『何者』のあらすじやキャストを紹介!
就職活動を通して、自分は一体“何者”なのかを模索する大学生を描いた映画『何者』。原作は朝井リョウのベストセラー小説作品であり、キャストには佐藤健をはじめ、有村架純、二階堂ふみ、菅田将暉、岡田将生、山田孝之など人気俳優が集結しています。今回は映画『何者』のあらすじやキャストなど紹介していきたいと思います。
■朝井リョウによるベストセラー小説が原作
© 2016映画「何者」製作委員会 © 2012 朝井リョウ/新潮社
今回映画化された『何者』は、『桐島、部活やめるってよ』で鮮明なデビューを飾った著者・朝井リョウによる同名小説が原作となっています。2012年に刊行された本作はその後直木賞を受賞し、大きな注目を集め、ベストセラーとなりました。
■監督と脚本は、演劇界の鬼才・三浦大輔が担当
『何者』(C)2016映画「何者」製作委員会
話題作となった朝井リョウの小説『何者』の映像化に挑んだのは、演劇界の鬼才・三浦大輔。劇作家や演出家として活躍をする三浦ですが、『愛の渦』や『娼年』など数々の映画作品も手掛けています。
■主題歌は、中田ヤスタカ と米津玄師による楽曲
中田ヤスタカ 米津玄師
映画『何者』の主題歌に選ばれたのは、劇中の音楽もプロデュースしているDJ・中田ヤスタカとマルチクリエイター・米津玄師による『NANIMONO(feat. 米津玄師)』です。米津玄師による等身大の歌詞と中田ヤスタカによるダンスミュージックによって、本作に登場する若者たちが描く世界観が表現されているとのこと。
■2017年には舞台化された『何者』
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直木賞を受賞したことで更なる注目を集めた『何者』は、2017年には舞台化も。主演はジャニーズJr.の阿部顕嵐が務めました。
■菅田将暉が実際に熱唱した、ライブシーンにも注目
© 2016映画「何者」製作委員会 © 2012 朝井リョウ/新潮社
今回『何者』の劇中には、“OVER MUSIC”というバンドでボーカル兼ギターを担当している神谷光太郎によるライブシーンが登場します。そんなライブシーンですが、光太郎を演じた菅田将暉は実際に熱唱しているとのこと。そんなアツいライブシーンにも注目です。
キャスト・佐藤健らが演じた、映画『何者』のあらすじは?
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就職活動の情報を交換するために集まった、二宮拓人(佐藤健)、田名部瑞月(有村架純)、神谷光太郎(菅田将暉)、小早川理香(二階堂ふみ)、宮本隆良(岡田将生)の5人。
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海外でのボランティア活動やサークル活動、SNSなどを駆使してまるで“戦い”のような日々を送りながら、就活に挑んでいました。
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企業に入ることで“何者”かになれるのか、そもそも自分は“何者”になりたいのか。そんな悩みや疑問を寄せ合いながら、共に過ごす5人ですが、その関係性は次第に変化していきます。
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いつしか嫌悪や苛立ちすら覚えるようになったその関係ですが、“内定者”が出たことで抑えられていた本音が次々と露わになっていくのでした。
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そんなことも経て、それぞれはもう1度自分を見つめ直します。果たして自分は“何者”なのか――。