キルスティン・ダンスト出演映画まとめ！子役時代から現在に至るまで！気になる結婚は？

キルスティン・ダンストの生年月日は1982年4月30日で、アメリカのニュージャージー州・ポイントプレサント出身です。
子供のころからの愛称はキキ。
本人が子供の頃自分の名前をちゃんと発音出来なくて、キキと名乗っていた事から愛称になりました。
1991年（9歳の時）に母親と弟の3人でロサンゼルスに移り、1995年に両親は離婚しました。

キルスティン・ダンストの身長は170cmで54kgという事で、スラっとした印象。
スリーサイズは 89-61-89 と、非常に女性らしいくびれを持ち、彼女の挑戦的な表情と相まってとても魅力的です。

キルスティン・ダンストは、若干3歳でフォード・モデルズやエリート・モデル・マネジメントと契約し、約70本ものCMに出演しました。
映画デビューは7歳の時。1989年公開のオムニバス映画『ニューヨーク・ストーリー』で、クレジット表記は無いものの、ミア・ファローの娘役として登場しています。
そこからTV中心に活動を続け、1994年（12歳）にはトム・クルーズとブラッド・ピット共演の大作『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』に出演。ゴールデングローブ賞 助演女優賞にノミネートされる等して注目を浴び、同年公開の『若草物語』での演技も高く評価されました。
2002年から始まった『スパイダーマン』シリーズではヒロインのメリー・ジェーン・ワトソン役に抜擢され、主要キャストとなった。
2006年には彼女の代表作でもある『マリー・アントワネット』で主人公マリー・アントワネットを演じました。

キルスティン・ダンストのファーストキスの相手は、あのブラッド・ピット！
11歳の時に『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』の劇中で、ブラッド演じるルイとのキス・シーンを演じたのが初めて。
ブラッド・ピットがロングヘアーでヒッピーっぽかったのと、撮影中は本物の兄妹のように仲良くしていたので、本当の兄とキスするようで気持ち悪かったんだそう。
ブラッドのファンからしたら、発狂しそうな感想ですね。

トム・クルーズがキルステン・ダンストに毎年クリスマス・ケーキを送っているそうです。
キルスティンがトムと11歳の時に共演した『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』。
20年程の時が過ぎ、2010年頃にバッタリ遭遇したそうで、すっかり大人の女優として成長したキルスティンに感動したのか、毎年トムからクリスマス・ケーキが送られてくるようです。
彼女はそれを “クルーズケーキ” と呼んでいて、毎年楽しみに待っているそうです。
心温まるエピソードです...。

キルスティン・ダンストと俳優ジェイク・ギレンホールは、2002年から2005年まで交際していました。
2002年、映画『モナリザ・スマイル』で共演して仲良くなったマギー・ギレンホールの弟がジェイク。
その繋がりから知り合う機会があり、交際に発展したようです。
ですが結構早いうちに破局し、また復縁。
そこから何度も破局と復縁を繰り返して2005年に完全にお別れしてしまいました。

キルスティン・ダンストとオーランド・ブルームは映画『エリザベスタウン』で共演したのが切っ掛けで2005年に短期間交際したようです。
オーランド・ブルームは、何故かそこから9年後の2014年に、キルスティンとギャレット・ヘドランドが交際している事に嫉妬してしまい、さらに何故か2人の間に割って入ろうとしたそうです...。

キルスティン・ダンストは、2007年にレイトン・ミースターの現夫アダム・ブロディと噂になりました。
当時ロスのナイトクラブで2人が仲睦まじく過ごしているのを目撃されています。

キルスティン・ダンストは、2007年に Razorlight のフロントマン、ジョニー・ボーレルと交際しました。
2007年の7月に一緒に住み始めましたが、2人とも忙しくすれ違いが多く、キルスティンが帰宅した際にリビングルームからジョニーが吸う煙草、ビール、ケバブなんかの匂いを漂わせている事にも耐えがたかったそうです。
彼はアメリカで売れる事に夢中で恋愛どころでは無くなり、２ヵ月という短期間で別れてしまいました。
この時期の彼女はミュージシャン系の男性との噂が多く、ザ・ストロークスのドラマー、ファブリッツィオ・モレッティなんかとも噂になっていました。

キルスティン・ダンストは、2008年にドリュー・バリモアと別れたばかりの俳優ジャスティン・ロングと噂になりました。
ニューヨークのソーホーでデートしている姿が目撃され、目撃者によるとジャスティンはキルスティンの手を握って歩き、キルスティンは彼にもたれ掛かってはキスしていたようです。
2人は長年の友人でしたが、失恋したばかりのジャスティンを慰めているうちに空気が変わったのかもしれません。

キルスティン・ダンストは、2008年にドキュメンタリーフィルム監督のジェイコブ・ソボロフと交際していました。
ジャスティンと破局後に彼と知り合い、彼が投票率が悪いアメリカの現状について、どうして投票しないのか？という原因を探るドキュメンタリーを撮影するにあたり、協力をしました。
そのドキュメンタリー映画でキルスティンはナレーターを務めました。

キルスティン・ダンストは、2009年の8月にカラフルなセーラー服姿で秋葉原に現れました！
最近でこそ、こういう姿の外国人に対する免疫は出来てきましたが、これは驚きのショット。

これは、『ターミネーター4』のマックG監督の新作ビデオの撮影のためのものでした。
マックG監督が「美少女戦士セーラームーン」の大ファンらしく、それを意識したコスプレ。
それにしても、めちゃめちゃ似合ってます！

2011年に、キルスティン・ダンストは映画『オン・ザ・ロード』で共演した俳優ギャレット・ヘドランドと交際を始めました。
2012年の彼女のバースデーパーティーでは彼がバラの花束とケーキを用意し、熱烈なキスと共にプロポーズを囁いたりとラブラブで、キルスティンも彼との結婚式のウエディングドレスの話や子供が欲しい話などを嬉しそうにしていましたが、2016年に破局してしまいました。

ギャレットは、キルスティンがこれから一生を共にする女性なのかどうか...確信が持てなくなったからだそうで、彼女は大きなショックを受けました。
復縁を信じていましたが、彼は結婚よりも自分が仕事のキャリアを積むことを選び、待たないで欲しいと告げたそうです。
その時キルスティンは29歳でした...。
女性にとって一番輝く時期に交際したキルスティンの4年間を思うと、30歳手前での破局は可愛そうです。

キルスティン・ダンストは2017年から放送されたTVドラマ「FARGO/ファーゴ」に出演した時に夫婦役で共演した6歳年下の男優ジェシー・プレンモスと交際を始めました。
2016年から2人のキス写真がパパラッチされたりもしていました。
その後もロサンゼルスでデートをする姿を何度も目撃され、2017年にはパームスプリングス国際映画祭のレッドカーペットに登場したキルステンの左手薬指には大きなダイヤモンドのついた指輪が...♡
そして婚約したことが報じられました。

キルスティン・ダンストは、2017年の年末に婚約者ジェシー・プレンモスとの間の子供を妊娠している事実が報道されました。
そして今年の5月に無事、元気な男の子を出産しました。
名前はエニス・ハワード・プレモンス。
「FARGO/ファーゴ3」に登場する人物の名前で、2人が出会うきっかけとなったドラマの役名にちなんだ名前なんだそうです。

キルスティン・ダンストは、挙式の日取りには焦りが無くてゆっくりと夫ジェシーと検討しているそうです。
待望のウェディングドレスは、親友で姉妹デザイナーが設立したブランド「ロダルテ」のドレスが決定しているようですので、挙式の幸せな姿を拝見するのが楽しみです。

映画『スパイダーマン』は2002年公開、アメリカのSFアクション映画。
子どもの頃からスパイダーマンのファンだったサム・ライミ監督が手掛けた三部作です。

突然、特殊能力を手に入れた主人公ピーター・パーカーの、ヒーローとしての苦悩と犯罪者たちとの戦いに焦点を当てた作品。

キルスティン・ダンストは、主人公ピーター・パーカー（T・マグワイア）が思いを寄せている幼なじみのメリー・ジェーン・ワトソンを演じています。
ピュアで瑞々しい演技が光っていました。
雨の路地裏での「逆さキス」シーンも名場面として未だ語られています。
この三部作は、どれも興行的成功を収めました！

映画『マリー・アントワネット』は2006年公開、アメリカの歴史ドラマ映画です。
フランス王室の王妃マリー・アントワネットの苦悩と孤独に焦点を当てたストーリーの作品。

14歳のオーストリア皇女アントワーヌが母マリア・テレジアの言いつけでフランス王太子ルイ16世（ジェイソン・シュワルツマン）に嫁ぎます。
自分に興味を示さない夫、陰険な陰口に苦しめられ、世継ぎを求める声のプレッシャーに押しつぶされそうになりながら暮らし、ストレスから悪い遊びに夢中になる様をポップなタッチで表現されています。

そんな中、外の世界ではアメリカ独立戦争への援助からくる国の財政が変化。
飢餓に苦しむ民衆はフランス革命を起こし、何も知らないマリーは窮地に立たされる...。

ザ・ストロークス・アダム&ジ・アンツ等の時代を超えたクールなロック・ミュージックがかかる中、お洒落な中世ファッションに囲まれて、ポップに演出されていて、歴史に興味がない世代にも入り込みやすい仕上がり。
キルスティン・ダンストは伸びやかに、コケティッシュな憂いを滲ませながら細やかな心理描写を表現し、ヒロインを魅力的に演じています。

写真は、この映画の企画をずっと温めてきたソフィア・コッポラ監督と、ルイ16世を演じたジェイソン・シュワルツマンと共にカンヌ映画祭レッドーカーペットに登場した時のものです。

映画『メランコリア』は2011年公開、デンマーク・スウェーデン・フランス・ドイツのSFドラマ映画です。

舞台は巨大惑星の異常接近によって終末を迎えようとしていた地球。
心に病を抱えた新婦ジャスティン（キルスティン・ダンスト）と新郎のマイケル（アレクサンダー・スカルスガルド）が結婚パーティーに向かっていたが、リムジンの故障で遅刻を余儀なくされます。
母親の意地悪なスピーチ等、不愉快なことが続き、ジャスティンの情緒不安定が加速していく。

姉クレア（シャルロット・ゲンズブール）の制止にも耳を貸さず、奇行の限りを尽くします。呆れたマイケルは会場から消えてしまう。

数週間後、姉クレアとその夫のジョン（キーファー・サザーランド）、そして子供のレオと暮らすジャスティン。
鬱状態はどんどん悪くなっていました。

そして、何故かジャスティンの鬱の進行と共にクレア＆ジョン夫婦は地球に接近しつつある惑星 "メランコリア" の存在について気になっていく..。

不気味な世界観の中、シュールな表現と不思議な映像美で、幸せと恐怖・鬱と安定感など、世の中の相反する定義を投げかけてきます。
キルスティンは大胆なヌードシーンも堂々とこなし、異常な心理に侵される女性を演じ切りました。

映画『アップサイドダウン 重力の恋人』は2012年公開、カナダ・フランスのＳＦファンタジー・ラブ・サスペンス映画です。
正反対の方向に重力が作用する不思議な双子惑星。
それは、富める “上の世界” と貧しい “下の世界” という関係にあり双方の交流は固く禁じられていました。

そんな中、下の世界に暮らす少年アダム・カーク（ジム・スタージェス）は、上の世界の少女エデン・ムーア（キルスティン・ダンスト）は恋に落ちます。

でも、その密会現場を警備隊に見つかったことで2人の仲は切り裂かれてしまう。

10年後、修理工場で務めるアダムはトランスワールドの職員募集テレビでエデンを発見し、再びエデンと出会う為トランスワールドで働く。
エデンは記憶を無くしていたが、危険を冒しながらエデンとコンタクトを取り、恋を取り戻します。

吸い込まれそうなくらいダイナミックな迫力の映像美と『ロミオとジュリエット』級の純粋な愛の物語に、現実世界を忘れて陶酔してしまいます。

禁断の恋に身を投じ、運命に翻弄されていくヒロインをキルスティン・ダンストがメランコリックに演じています。
因みに、この映画でもスパイダーマンに引き続き "逆さまキス" をしています。
「2度もするなんて思わなかったわ（笑）」と語ったそうです。

映画『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』は2017年公開、アメリカのサスペンス・ドラマ映画です。

監督は『マリー・アントワネット』でもタッグを組んだソフィア・コッポラ。

舞台は1864年、南北戦争中のバージニア州。
園長のマーサ（ニコール・キッドマン）、教師のエドウィナ（キルステン・ダンスト）と５人の生徒は女子寄宿学園にひっそりと暮らしていました。

ところがある日、負傷した北軍兵士マクバニー（コリン・ファレル）を学園で看護することになりました。

紳士的なマクバニーに興味を抑えられない女たちの嫉妬と憎悪が、悲惨な事件を引き起こしていく...。

豪華女性キャストの中、キルスティン・ダンストは素朴で純粋な教師にめられていた、静かな激情を表現し、その演技で存在感を放ちます。
女性の怖い心理を見事に作品に落とし込んだ、芸術性の高い映画です。

キルスティン・ダンストは、とても開けっぴろげで飾らない女優さんだと思います。
幼いころからショー・ビジネスの世界で可愛がられてきた彼女。
どこか悟りきったような不敵な笑みを浮かべたアウトローのようで、大らかな天真爛漫さも感じさせます。
恋愛も多いですが、器の大きさ故に優しさに欠ける男性を愛してしまったり精神的な苦痛もあったように見えますが、それを乗り越えてしまう強さもあります。
今年出産し、母親になった彼女がこれからどんな役に挑戦していくのかも楽しみですし、追いかけていきたい女優さんです。