『風の谷のナウシカ』あらすじ・登場人物・キャスト!ポストジブリの新作も紹介

『風の谷のナウシカ』あらすじ・登場人物・キャスト!ポストジブリの新作も紹介

宮崎駿監督とスタジオジブリにとって原点ともいえる作品『風の谷のナウシカ』。文明社会が戦争によって滅んだ1,000年後の地球を舞台に、強く優しいヒロインのナウシカが、人々を救うために奔走する物語。疾走感あふれる映像と印象的な音楽、心に残るメッセージ…忘れられない感動を味わえること間違いなしの日本アニメを代表する名作です。


『風の谷のナウシカ』はどんな映画?

(C)1984 Studio Ghibli・H

『風の谷のナウシカ』は、言わずと知れた日本アニメーションを代表する珠玉の名作です。
強く、優しく、美しい、宮崎駿監督が描く、まさに絶対的ヒロインのナウシカは、世界中の映画やアニメに影響を与え、女性主人公のあり方を変えました。

作品の歴代最高視聴率は、2000年2月11日に記録した23.3%。今回で放送回数は18回目となりますが、1984年の公開から来年で35年経ったいまでも、全く色褪せることない傑作ファンタジーです。

『風の谷のナウシカ』はスタジオジブリ創設のエポックメーキングな作品

雑誌「アニメージュ」に連載されていた宮崎駿の同名マンガが原作の、『風の谷のナウシカ』が公開されたのが1984年。 翌1985年宮崎駿監督は、高畑勲らと共に「スタジオジブリ」を設立。
その後、約30年にわたって邦画史上に残る名作アニメーションを作り続けました。

宮崎監督は「ジブリを作った頃を思い出すと、浮かれ騒いでた時代だったと思います。『経済大国になって日本はすごいんだ』、『ジャパン・イズ・No.1』とかね。」
「それについて僕は頭に来てました。頭に来てないと『ナウシカ』なんか作りません。」
「『ナウシカ』『ラピュタ』『となりのトトロ』『魔女の宅急便』というのは、基本的に経済は勝手に賑やかだけど、心の方はどうなんだ? とそういうことを巡って作ったんです」と明かしています。

『風の谷のナウシカ』の音楽は久石譲

『風の谷のナウシカ』をきっかけに、スタジオジブリの映画音楽を多く担当しているのが久石譲。

『天空の城ラピュタ』『となりのトトロ』『魔女の宅急便』『紅の豚』『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『『ハウルの動く城』『崖の上のポニョ』『『風立ちぬ』『かぐや姫の物語』『毛虫のボロ』のスタジオジブリを代表する11作品を手がけています。

『風の谷のナウシカ』では、荘厳で伸びやかなイメージの曲を書いた久石譲ですが、『崖の上のポニョ』の主題歌「崖の上のポニョ」など、コミカルでキャッチーな曲も得意としています。

久石譲が作り出す独特の東洋的なメロディーは、スタジオジブリの作品の感動を盛り上げてくれます。

当時4歳の娘、現在は作詞作曲家の久石麻衣が、『風の谷のナウシカ』の「ラン・ランララ・ランランラン…♪」というフレーズが耳に残る「ナウシカ・レクイエム」を歌っています。
子ども心にも感じる懐かしさやあたたかさ、そして神話と同じ奇跡が起こる神秘的なシーンにマッチした歌声は、観たひとの耳に残る印象的なものでした。

『風の谷のナウシカ』の主題歌は安田成美

映画公開前に「ナウシカガール コンテスト」というイメージガールに安田成美がグランプリに選ばれ、シンボルテーマ曲を歌っています。
当初は主題歌になる予定でしたが、映画のイメージとギャップがあるということで映画の中に挿入されることはなく、予告やCMで使われました。

作曲した細野晴臣は、映画音楽の担当もする予定でしたが、先行イメージアルバムの曲を製作した久石譲が手がけることになった経緯があります。
この時に細野晴臣が担当していたら、その後のジブリ映画の音楽も違ったものになっていたかもしれません。

『風の谷のナウシカ』の声のキャスト

ⓒ APOLLO

現在は有名な俳優やタレントがジブリ映画の声を担当していますが、『風の谷のナウシカ』の声のキャストは、名だたる声優陣がつとめています。

ナウシカ役は島本須美

主役のナウシカ役の声をつとめるのは、ベテラン声優の島本須美。
『ルパン三世 カリオストロの城』のクラリス役に抜擢されてから、『風の谷のナウシカ』のナウシカ役、『となりのトトロ』の母親役、『もののけ姫』のトキ役と、初期から中期のスタジオジブリ作品に多く出演しています。

主演作はアニメ「小公女セーラ」セーラ役、「めぞん一刻」音無響子ほか、「それいけ!アンパンマン」しょくぱんまん、「名探偵コナン」工藤有希子役は30年以上同じ役を演じています。

アスベル役は松田洋治

ⓒ APOLLO

ペジテの少年・アスベル役の声は、俳優・声優の松田洋治が担当。スタジオジブリ映画では『もののけ姫』のアシタカ役もつとめています。
スタジオジブリが描く、どこかやさしい繊細さを持ちながらも強く前向きなキャラクターの少年役にふさわしい声です。

その他の役も豪華声優陣が担当

(C) 1984 Studio Ghibli・H

クシャナ役の榊原良子、ユパ役の納谷悟朗らベテラン声優が多く出演。
ラステル役の富永みーな、少年役に坂本千夏、TARAKOら、現在では名前が広く知られている主役級の声優たちも小さな役を担当しています。

この記事のライター

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