映画『サムライマラソン』が、いよいよ公開!
『サムライマラソン』(C)”SAMURAI MARATHON 1855”FILM Partners GAGA.NE.JP/SAMURAIMARATHON
佐藤健が侍とみせかけ、実はスパイの忍びを演じる映画『サムライマラソン』がいよいよ公開されます!本作は、“日本のマラソンの発祥”と伝えられ、現在も160年以上にわたり受け継がれている安政遠足(あんせいとおあし)を舞台にして史実に基づいた土橋章宏の小説「幕末まらそん侍」(ハルキ文庫)の映画化となります!
『サムライマラソン』(C)”SAMURAI MARATHON 1855”FILM Partners GAGA.NE.JP/SAMURAIMARATHON
『サムライマラソン』では、これまで侍の役を演じた佐藤健さんならではの剣術や、疾走感溢れるアクションに注目が集まると同時に、脇を固める豪華俳優陣も勢ぞろい!『サムライマラソン』は、ただの時代劇ではなく、様々な要素が盛り込まれているため、時代劇好き以外にも楽しめる要素が満載です!
映画『サムライマラソン』あらすじ
『サムライマラソン』(C)”SAMURAI MARATHON 1855”FILM Partners GAGA.NE.JP/SAMURAIMARATHON
時は幕末、とある藩で開かれた日本初のマラソン大会。その裏でとある行き違いから、藩士不在の城に藩主暗殺を狙う刺客が幕府から放たれる。ただ一人、迫る危機を知った男は、暗殺計画を食い止めるため、仲間たちに危機を告げ共に戦うため、走ることを決意する――。
『サムライマラソン』の原作者は土橋章宏!
『サムライマラソン』(C)”SAMURAI MARATHON 1855”FILM Partners GAGA.NE.JP/SAMURAIMARATHON
日本のマラソンの発祥であるとされる史実「安政遠足」。が、『サムライマラソン』の題材です。幕末の当時、迫る外国に備え藩士たちを鍛えるために、約58キロの山道を走る“遠足(とおあし)”が行われたという言い伝えが、この作品の中モチーフになっているのです。そんな『サムライマラソン』の原作は、『超高速!参勤交代』や『引っ越し大名三千里』の原作者でも知られる、土橋章宏による『幕末まらそん侍』(ハルキ文庫)。この原作がどのように映画化されたのか、期待が高まります!
『サムライマラソン』の監督はどんな人?
『サムライマラソン』(C)”SAMURAI MARATHON 1855”FILM Partners GAGA.NE.JP/SAMURAIMARATHON
実は映画『サムライマラソン』のメガホンを取ったのは、ロンドン出身のバーナード・ローズ監督。これまでに『キャンディマン』のようなホラー映画や、『不滅の恋/ベートーヴェン』、『アンナ・カレーニナ』のような歴史ドラマまでを手掛けるなど、その幅広いジャンル映画を撮っていることで知られています。そこ多くで脚本も手がけているとでも知られ、日本の原作と海外の監督の融合がどのようになるのか気になるところです!
『サムライマラソン』(C)”SAMURAI MARATHON 1855”FILM Partners GAGA.NE.JP/SAMURAIMARATHON
また、サムライマラソンの脚本を手掛けたのは、『キセキ -あの日のソビト-』、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』などの作品の脚本も執筆した斎藤ひろし氏。実は東野圭吾原作の『秘密』にて、シッチェス・カタロニア国際映画祭にて、最優秀脚本賞を獲得するなど、海外でも評価された脚本家です。
『サムライマラソン』の注目すべきキャストをまとめました!
『サムライマラソン』(C)”SAMURAI MARATHON 1855”FILM Partners GAGA.NE.JP/SAMURAIMARATHON
映画『サムライマラソン』では、連続テレビ小説「半分、青い。」や、ドラマ「義母と娘のブルース」での演技が大きな話題となった佐藤健さんが主演を務めるほか、脇を固めるキャストも豪華そのもの。こちらでは、そんな魅力的なキャスト陣をまとめました。あなたの気になるあの俳優、女優も出演しているかもしれません!
■『サムライマラソン』の主演は佐藤健!
佐藤健『億男』/photo:Yosuke Koino
映画『サムライマラソン』にて、主人公の唐沢甚内を演じるのは、『亜人』、『いぬやしき』でのアクションに注目が集まる佐藤健さん。『るろうに剣心』での剣術アクションもあるので、『サムライマラソン』で、どんな演技を見せてくれるのか、期待が高まります!
佐藤健さんが『サムライマラソン』で演じる唐沢甚内は、普段は平凡な侍。しかし、実は幕府のスパイとして藩に潜入している忍びという、難しい役どころです。藩士たちを鍛えるための遠足(とおあし)に参加中、藩に迫る危機をいち早く察知する重要な役どころでもあります。
■小松菜奈が『サムライマラソン』で男装に挑む?
小松菜奈『渇き。』/Photo:Naoki Kurozu
藩主の娘・雪姫役を『恋は雨上がりのように』など漫画原作の作品への出演が続き、ホラー映画『来る』では、タトゥーにピンクの髪というキャバ嬢兼霊媒師という役にも挑んでいる小松菜奈さんが演じます。『サムライマラソン』にて小松菜奈さんは男装しながら遠足に参加する活発な娘を熱演。
小松菜奈さんと言えば、現代劇のイメージも強いですが、マーティン・スコセッシ監督の日本原作の映画化『沈黙 サイレンス』にも出演しています。キリスト教を弾圧する中で、隠れキリシタンとして幕府に捕まってしまう少女を体当たりで演じて、海外での活動にも物怖じしない姿が印象的でした。『サムライマラソン』ではどのような演技を見せてくれるのでしょうか?
■森山未來が『サムライマラソン』で、藩の重役の息子に!
『モテキ』森山未來
藩の重役の息子であると同時に、野心溢れる侍・辻村平九郎役を演じるのは、宮藤官九郎脚本による大河ドラマ「大いだてん~東京オリムピック噺~」へ出演している森山未來さん。撮影を振り返った森山さんは、「個人的には走ったり、馬に乗ったり、水の中で泳いだり…ひとりトライアスロン状態(笑)」と動きが多かったことをあかしました。
『サムライマラソン』の現場では、乗馬の撮影に初挑戦したと語る森山さんですが、両手離しの乗馬を披露したりと、卓越した運動神経を披露!周りのキャストも驚いたというその技量を、ぜひスクリーンで見たいところです。