『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』トムが再び激ヤバアクションに挑む!
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トム・クルーズが凄腕エージェントに扮し、Impossible = 不可能と思われる様々なミッションに挑む『ミッション:インポッシブル』シリーズ。
シリーズ最高傑作との声も名高い作品が第五弾『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』です。
『ミッション:インポッシブル』シリーズの名物と言えば、トム・クルーズが自ら挑むアクション。今回も離陸するジェット機にしがみついたり、水中で6分も息を止めながらの演技に挑戦したりと、50歳越えとは思えない数々のアクションを披露しています。
何者かに銃口を向けるレベッカ・ファーガソンとトム『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』-(C) 2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』でイーサンに課されたミッションは、正体不明の組織シンジケート"の野望を阻止すること。サイモン・ペグ扮するベンジーやジェレミー・レナー扮するブラントら前作からのメンバーに加え、謎の美女イルサ(レベッカ・ファーガソン)も参戦し……。
チームは一致団結し、シンジケートのボスであるソロモン・レーン(ショーン・ハリス)を追う、というストーリーです。
『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』濃すぎる撮影秘話&トリビア16選
それではさっそく、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』に隠された小ネタやトリビア、撮影秘話をご紹介します。
■トム・クルーズとサイモン・ペグ、オールノースタントだった
『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』-(C) 2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』では、トム・クルーズはもちろんベンジー役のサイモン・ペグもアクションに挑戦しています。
劇中には、この二人によるド派手なカーアクションが繰り広げられる場面も。
なんとこのシーンも含め、本作でトム・クルーズとサイモン・ペグはスタントマンを一切使わず、全て自分たちでアクションをこなしたのだそうです。
なんでもスタントコーディネーターは、スタントマンよりトムのほうが上手く運転できるため、あらかじめサイモン・ペグに「カーアクションは全部トムが運転するよ」と伝えていたのだとか。
■トム・クルーズ、生身で6分超潜水の裏側
シンジケートを壊滅させるべく、イーサンは重要なファイルが格納された水中金庫へと飛び込みます。
イーサンを演じたトムは、このシーンでなんと6分以上も息を止めたままの演技に挑戦。
この撮影のためにトムは数週間もかけ、プロの水中パフォーマンストレーナーから呼吸トレーニングを学んだそうです。
しかもトムはこれについて「ずいぶん前から、クリストファー・マッカリー監督とともにスリル満点の潜水シーンをノーカットで撮影したいと考えていたから、とても面白かったよ。6分から6分半の間、息を止めてトレーニングをしたけど、とてもハードだった」と語っており、徹底したエンターテイナー精神を見せています。
■トム・クルーズは撮影中6回も怪我していた
『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』新写真 -(C) 2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
そのほかにも上空1500m×時速400kmの軍用飛行機スタントやバイクチェイスなど、本人による命がけのアクションをこれでもかというほど見せつけたトム・クルーズ。
無茶をしていれば(?)やはり怪我はつきもののようで、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』の撮影中、トムは6回も怪我をしたといいます。
■飛行機しがみつきアクション、8テイク撮影していた
『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(c) 2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』冒頭で、なんと離陸する飛行機にしがみつくという前人未到のアクションを自らこなしたトム・クルーズ。
このシーンを撮影するのに問題となったのは、風圧で目が開けられないということでした。そこでチームは、眼球を保護する特殊なレンズを開発。そのおかげでトムは目を開けながら演技することができたといいます。
撮影に関しても、風の抵抗を防ぐ特殊なカメラを装着しておこなわれたそう。
さらに驚くべきは、1回でも危険なこのスタントシーンが計8テイク撮られたこと。トム・クルーズは、「何があっても撮影は止めないでほしい」と周囲に念を押していたといいます。
■"シンジケート"、実は前作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』に登場していた?
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本作『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』でイーサンたちが対峙する国際的スパイ組織、シンジケート。
実はこの名前は前作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』で名前のみ登場していました。
『ゴースト・プロトコル』のラストシーンで、イーサンは次のミッションとして謎の組織シンジケートの実態を調べるよう指令を受けています。
ちなみにシンジケートは、『ミッション:インポッシブル』シリーズの原作テレビドラマ「スパイ大作戦」にもしばしば登場しています。
■『ミッション:インポッシブル』シリーズ全作に登場するのはトム・クルーズと〇〇だけ!
『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(C)2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
本作『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』含め、シリーズの全作品に登場している俳優は二人だけ。
主演のトム・クルーズと、IMFで長年イーサンとチームを組んできたルーサーを演じているヴィング・レイムスです。
ベンジー役のサイモン・ペグは第3作『ミッション:インポッシブル3』から、ブラント役のジェレミー・レナーは第4作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』から出演しています。
■悪役候補に「SHERLOCK/シャーロック」ベネディクト・カンバーバッチが挙がっていた
ベネディクト・カンバーバッチ-(C)Getty Images
シンジケートを率いるボスのソロモン・レーンを演じたのは、映画『プロメテウス』『アウトサイダーズ』などで知られるショーン・ハリス。
当初この役に、ドラマ「SHERLOCK/シャーロック」や映画『ドクター・ストレンジ』『裏切りのサーカス』などで知られるベネディクト・カンバーバッチが候補に挙がっていたそうです。
実現しなかったのがなんとも残念……!
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『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』 (C)Lucasfilm 2016