『海月姫』ってどんな作品?
『海月姫』第2弾ポスター -(C) 2014映画「海月姫」製作委員会 (C) 東村アキコ/講談社
東村アキコさんによるベストセラーコミック『海月姫』。過去にはテレビアニメ化だけでなく、テレビドラマ化、映画化もされ、さまざまなメディアで注目を集めました。今回はそんな人気作『海月姫』の映画版とドラマ版のキャストを比較していきたいと思います。まずはじめに、『海月姫』の基本的な情報について紹介します。
■『海月姫』は、東村アキコさんの大人気ベストセラーコミック作品
腐女子ヒロインを演じる、能年玲奈/『海月姫』-(C) 2014映画「海月姫」製作委員会 (C) 東村アキコ/講談社
『海月姫』は東村アキコによる漫画作品で、漫画雑誌『Kiss』にて2008年から連載されていました。もう既に物語は完結しており、単行本は全17巻刊行されています。
『海月姫』 -(C) 2014映画「海月姫」製作委員会 (C) 東村アキコ/講談社
累計発行部数は440万部を超えるほどの人気作で、“このマンガがすごい!2011”ではオンナ編3位に、第34回講談社漫画賞では少女部門に輝きました。
映画『海月姫』のあらすじは?
『海月姫』 -(C) 2014映画「海月姫」製作委員会 (C) 東村アキコ/講談社
『海月姫』のあらすじについて、映画版の『海月姫』から紹介していきたいと思います。
『海月姫』 -(C) 2014映画「海月姫」製作委員会 (C) 東村アキコ/講談社
主人公は、クラゲが大好きという“クラゲオタク”な倉下月海。イラストレーターを目指して上京してきた月海は、人生において男を必要としないオタク女子集団“尼~ず”たちと共に、男子禁制のアパート“天水館”で日々を送っていました。
『海月姫』 -(C) 2014映画「海月姫」製作委員会 (C) 東村アキコ/講談社
ある日、熱帯魚ショップを訪れた月海は、クラゲが誤った飼育をされていることに気づきます。それをどうにか店員さんに伝えようとするも、コミュニケーションが苦手な月海は上手く伝えることができません。そんなとき、偶然通りがかった美女が月海の代わりに説明をしてくれたのでした。
『海月姫』 -(C) 2014映画「海月姫」製作委員会 (C) 東村アキコ/講談社
そんなことがあった次の日の朝。月海は、美女の正体は鯉淵蔵之介という“男性”だと知ることに。そしてこのことをきっかけとして、蔵之介は女装をして“天水館”を訪れるようになるのでした。
『海月姫』-(C) 2014映画「海月姫」製作委員会 (C) 東村アキコ/講談社
そんな不思議な出会いを果たした蔵之介と月海たちの間には、不思議な友情関係が生まれ始めているようす。
『海月姫』 -(C) 2014映画「海月姫」製作委員会 (C) 東村アキコ/講談社
しかしそんな中、土地開発によって天水館が取り壊しの危機に―。
『海月姫』映画版とドラマ版のキャスト比較!
『海月姫』 -(C) 2014映画「海月姫」製作委員会 (C) 東村アキコ/講談社
クラゲオタク・倉下月海と女装美男子・鯉淵蔵之介たちの不思議な交流が描かれている『海月姫』。ここからは『海月姫』の映画版とドラマ版のキャストについて紹介していきたいと思います。
『海月姫』映画版・倉下月海役:のん(能年玲奈)さん
能年玲奈『ホットロード』
映画版の主人公・倉下月海を演じたのは、のん(能年玲奈)さん。1993年7月13日生まれ、兵庫県出身です。2013年に連続テレビ小説「あまちゃん」にて主演を務め、一躍有名になったのんさん。2010年に湊かなえさん原作小説の実写映画『告白』に出演し、スクリーンデビューを果たしました。2016年には『この世界の片隅に』にて主人公の声を務め、話題になりました。
「海月姫」ドラマ版・倉下月海役:芳根京子さん
芳根京子/『累-かさね-』完成披露試写会
対して、ドラマ版の倉下月海役を務めたのは、芳根京子さん。1997年2月28日生まれ、東京都出身。2013年に篠原涼子が主演を務めたドラマ「ラスト♡シンデレラ」にて女優デビュー。その後は『幕が上がる』や『心が叫びたがってるんだ。』などに出演しています。