「エクスパンス -巨獣めざめる-」とは
紀元前1万年 11枚目の写真・画像© 2007 Warner Bros. Entertainment Inc.
「エクスパンス -巨獣めざめる-」は、ジェームズ・S・A・コーリイ(ダニエル・エイブラハム氏とライ・フランク氏の共同ペンネーム)の小説シリーズ”The Expanse”を元にして制作された、アメリカのSyfyチャンネルのSFテレビドラマシリーズ。今年配信予定のシーズン4から、制作もAmazonビデオに移り、今月からシリーズ1−3が、Amazonビデオで配信されています。小説は、現在7冊目まで発表されおり、1巻目は、翻訳版も発売されています。現在も執筆活動が続いていおり、今年も新作が発表予定です。フランク氏は、始め話の設定を大規模多人数同時参加型オンラインRPG用に考えていたそうです。1巻目がヒットしたため、続編が執筆され、ドラマにもアダプトされた注目シリーズ。今後の展開が、気になります。
「エクスパンス -巨獣めざめる-」クリエーター
トゥモロー・ワールド 3枚目の写真・画像
クリエーターは、脚本家でもあるMark Fergus氏とHawk Ostby氏。代表作は、映画『トゥモロー・ワールド』と『アイアンマン』。両氏は、「エクスパンス -巨獣めざめる-」でサターン賞にノミネート、ヒューゴー賞を受賞しています。
「エクスパンス -巨獣めざめる-」シーズン1:あらすじ 舞台設定
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時は23世紀、人類は、太陽系中に居住しています。地球と月は国連により統治され、火星は軍事体制の共和国、小惑星帯/ベルターは、両内惑星(国連と火星)に支配されています。火星と国連は、この150年間冷戦状態。小惑星帯/ベルターは、非公式な軍事組織OPA(外惑星同盟)を編成して、両内惑星と同等な立場を確立するために、テロ行為を繰り返しています。
人口が多すぎる国連内では、人々は職がなく、政府の普及するお金で生活をしています。火星の人々は、気球の自然に憧れ、小惑星帯/ベルターの人々は、低重力の生活より、多くの健康問題を抱えています。
「エクスパンス -巨獣めざめる-」シーズン1:あらすじ ロシナンテ号チーム (1)
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小惑星帯/ベルターに属するケレスに向かう氷運搬船カンタベリー号は貨物船スコピュライ号から救難信号を受け取り、臨時副長のジム・ホールデンは、無視する命令に背いて、単独極秘でその救難信号に答えてしまう。彼と、エンジニアのナヨミ、メカニックのエイモス、パイロットのアレックス、医務員のシェドは、スコピュライ号にシャトルで向う。船内は、無人で救難信号発信器だけが見つかる。チームがカンタベリー号に戻ろうとした時、ステルス技術で身を隠していた宇宙船がカンタベリー号を破壊。その爆発の破片でシャトルは、破損。シャトルの救命信号に答えたのは、火星宇宙軍の旗艦のドナジャー号。ドナジャー号に捉えられて、殺される危険の保険として、スコピュライ号に残されていた信号発信器が火星の物だった事、ステルス技術は両内惑星のみが保持している事より、ジムは、カンタベリー号爆破は、火星の国連へ向けての攻撃だと、太陽系中に発信してしまう。
「エクスパンス -巨獣めざめる-」シーズン1:あらすじ ロシナンテ号チーム (2)
『ザ・プレデター』(C)2018 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved
ドナジャー号に拘束されたチームはお互いの事をもっと知る事になる。ナヨミはOPAの工作員の疑いあり、エイモスは攻撃性を懸念され、アレックスは元火星軍人、シェドは死亡してしまう。ドナジャー号も、カンタベリー号を襲った同じステルス技術船から攻撃を受ける。ドナジャー号の船長は、自爆する覚悟をして、火星の無実を証明する代わりに、ジムを火星の護衛艦タチで逃す。ジムは、ドナジャー号員より、救命の連絡を受けたフィビー・ステーションで妙な光景を目撃した事を打ち明けられる。彼は、フィビーの研究施設で、太陽系外から来た未知の有機物プロト分子が発見されたが、救命活動に到着すると、誰一人生存者はなく、薬物が漏れた事故後のような光景を見たと言う。護衛艦タチで逃げ出したチームに、OPAのリダーで元国連員だったフレッド・ジョンソンは、小惑星帯のタイコ・ステーションに来るなら、保護する意向があるとメッセージを送る。
「エクスパンス -巨獣めざめる-」シーズン1:あらすじ ロシナンテ号チーム (3)
『紀元前1万年』スティーヴン・ストレイト photo:HIRAROCK
フレッド・ジョンソンは、事件の始まりであるスコピュライ号は、OPAの重要な情報を持ったまま音信不通になり、ただ一人の生存者ですべの情報を知っている、ポラウスキーを探している。事件の本質を知りたいチームは、その生存者捜索のミッションを受ける事にする。
スコピュライ号を探していると、謎のステルス技術船アヌビス号を見つけてしまう。船内には、生存者はいなく、原子力発電機をつけてみると、そこには、青く光るプロト分子がはびこり、異様さを感じたチームは、慌てて護衛艦タチ改め、ロシナンテ号に戻る。無くなっていたアヌビス号のシャトルを追って、ロシナンテ号は、小惑星エロスに向かう。
「エクスパンス -巨獣めざめる-」シーズン1:あらすじ ジョー・ミラー刑事
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小惑星ケレスで、スターヘリックス・セキュリティ社の警官であるミラーは、当社の大口株主であるマウ=クイコウスキー商会のマウ夫妻の末娘ジュリーの捜索命令を受ける。カンタベリー号が爆破されたため、ケレスでは深刻な水不足と、ジムのメッセージにより両内惑星への不満が募り暴動が起こっている混乱で、調査は難航。ミラーは、会った事もないジュリーに異様な感情を膨らましていきます。調査の末、フィビー・ステーションでの発見、それを盗もうとして、OPA工作員だったジュリーが活動していた事を突き止める。エロスの友人より、ジュリーの乗ったアヌビス号シャトルが停泊中であると連絡を受け、彼は、エロスへ向かう。
「エクスパンス -巨獣めざめる-」シーズン1:あらすじ 国連(地球)
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国連事務次長補佐のクリスジェン・アヴァサララは、OPAが密かにステルス技術盗んでいた事実を突き止めます。それによって、友人が暗殺され、自分の微妙な立場を感じ始める。彼女は、全ての事件の裏に、火星でもなく、OPAでもない別の力が働いていると推測。彼女のボス、国連事務次長のサダヴィー・アーリンライトは、この混乱に乗じて、火星と戦争をしたい陰謀計画を進める。戦争を阻止するために、クリスジェンは、奮闘します。
「エクスパンス -巨獣めざめる-」シーズン1:あらすじ エロス
ロシナンテ号チームとミラー刑事は、ポランスキー/ジュリーの宿泊先であるエロスのホテルで鉢合わせ、ジュリーが有機物プロト分子に感染し死亡しているのを発見。同時に、エロスには非常事態宣言が出される。フィビーでプロト分子の研究をしていたジュリーの父が経営するプロトジェン社のドレスデン博士を見かけたミラーは、ジムと一緒に彼を追跡。他のチームメンバーは、ロシナンテ号に避難。エロスは、ジュリーの父の命令で、ドレスデン博士によって集団感染の実験場となる。ロシナンテ号は、重症を負ったジムとミラー刑事の乗せて、エロすを離れる。
「エクスパンス -巨獣めざめる-」シーズン1:あらすじ ジュリー・マウ
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ジュリーは、父である大富豪ジュール=ピエール・マウの間違ったモラルでの、金儲けの実態に反対する為、腕利きの宇宙船のパイロットとしてOPA工作員の一員になり、準惑星ケレスからスコピュライ号を操縦し、父の会社が発見し兵器として開発しているプロト分子を、フィービーからエロスに運んでいたアヌビス号から盗み出す計画に参加。しかし、最新のステルス技術を持つアヌビス号に勝てるはずもなく、逆に捕らわれてしまう。脱獄をしてみると、アヌビス号の船員は、誰も見当たらず、原子力発電機を見に行くと、プロト分子に船員が飲み込まれているのを目撃。急いで、アヌビスのシャトルでエロスへ逃げ、OPAの助けを待っているうちに、プロト分子感染で死亡。父マウは、死体からプロト分子を採取して、集団感染に使用する様に命令を出す。