでパワーをコントロール出来なくなってしまいます。
エルは逃げ出して、病気の母親に会いに行きます。そして、研究所で同室だったカリに会う為に、シカゴへ。同じ力を持つカリと仲間達との、ひと時の生活を楽しむエル。しかし、仲間の危険を感じてホーキンスに戻り、仲間のピンチを助けます。ダスティンが育てていた異次元の生物が、町の地下に張り巡らされる、異次元に通じるトンネルより大量に人間界に押し寄せてきます。
ウィルは、異次元の生物にコントロールさせていますが、ジョイスらが、ウィルと体内の生物とを切り離すことに成功します。エルはまた、かつて自分が開けた異次元のゲートを閉じるために、研究所に向かいます。

Netflix オリジナル海外ドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シリーズ2の見どころは、キャラクター達の成長です。メインの5人に、あらなた女子1人が加って6人になったグループ。しかし、エルは、シリーズ中グループとの行動はほぼありません。彼女はシカゴで、自分と同じ能力を持った友を見つけますが、やはり、ホーキンス（主にマイクとホッパーの為）に戻る事を選びます。
マイクとエルの中学生の二人の愛の絆は、ぎこちなさを感じるも、なんとも言えない胸キュンシーンを見せてくれます。トラブルメーカーで意地悪、なおかつクレイジーな義理の兄に、立ち向かう転校生のマックス。彼女を狙って男になって行くジャスティンとルーカス。3角関係のマイクの姉ナンシー、ウィルの兄ジョナサンとスティーブ、それぞれ、大人になっていきます。親世代も、子供との関わり、異次元との戦いで大きく変わっていきます。

ホーキンス国立研究所で超常現象の実験台になって、政府の隠密で、暗殺などの行為をさせられていた少女。実験台11番だった事からイレブンと名乗っていますが、母とカリからは、ジェーンと呼ばれている。なぜ特殊能力を持っているのかは、明かされていないが、幼い頃に発見されて、母親は薬ずけされて、隔離。ホーキンスの人々に出会い愛され、彼らのために命を捨てる覚悟で異次元と戦う、冷凍ワッフルが好物で、語彙が少ないマイクの恋人。

ホーキンス警察署長。娘の病死後、妻に逃げられ自暴自棄の生活。正義感ありで、異次元との戦いでは、いつもみんなを先導し、守るために奮闘。エルとの生活で、失ったものを取り戻し、エルにとっては、良い父親代わりに。

ホーキンスミドルスクールのゲーム好き理系男子。姉ナンシー、妹のホリー、両親のごく変凡な5人家族。はみ出し友人グループの中では、リーダー的存在。エルを保護して、政府からかくまう。親切で、勇気もあり、正義感が強い。姉にちょっかいを出したり、彼女の秘密をバラす行為多々。友達に対しての忠実心が強い、エルの彼氏。

鎖骨頭蓋異骨症で、歯が揃っていない事で、上級生からいじめられる事あり。茶目っ気がある性格で、スムーズトークも得意。ひらめくセンスもあり、グループ内のアイデアマン。マックスの気を引こうと頑張る。