『フィフス・ウェイブ』って?
『フィフス・ウェイブ』
映画『フィフス・ウェイブ』とは、2016年に公開されたSFミステリー作品。原作は リック・ヤンシーの大ベストセラー小説『The 5th Wave』で、主演は世界で注目されているクロエ・グレース・モレッツが務めました。今回は『フィフス・ウェイブ』のあらすじやキャストについて紹介していきたいと思います。
■『フィフス・ウェイブ』原作は、SFミステリー小説の『The 5th Wave』
『フィフス・ウェイブ』
『フィフス・ウェイブ』の原作となったのは、リック・ヤンシーによるヤングアダルト小説『The 5th Wave』。ハードカバーは30万部、電子書籍は8万部を販売し、大ベストセラーを記録。イギリスではレッドハウス・チルドレンズ・ブック賞を受賞するほどの注目を集めた作品です。
■『フィフス・ウェイブ』監督は、J・ブレイクソンが担当
© 2009 CELADOR FILMS LIMITED. ALL RIGHTS RESERVED
そんな大人気小説作品を実写映画化するにあたり、メガホンを取ったのはJ・ブレイクソン。2009年にはカルト的人気を博した『ディセント』の続編、『ディセント2』にて脚本を務めました。
『アリス・クリードの失踪』 -(C) CINEMANX FILMS TWO LIMITED 2009
2011年には、『007 慰めの報酬』のボンドガール、ジェマ・アータートンが誘拐された富豪の娘を演じた映画『アリス・クリードの失踪』にて、監督・脚本を担当。密室を舞台として、観ている人の恐怖を煽るような映像を見事に作り出し、高く評価されました。
■『フィフス・ウェイブ』プロデューサーには、俳優のトビー・マグワイアも
トビー・マグワイア
今回、映画『フィフス・ウェイブ』には、自身も俳優として活動しているトビー・マグワイアもプロデューサーとして参加しています。
『スパイダーマン3』 -SPIDER-MAN CHARACTER TM (C)2006 MARVEL CHARACTERS, INC. ALL RIGHTS RESERVED.
2002年の『スパイダーマン』で一躍有名になったトビー・マグワイアは、同年に公開された『25時』にて製作を担当し、翌年の2003年に公開された『シービスケット』では主演と製作総指揮を務めました。その後もトビーは製作として数々の映画作品に参加するようになりました。
■『フィフス・ウェイブ』PRイベントには、藤田ニコルが登場
藤田ニコル/『フィフス・ウェイブ』イベント
日本公開前の2016年4月19日には『フィフス・ウェイブ』のPRイベントも開催されました。イベントには、主演を務めたクロエ・グレース・モレッツと同年代であり、若者のカリスマ的存在である藤田ニコルらが登場し、場を沸かせました。
『フィフス・ウェイブ』のあらすじは?
『フィフス・ウェイブ』
『フィフス・ウェイブ』の舞台となったのは、突如として現れた人知を超えた知能を誇る謎の知的生命体によって、4度に渡る攻撃に襲われた地球。
『フィフス・ウェイブ』
“第1の波”といえる最初の攻撃では、電気や水道などのライフラインが停止。“第2の波”では巨大な地震と津波に襲われ、“第3の波”では鳥インフルエンザによって疫病が蔓延。
© 2015 Sony Pictures Digital Productions Inc. All rights reserved.
そして“第4の波”ではまるでゴキブリを駆除するように、生き残った人間を1人ずつ退治し始める事態に。そんな4度にも渡る攻撃を受けた地球では人類の99%は死滅し、地球はほとんど壊滅状態に陥っていました。
『フィフス・ウェイブ』
さらに“第4の波”で人類に紛れ込んだ“アザーズ”の見かけは人間と変わらず、生き残った人々は恐怖に怯えながら日々を送ることに。
『フィフス・ウェイブ』
壊滅状態の地球で生き残った女子高生の主人公・キャシー(クロエ・グレース・モレッツ)は、行方不明になった弟を捜していたところ、エヴァン・ウォーカー(アレックス・ロウ)という男性に命を助けられます。しかしキャシーは、エヴァンはもしかしたら“アザーズ”なのではないかと疑問を抱いているようす。それでもエヴァンに惹かれていくキャシー。