ヘレナ・ボナム=カーターの生い立ち
ヘレナ・ボナム=カーター -(C) Getty Images
ヘレナ・ボナム=カーターの生年月日は1966年5月26日、イギリス・ロンドン出身。
父親は銀行の社長、母親は心理療法士です。
因みに大叔父は映画監督のアンソニー・アスキス、曾祖父は第一次世界大戦開戦時のイギリス首相ハーバート・ヘンリー・アスキスだそう。
頭がよくて、ケンブリッジ大学に合格していましたが演劇の道に進む為に入学を辞めました。
ヘレナ・ボナム=カーターのキャリア
ヘレナ・ボナム=カーター
ヘレナ・ボナム=カーターは早くから才能が買われていて1983年、17歳の時にテレビ映画デビューしています。
2年後には映画『レディ・ジェーン/愛と運命のふたり』に出演。翌年の1986年(20歳)には大ヒット映画『眺めのいい部屋』で良家の令嬢役を演じ、若くして世界的に有名な女優さんになりました。
コルセット・クィーンなどのあだ名が付きましたが、本人的には堅苦しい感じがして気に入っていないようです。
あだ名が付くほど彼女は個性的で、当時からアバンギャルドでカッコいいイメージがありました。
この写真の彼女もヴィヴィアン・ウエストウッドのドレスをめちゃくちゃカッコよく着こなしています。
好きそうですもんね、本当によくヴィヴィアンの服を着用しています。
1987年(21歳)には美青年ブームを巻き起こした映画『モーリス』にカメオ出演。
その後も『ハムレット』『ハワーズ・エンド』等、毎年コンスタントに映画出演していました。
1997年(31歳)にテレビ映画「暗殺調書」に出演すると、ゴールデン・グローブ賞の主演女優賞にノミネートされます。
2000年代に入ると、徐々に巨匠ティム・バートン作品の常連となり私生活共に彼のミューズ的な存在となりました。
ヘレナ・ボナム=カーターとケネス・ブラナーの関係
ケネス・ブラナー/『ダンケルク』(C)2017 Warner Bros. All Rights Reserved.
1994年公開の映画『フランケンシュタイン』で共演したヘレナ・ボナム=カーターとケネス・ブラナー。
2人はこの共演で恋に落ちてしまいました。
当時エマ・トンプソンの夫であったケネスにとっては不倫、ヘレナは愛人...となってしまいます。
この事があってだと思いますが、結局エマ・トンプソンとケネスは破局してしまいました。
なので尖った個性も手伝って、ヘレナには悪女なイメージもついてしまいました。
エマ・トンプソンの器量の大きさで、とっくに許してもらえてるそうです。
エマ曰く、自分とヘレナは特殊な個性を持っている所が似ているんだそう。
ヘレナ・ボナム=カーター、映画監督ティム・バートンは事実婚。子供は?
ティム・バートン監督&ヘレナ・ボナム=カーター-(C) Getty Images
2001年にティム・バートン監督映画『PLANET OF THE APES/猿の惑星』に出演したことがきっかけで出会った2人。
以後は事実婚状態でロンドンに暮らしていました。
2003年10月長男ビリー・レイ・バートンくんを、2007年12月に長女ネル・バートンちゃんを出産していて子供が2人います。
ティム・バートン作品の殆どで登場するヘレナ。彼の映画のカラーから特殊メイクがとても多く彼女の母親からクレームが来ることもあったそうですが彼女は全く気にも留めていませんでした。
堂々と彼の作品で個性を発揮しました。
ヘレナ・ボナム=カーター&ティム・バートンと、ジョニー・デップの友情
ロンドンで行われたヨーロピアン・フィルム・プレミアに出席した(左から)ティム・バートン監督、ヘレナ・ボナム=カーター、ジョニー -(C) Getty Images/AFLO
ティム・バートンがジョニー・デップと相思相愛で、ジョニーが彼の作品に登場するのはもはや当然!というのも世間では常識。
そしてヘレナ・ボナム=カーターも同じく、彼の作品のミューズなので当然交流が出てきます。
ヘレナは「ジョニー・デップと私は双子みたい」と語っています。
2人とも素の自分を見るのが大嫌いだし、同じくらいしかめっ面だと言います。
この3人の関係は不思議で、奇妙で芸術的です...。
11月28日にロンドンで、ジョニー・デップと共に食事をしたティム・バートン&ヘレナ・ボナム=カーター
ヘレナが第2子を妊娠中、出産予定日近くの11月28日にロンドンのレストランで食事をしているところ、ジョニー・デップも同席していたようです。
ヘレナ・ボナム=カーター、2014年にティム・バートンと破局!
ヘレナ・ボナム=カーター&ティム・バートン-(C) Getty Images
2014年、13年間の間公私共に切磋琢磨して映画界の一時代を作り上げたヘレナ・ボナム=カーター&バートンカップルが破局しました。
ヘレナは自由奔放な悪女のイメージがありますが、実際には13年間彼一筋で大変尽くしてきたと思います。
事実婚ながら彼の子供を2人産んで、彼の作品の重要なミューズとして出演し続け、彼の全てを全力でサポートしてきた強い女性です。
ティム・バートン&ヘレナ・ボナム・カーター-(C) Getty Images
ところが2013年、バートンが謎のブロンド女性と映画館から出て来るところをパパラッチされました。
彼女と抱き合って熱いキスを交わす現場を写真に撮られてしまいます。
そのまま一緒に車に乗って消えたようですが、この事が直接破局に至った原因かは分かりません。
破局後、ヘレナは立ち上がれないほど深く悲しんだそう。
バートンはバートンで、仕事の人間関係やプライベートの全てにおいてヘレナに頼り切って生きてきた為、色々とままならなくなり復縁を強く望んでいるそうです。
『ハリー・ポッター』シリーズ常連のヘレナ・ボナム=カーター
『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』TM & (c) 2007 Warner Bros. Ent. , Harry Potter Publishing Rights (c) J.K.R.
ヘレナ・ボナム=カーターは、2007年公開の『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』から4シリーズ連続で出演しています。
ベラトリックス -(C) 2010 Warner Bros. Ent.Harry Potter Publishing Rights (C) J.K.R. Harry Potter characters, names and related indicia are trademarks of and (C) Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
彼女の役は感情の起伏が激しく、かなりのサディストでエキセントリックな性格を持つヴォルデモート直系の死喰い人、ベラトリックス・レストレンジ。
『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』 -(C) 2010 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. HARRY POTTER PUBLISHING RIGHTS (C) J.K.R.HARRY POTTER CHARACTERS, NAMES AND RELATED INDICIA ARE TRADEMARKS OF AND (C)WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED
この風貌、たまらないですね。
彼女らしさ満開な皮肉面、見るからにアバンギャルド!
ヘレナは撮影で使用したベラトリックスの杖を自宅に持ち帰り、友人や子供たちが騒いだり問題を起こした時には杖を手に脅すんだそうです。
想像すると滑稽で面白いです。