『暗黒女子』ってどんな映画?
『暗黒女子』ティザービジュアル (C)2017「暗黒女子」製作委員会(C)秋吉理香子/双葉社
2017年に公開された映画『暗黒女子』。原作は秋吉理香子による同名ミステリー小説で、実写映画化するにあたり、清水富美加と飯豊まりえがW主演を務めました。監督は『百瀬、こっちを向いて。』の耶雲哉治、脚本は「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」で知られる岡田麿里。今回は映画『暗黒女子』のあらすじやキャストについて紹介します。
■『暗黒女子』原作は秋吉理香子のミステリー小説
映画『暗黒女子』の原作は、秋吉理香子によるミステリー小説です。今回実写化が決まったときに秋吉はキャスティングに関して、脳内から出てきたのではないかと思うほどイメージ通りだと絶賛していたとのこと。
■『暗黒女子』監督は、『百瀬、こっちを向いて。』の耶雲哉治
『暗黒女子』本ポスター (C)2017「暗黒女子」製作委員会(C)秋吉理香子/双葉社
『暗黒女子』を実写映画化するにあたり、メガホンを取ったのは耶雲哉治。大学在学中に自主映画を製作し、数々の賞を受賞した経験も。そんな耶雲監督は、映画だけでなくCMやドキュメンタリーなどを手掛けています。
早見あかり/『百瀬、こっちを向いて。』-(C) 2014 映画「百瀬、こっちを向いて。」製作委員会
耶雲哉治にとって初めての長編映画監督作品となったのは『百瀬、こっちを向いて。』です。主演は元ももいろクローバーの早見あかり。思春期の淡く切ない恋模様が描かれている作品となっています。
■『暗黒女子』、公開までの紆余曲折
『暗黒女子』完成披露試写会
今回映画『暗黒女子』が公開される前、飯豊まりえと共に主演を務めた清水富美加が幸福の科学への“出家”騒動の渦中にあったため、清水は本作の宣伝活動には一切登場しなかったとのこと。しかし、紆余曲折ありつつも、完成披露試写会も舞台挨拶は成功をおさめ、映画も無事公開されました。
『暗黒女子』のあらすじは?
千葉雄大/『暗黒女子』(C)2017「暗黒女子」製作委員会(C)秋吉理香子/双葉社
舞台は、セレブな女子高生たちが通う聖母マリア女子高等学院。ある日、聖母マリア女子高等学院の理事長の娘で、みんなの憧れであるカリスマ的存在・白石いつみ(飯豊まりえ)が謎の死を遂げます。
『暗黒女子』 (C)2017「暗黒女子」製作委員会 (C)秋吉理香子/双葉社
いつみは校舎の屋上から落下して死んでしまったとのことですが、自殺なのか他殺なのか、はたまた事故なのか、分からない状態でした。
『暗黒女子』 (C)2017「暗黒女子」製作委員会 (C)秋吉理香子/双葉社
疑惑の目が向けられたのは、いつみが主宰していた文学サークルの面々。その中の誰かが殺したのではないかと噂されるようになります。
うさ耳『暗黒女子』 (C)2017「暗黒女子」製作委員会 (C)秋吉理香子/双葉社
そこでいつみの親友であった澄川小百合(清水富美加)が文学サークルの会長の座を引き継ぎ、部員たちが自作の物語を朗読するという定例会を開きます。
『暗黒女子』 (C)2017「暗黒女子」製作委員会 (C)秋吉理香子/双葉社
いつみの死の真相を突き止めたいと考える小百合は、テーマを“いつみの死”に設定し、それぞれに小説を書かせることに。そして、メンバーのそれぞれが犯人を告発する小説を発表していく中に、果たして真実はあるのでしょうか…?
さて、ここからは『暗黒女子』の衝撃の結末を紹介します。以降ネタバレになるので、「まだ結末を知りたくない」という人はページバックを。驚愕のラストシーン、解き明かされる謎…。これを読めば真実がわかるはず!
『暗黒女子』の魅力は?
『暗黒女子』 (C)2017「暗黒女子」製作委員会 (C)秋吉理香子/双葉社
結末はどうなっているのか非常に気になる映画『暗黒女子』ですが、物語の他にも魅力がたくさん詰まった作品となっています。そんな本作の魅力について紹介します。