『東京喰種トーキョーグール』は大人気マンガの実写映画!
『東京喰種 トーキョーグール』(C)2017「東京喰種」製作委員会
『東京喰種トーキョーグール』とは、累計発行部数が全世界3500万部を上回る、超人気マンガシリーズの実写映画。2014年からTVアニメが4期分放送され、2015年には舞台化されました。
映画版の本作は、日本だけでなくアジア圏やアメリカ、ドイツなど約23か所でも公開され、全世界から注目を浴び話題に。2019年7月19日には映画版の2作目が公開予定。今後もますます目が離せない展開となっています。
実写映画『東京喰種トーキョーグール』あらすじ※ネタバレ注意!
『東京喰種 トーキョーグール』(C)2017「東京喰種」製作委員会
『東京喰種トーキョーグール』の舞台は現代の東京。普段は人と同じ姿をしつつも、人の肉を食料とする「喰種(グール)」の生きざまと、喰種を敵視する人間との戦いを描いた作品です。
ダークファンタジーでありながら、サスペンス、ホラー、アクションなど様々な要素が盛り込まれた本作。思わず引き込まれるような設定や予測不可能な展開を、ネタバレと共にお楽しみください!
実写映画『東京喰種トーキョーグール』あらすじ①平凡な日々
『東京喰種 トーキョーグール』(C)2017「東京喰種」製作委員会
人間社会に紛れ込み、人の肉を食料とする生き物、グール。彼らの見た目は人間と変わらないため、見分けはつきにくいのですが、1つだけ正体を見破る方法があります。それは、グールは水とコーヒー、そして人肉以外の飲食物を摂取できないこと。
そんなグールがはびこる町、東京。大学1年生の金木 研(通称カネキ)は、親友の永近英良(通称ヒデ)と来た喫茶店「あんていく」で美女の神代利世(通称リゼ)に一目惚れをします。しかし、彼女の正体は「大食い」として有名なグールだったのです。
リゼ(蒼井優)/『東京喰種 トーキョーグール』(C)2017「東京喰種」製作委員会
カネキがリゼに食べられそうになったその時、ビルの上から落ちてきた鉄骨がリゼに直撃。寸でのところで助かったカネキですが、リゼから受けた傷が深く瀕死の状態でした。その後、病院に運ばれたカネキは一命をとりとめますが、ある問題が。
それは、瀕死だったカネキに、死んだリゼの臓器が移植されてしまったこと。それが原因となり、カネキは半グールの体となってしまいます。
実写映画『東京喰種トーキョーグール』あらすじ②グールとの出会い
半グールになったカネキは、今まで食べていたものが食べられなくなってしまいました。何を食べても吐き、どんどん衰弱していくカネキ。最終的には、道行く人が「美味しそう」に見えるほどに、カネキの体はグールとしての欲を抑えきれなくなってきました。
ある時、良い香りににつられてカネキが向かうと、そこには人間の肉を食べている最中のグールの姿が。飢えに耐えられなくなったカネキは、人肉を口にしようとします。そこに1人の少女、霧嶋菫香(通称トーカ)が現れます。
あんていくパノラマ画像『東京喰種 トーキョーグール』(C)2017「東京喰種」製作委員会
トーカは喫茶店「あんていく」の店員で、彼女を含む従業員は全員グールだったのです。カネキは救いを求めて店へ。店主の芳村は快くカネキを迎え入れ、コーヒー(グールが人肉以外で唯一口にできるもの)を振舞いました。
芳村は、コーヒーは空腹を一時的に満たせるものであり、人肉を食べなければ餓死してしまうとカネキに一塊の人肉を手渡します。カネキはそれを持ち帰りますが、人としての心を失いたくないカネキは食欲にかられながらも食べませんでした。
実写映画『東京喰種 トーキョーグール』あらすじ③赫子の覚醒
カネキ「東京喰種トーキョーグール」(C)石田スイ/集英社 (C)「東京喰種」製作委員会
弱りながらも、大学に通うカネキ。ある日、カネキは、ヒデの先輩である西尾錦(通称ニシキ)を紹介されます。しかし、ニシキは以前、カネキが裏道で遭遇したグールでした。緊張が走ったその時、ニシキはカネキの目の前でヒデに襲いかかります。
ニシキは、ヒデを「餌」と呼び、痛めつけます。カネキがヒデを守ろうとすると、ニシキはグールの身体に付いている捕食器官、赫子(カグネ)を自由自在に操り、カネキを攻撃。ヒデが捕食されそうになったその時、カネキは初めて赫子を発生させます。
『東京喰種 トーキョーグール』(C)2017「東京喰種」製作委員会(C)石田スイ/集英社
本能に従い、ニシキを圧倒するカネキ。無事ニシキを倒し、ヒデに駆け寄りますが、飢えが限界に達したカネキはヒデを食べようとします。その時、トーカが駆け付けてカネキを気絶させ、無事ヒデを救出しました。
実写映画『東京喰種 トーキョーグール』あらすじ④「あんていく」の一員に
『東京喰種 トーキョーグール』(C)2017「東京喰種」製作委員会
トーカに「あんていく」に連れてこられたカネキ。もう人間には戻れない悲しさ、完全なグールにもなれない孤独感…カネキは中途半端な立場に苦しんでいました。店主の芳村は、嘆き悲しむカネキに優しく声をかけ、彼を店の一員として迎え入れました。
「あんていく」は、グールの一時的な避難場所。カネキ以外にも、人の追手から逃げてきたグールや、食料にありつけないグールが集う場所でした。カネキは、グールの生き方を知るために「あんていく」の従業員として働き始めます。
『東京喰種 トーキョーグール』(C)2017「東京喰種」製作委員会
喫茶店の従業員として働く傍ら、裏では自殺者の死体を回収し、店のグールに提供する「あんていく」のメンバー。人を殺さずに人肉を食べられる、そのことに少しばかりの安心感を覚えるカネキ。
そんな時、店にとある母子・笛口リョーコと雛実(通称ヒナミ)がやってきます。人を狩れない2人は、食料を求めるグールでした。
実写映画『東京喰種 トーキョーグール』あらすじ⑤狙われた親子
『東京喰種 トーキョーグール』(C)2017「東京喰種」製作委員会
一方、人間社会ではグールを排斥する取り締まりが行われていました。喰種対策局(CCG)に所属する上等捜査官、真戸呉緒と、部下の一等捜査官、亜門鋼太郎は、笛口親子を追って20区にやってきます。
CCGの目的は、グールの捕獲と抹殺。例え、人間に危害を加えないグールに問答無用で襲います。ある雨の日。笛口親子が店から別の区へと出発した矢先、2人の前に真戸と亜門が現れます。
『東京喰種 トーキョーグール』(C)2017「東京喰種」製作委員会