エマ・トンプソンの生い立ち
エマ・トンプソン -(C) Getty Images
エマ・トンプソンの生年月日は1959年4月15日で、イギリス出身です。
女優兼脚本家。
父親は舞台監督のエリック・トンプソンで、母親はスコットランド出身の女優フィリダ・ロウです。
妹は女優のソフィー・トンプソン...という芸能一家です。
エマ・トンプソンの若い頃、努力の時代
エマ・トンプソン
エマ・トンプソンはケンブリッジ大学ニューナム・カレッジで英文科を専攻。
在学中スティーブン・フライ等と劇団を結成したり、女性だけのレビュー "Woman's Hour" を手掛けて注目を浴びます。
1980年の大学卒業前にエージェントと契約しました。
卒業すると、ケネス・ブラナー率いるルネッサンス・シアター・カンパニーに参加。数多くの舞台に立ちました。
オスカー女優、エマ・トンプソン
エマ・トンプソン -(C) Getty Images
エマ・トンプソンは沢山の舞台に立って経験を踏み、大学卒業後9年経ってついに1989年公開『彼が素敵な理由』で映画デビューを果たします。
その時既に30歳。
1991年、話題のサスペンス映画『愛と死の間で』では二役で、輪廻転生しながら別人として一人の男性を愛する運命の女性を演じ、1992年に出演した映画『ハワーズ・エンド』ではオスカー女優の栄冠を手に入れました!
翌年には『日の名残り』で再度オスカー受賞!
同時に『父に祈りを』で助演女優賞ノミネートと、ダブルで喜びを噛み締めます。
1995年は『いつか晴れた晴れた日』でオスカーにノミネート&脚色賞受賞!と快進撃を繰り広げました。
2003年には『ラブ・アクチュアリー』に出演すると、ゴールデングローブ賞の助演女優賞にノミネートされ、その翌年からは『ハリーポッター』シリーズにも出演。
『メン・イン・ブラック3』で、エージェントOとして登場したことも話題になりました。
エマ・トンプソン、大英帝国勲章を受勲!
エマ・トンプソン -(C) Getty Images
今年2018年6月に、エマ・トンプソンは女優としてのキャリアが評価され、大英帝国勲章第二位DBEを叙勲し、女性の騎士号 "Dame" を冠することを許されました。
継続は力なり!ですね。
こんな形でも評価を受けて才能を評価してもらえて、本当に感無量だったでしょう。
エマ・トンプソンと最初の夫、ケネス・ブラナー
ケネス・ブラナー/『ダンケルク』(C)2017 Warner Bros. All Rights Reserved.
エマ・トンプソンが映画デビューした年の1989年に、戦友でもあり、同じく実力派俳優のケネス・ブラナーと結婚。
しかし、6年の結婚生活を経て1995年の10月に離婚してしまいました。
結婚5年目の1994年に、夫のケネスが映画『フランケンシュタイン』で共演した女優ヘレナ・ボナム=カーターとの不倫が報じられたので、それも離婚に至る要因のひとつだったかもしれません...。
しかしエマは、この事が演技の幅を広げたと考えてポジティブに消化しています。
なのでヘレナとは既に仲直りしているようです。器が大きい女性です。
エマ・トンプソンと現在の夫、グレッグ・ワイズ
エマ・トンプソン(「メリー・ポピンズ」原作者P.L.トラヴァース役)/『ウォルト・ディズニーの約束』 - (c)2013 Disney Enterprises, Inc.
エマ・トンプソンは、ケネス・ブラナーと離婚した年の1995年に公開された映画『いつか晴れた日に』で共演して知り合ったイギリスの俳優グレッグ・ワイズと交際をスタート。
4年の交際の末、1999年に長女のガイア・ロミリーちゃんを出産します。
そしてまた、その4年後に再婚し、同時にルワンダ人の少年ティンジェブワ・アバガくんを養子に迎えました。
なので、子供は2人います。
エマ・トンプソン、映画『ラブ・アクチュアリー』で聡明な母親を演じる
「ラブ・アクチュアリー in コンサート」
映画『ラブ・アクチュアリー』は2003年公開、イギリス・アメリカのロマンス・コメディ映画。
リチャード・カーティス(監督)/映画『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』来日記者会見
『フォー・ウェディング』『ノッティングヒルの恋人』と同じく、脚本リチャード・カーティス・制作ダンカン・ケンワーシーコンビがタッグを組んで作られました。
そして、リチャード・カーティスにとって初監督作品となりました。
10の物語がグランドホテル方式で展開されます。
『ラブ・アクチュアリー』-(C)APOLLO
リチャード・カーティス作品ということで、勿論ヒュー・グラントやコリン・ファースも出演しています。
エマ・トンプソンの役柄は、英国首相のデイヴィッド(ヒュー・グラント)の妹で、ハリー(アラン・リックマン)の妻カレン。
この19人で繰り広げるホッコリとした心温まる作品の中、3人の子を持ちしっかり者ながら健気な女性をキラキラした魅力で演じていて好感度抜群でした。
エマ・トンプソン、映画『17歳の肖像』で女校長を演じる
17歳の肖像 1枚目の写真・画像
映画『17歳の肖像』は2009年公開、イギリスの青春ドラマ。
英国の女性ジャーナリスト、リン・バーバーの回顧録を元に映画化されました。
17歳の肖像 7枚目の写真・画像
舞台は1961年のロンドン郊外。
両親の望み通り、オックスフォード大学を目指して勉学に励む少女ジェニー(キャリー・マリガン)は心の中ではこの状況に退屈していました。