映画『寄生獣 完結編』について紹介!
『寄生獣』 -(C) 映画『寄生獣』製作委員会
日本のマンガ史上最高傑作との評価も受ける岩明均さんのコミック作品『寄生獣』。そんな人気作の実写映画化に伴い山崎貴監督がメガホンを取り、主演として実力派俳優・染谷将太さん、共演には深津絵里さんや阿部サダヲさんなどが名を連ねています。今回は2部構成で製作された『寄生獣』の後編にあたる、『寄生獣 完結編』のあらすじやキャストなど紹介します!
■監督は、『永遠の0』などで知られる山崎貴さん
山崎貴監督『寄生獣 完結編』/photo:Naoki Kurozu
映像化は難しいと思われていた『寄生獣』の実写化に挑んだのは、山崎貴監督。昭和33年の下町で暮らす人々の姿を描いた『ALWAYS三丁目の夕日』では、日本アカデミー監督賞など数々の賞を受賞。さらに2013年には、百田尚樹さんの小説を原作とした『永遠の0』を手掛け、大きな注目を集めました。
■人気脚本家・古沢良太さんも参加!
古沢良太『ミックス。』/ photo :Naoki Kurozu
脚本は、山崎監督と古沢良太さんの共同執筆となっています。手掛けた作品は次々とシリーズ化するほどの人気を誇り、過去には「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズや「探偵はBARにいる」シリーズなどを世に送り出しています。
■主題歌はロックバンド・BUMP OF CHICKENが担当!
『寄生獣 完結編』でも主題歌を担当する、「BUMP OF CHICKEN」
前作に引き続き主題歌を担当するのは、人気ロックバンド・BUMP OF CHICKEN。楽曲は本作のために書き下ろされた『コロニー』。同楽曲は、BUMP OF CHICKENのメンバーである藤原基央さんが“肺気胸”という病気を患い、感じたことを基に作られたとのこと。そんな『コロニー』は、ピアノをメインとしたバラードソングになっています。
■『寄生獣 完結編』のロケ地は?
『寄生獣』-(C)2015 映画「寄生獣」製作委員会
架空の都市が舞台となっている『寄生獣 完結編』。ロケ地は西日本を中心に、全国から15府県選ばれたとのこと。中でも、本作は“命”をテーマとして扱っているため、生命を感じるような水族館などが選ばれたとのことです。具体的には、横浜の八景島シーパラダイスや堺市堺区の魚市場など。
映画『寄生獣 完結編』の前作のおさらい!
『寄生獣』劇場ポスター/(C) 映画『寄生獣』製作委員会
『寄生獣 完結編』について紹介する前に、本作の前作となる2014年の『寄生獣』についておさらいしていきたいと思います。とある日、突如として謎の寄生生物“パラサイト”が出現。
主人公・新一(染谷将太)&ミギー(阿部サダヲ)/実写化『寄生獣』 -(C) 映画『寄生獣』製作委員会
この“パラサイト”とは、人間に寄生した後に体内へと侵入し、脳を食べて宿主に擬態。そしてその人間を乗っ取り、他の人間を食料として食べていく、凶暴な生命体なのでした。
© 映画「寄生獣」製作委員会
そんなある日、高校生の泉新一(染谷将太)に寄生し脳へと侵入しようとするも失敗。右手に宿ることになったパラサイトは自らを“ミギー”と名乗り、新一と共生することに。やがて新一とミギーの前に、次々とパラサイトが現れ、襲い掛かってくるのでした―。
映画『寄生獣 完結編』のあらすじは?
主人公・新一役の染谷将太/(C)2015 映画「寄生獣」製作委員会
右手にパラサイトの“ミギー”を宿した新一は、今では人間からも要注意人物としてマークされるようになっていました。一方、新一の住む東福山市にはパラサイトが集結しており、市長の広川剛志(北村一輝)がパラサイトを率いて、ネットワークを形成。
染谷将太(新一役)&深津絵里(田宮役)/『寄生獣 完結編』-(C)2015 映画「寄生獣」製作委員会
勢力拡大のため着々とネットワークを拡大していく広川。また一方で人間側もパラサイトの全滅させるため、特殊部隊を編成していました。そして広川たちのアジトである東福山市庁舎への急襲を企んでいるのでした。
© 2015映画「寄生獣」製作委員会
広川率いるパラサイトたちとパラサイト全滅を狙う特殊部隊の戦いが始まろうとしていた中、パラサイトの田宮良子(深津絵里)は、人間との子どもを産んだことで意識に変化が生じ、人間との共存を模索するようになっていました。
© 2015映画「寄生獣」製作委員会