“破壊王”の異名を持つマイケル・ベイとは?
『トランスフォーマー』マイケル・ベイ監督-(C) All rights reserved by Michael Bay Dot Com
1990年代の後半から2000年にかけて、『アルマゲドン』『パール・ハーバー』『ザ・ロック』『バッドボーイズ』とヒット作を連発した映画監督、映画プロデューサーです。元々はCMディレクターで、この分野でも輝かしい業績を残しています。マイケル・ベイが手掛ける作品は、とにかく派手に物が破壊されるシーンが多く、『トランスフォーマー/リベンジ』ではハリウッド史上最大の爆薬を使用して演出したとも言われています。
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マイケル・ベイといえば、映画の撮影にCGを極力使わず、実際にカメラ前で撮影したスペクタクルを重視し、容赦なき大爆発シーンやド迫力アクションを得意とすることから“破壊王”の異名を持つ人気監督。
リアルな撮影手法をこだわることと撮影スピードの速さが彼の特徴であります。通常の撮影現場では、アクションシーンを違う角度から撮るためにカメラの位置を変えるセットアップの数は多くても1日20回ほどといわれるが、『6アンダーグラウンド』の現場では1日に120回セットアップすることもあったという。
マイケル・ベイ監督『バッドボーイズ』(1995)デビュー作
バッドボーイズ 1枚目の写真・画像
(C)APOLLO
1995年公開の『バッドボーイズ』は、マイケル・ベイの監督デビュー作です。マイアミ市警の刑事コンビが、72時間以内の解決を目指し、1億ドル相当の麻薬が絡んだ事件に挑みます。低予算で作られたにも関わらず、マイケル・ベイならではの映像技術が高い評価を受けました。
バッドボーイズ 6枚目の写真・画像
(C)APOLLO
マーカス・バーネット役には『ブルー・ストリーク』や『ビッグママ・ハウス』などに主演しているマーティン・ローレンス。彼のコミカルな演技が作品を面白くしてくれます。
バッドボーイズ 2枚目の写真・画像
(C)APOLLO
マイク・ラーリー役には『インデペンデンス・デイ』『メン・イン・ブラック』など数々のヒット作に出演したウィル・スミスが演じています。『BAD BOYS』は、ラッパーから俳優に転身して間もないウィルが主役に抜擢された出世作となっています。
マイケル・ベイ監督『ザ・ロック』(1996)
マイケル・ベイ-(C)Getty Images
侵入も脱出も不可能な連邦刑務所として名を馳せたアルカトラズ島、別名ザ・ロックに、神経性毒ガスを奪ったテロリスト軍団が観光客を人質にして立て篭もります。タイム・リミットは40時間。FBI化学兵器専門家(ニコラス・ケイジ)と元英国諜報部員の囚人(ショーン・コネリー)が立ち上がり、テロ事件解決に向けての攻防を描いたアクション映画です。
初代ジェームズ・ボンドのショーン・コネリー-(C)Getty Images
アルカトラズ脱獄に成功した唯一の人物であるジョン・パトリック・メイソン役は、『007/ドクター・ノオ』や『アンタッチャブル』などの作品で知られる、ショーン・コネリーが演じています。
ニコラス・ケイジ-(C)Getty Images
FBI化学兵器研究所に勤務するスタンリー・グッドスピード役は、『コン・エアー』『60セカンズ』といった数々のヒット作で主演を務めてきた、ニコラス・ケイジが演じています。
マイケル・ベイ監督・製作『アルマゲドン』(1998)
『アルマゲドン』-(C) APOLLO
隕石から地球を守るために、宇宙に飛び立つ石油採掘チームの活躍を描いた作品です。日本で142億円の興行収入を記録し大ヒットを収めた超大作です。
『アルマゲドン』-(C) APOLLO
『ダイ・ハード』『シックス・センス』など数々の代表作を持つハリウッドのトップスター、ブルース・ウィリスがハリー・スタンパー役を演じています。
『アルマゲドン』-(C) APOLLO
近年では、『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』『ジャスティス・リーグ』などでバットマン役を演じたベン・アフレックが出演しています。ブルース・ウィリスとのラストシーンは感動で涙が止まりません。
リヴ・タイラー-(C)Getty Images
リヴ・タイラーは、大作映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの出演で人気を獲得した女優です。人気ロックバンド・エアロスミスのボーカル、スティーヴン・タイラーの娘でもあります。
マイケル・ベイ製作『テキサス・チェーンソー』(2004)
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