ガイ・リッチー監督のおすすめ映画＆プロフィール紹介！

ガイ・リッチーは、1968年生まれのイギリスの映画監督。15歳の頃から映画スタジオで働き始めた彼は、コマーシャルの制作に携わったり短編映画を撮っていたり、かなり若い頃から映画監督になることを目指していたことがわかります。さらに、幼い頃から格闘技を習っていて、なんと柔道では黒帯、ブラジリアン柔術でも黒帯を所有しているという実力者！自身が格闘技に通じているからこそ、彼の作品内でのスタイリッシュなアクションへのこだわりに繋がっているのかもしれませんね。

2000年に、なんとあの"ポップの女王"マドンナと結婚しているガイ・リッチー監督！もちろん当時も作品をヒットさせていたガイ監督でしたが、世間からは「史上最高の格差婚」とまで呼ばれていたのだとか。収入差だけでなく、マドンナとは10歳の歳の差もあるガイ・リッチー監督。もちろん愛に歳の差も収入差も関係ありませんが、周りからのそういった目があったのもあってか、次第にうまくいかなくなり2008年で結婚生活に幕を閉じました。ガイ・リッチー監督とマドンナとの間には、養子を含めた2人の子どもがいます。

いくつになっても美しさをキープし、魅力的なマドンナに結婚当初かなりデレデレだった様子のガイ・リッチー監督。なんと、マドンナを主演にしたロマンス映画まで制作しています！2002年に発表された『スウェプト・アウェイ』という作品なのですが、これはかなり批判されたようで、なんとその年の出来が悪かった映画に対して与えられるゴールデン・ラズベリー賞を5部門も受賞するという有様…。あまりロマンス映画のイメージがないガイ・リッチー監督。やはりこれはひとえにマドンナへの彼の愛の形だったのではないでしょうか。

前妻であるマドンナとの離婚後、「シングルになったからしばらくは映画作りに専念する！」と言っていたというガイ・リッチー監督。実際その間に何本もヒット作を飛ばすのですが、数年後の2012年にはモデルのジャッキー・エインズリーと婚約して周囲を沸かせました！彼女との間にも子どもをもうけており、2015年についに結婚。

ガイ・リッチー監督が映画監督を目指すようになったきっかけは、なんとあの『明日に向かって撃て！』なのだとか！1969年に公開されたアメリカの映画で、名優ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードという『スティング』コンビの初タッグ映画である本作。ブッチ・キャシディとザ・サンダンス・キッドという実在した銀行強盗の生涯を元にして作られた作品で、作中歌である「雨にぬれても」はあまりにも有名！銃声とストップモーションで作られたラストシーンがエモーショナルで、男性2人の腐れ縁のような友情は、ガイ・リッチー監督の作品にも見受けられることから、かなり影響を受けていることがわかります。

ガイ・リッチー監督が初めて世間にその名を轟かせた作品が、1998年に公開された『ロック、ストック＆トゥー・スモーキング・バレルズ』！とっても長いタイトルですが、"2丁の銃"と"一切合財"という英語を掛け合わせたものなのだとか。監督の処女作にして、その年のイギリスの年間興行収入ランキングでは1位を獲得しています！

『ロック、ストック＆トゥー・スモーキング・バレルズ』の内容は、ロンドンの下町のチンピラたちが、骨董品のライフル銃を中心にして様々な騒動に巻き込まれていくというもの。ギャングたちのクライム・アクション映画で、ガイ・リッチー監督の作風が如実に現れている作品と言えます。

監督作品2作目は、今でもファンが多いことで有名な『スナッチ』！2000年に発表された犯罪コメディ映画です。ダークな内容を扱っていても、クスッとさせる作品作りが魅力。ジェイソン・ステイサム主演で、ベニチオ・デル・トロやブラット・ピットも出演している本作。なんと、『ロック、ストック＆トゥー・スモーキング・バレルズ』を観たブラピが、ぜひガイ監督に撮ってほしいとラブコールを送ってのキャスティングだったのだとか！