『ハッピーエンドが書けるまで』とは?
リリー・コリンズ主演『ハッピーエンドが書けるまで』ポスタービジュアル (C)2012 Writers the Movie,LLC
2012年に公開された恋愛映画作品『ハッピーエンドが書けるまで』。『きっと、星のせいじゃない。』で一躍有名になったジョシュ・ブーン監督がデビュー作として手掛けた作品で、キャストにはリリー・コリンズやローガン・ラーマン、ナット・ウルフなどフレッシュな俳優陣も名を連ねています。今回はそんな『ハッピーエンドが書けるまで』のあらすじやキャストなど基本情報について紹介します。
『ハッピーエンドが書けるまで』監督・脚本は、『きっと、星のせいじゃない。』のジョシュ・ブーン
『きっと、星のせいじゃない。』ポスター (C)2014 TWENTIETH CENTURY FOX
『ハッピーエンドが書けるまで』の監督・脚本はジョシュ・ブーン監督。本作を世に送り出した後には、全米で大ヒットした感動青春作品『きっと、星のせいじゃない。』や、ケイティ・ホームズが主演・初監督を務めた『私の居場所の見つけかた』の製作などを手掛けています。
『ハッピーエンドが書けるまで』のロケ地は?
リリー・コリンズ主演『ハッピーエンドが書けるまで』 (C)2012 Writers the Movie,LLC
『ハッピーエンドが書けるまで』の舞台となったのは、アメリカにある海岸に面した小さな町。そのロケ地にはアメリカのノースカロライナ州にあるウィルミントンなどが使用されました。その中で、グレッグ・キニア演じるビル・ボーゲンズたちが住む家は、ライツビル・ビーチの家が使用されたとのこと。
『ハッピーエンドが書けるまで』あらすじ・ネタバレを紹介!
リリー・コリンズ主演『ハッピーエンドが書けるまで』 (C)2012 Writers the Movie,LLC
駆け出しの作家サマンサ・ボーゲンズ(リリー・コリンズ)は家を出て若い男と暮らす母エリカ(ジェニファー・コネリー)を嫌っており、3年間も口を利かずに過ごしていました。そのため、同じ大学へ通うルイス(ローガン・ラーマン)に想いを寄せられるも、恋愛に良いイメージを持つことができず。一夜限りの関係を繰り返すようになっていました。一方、有名作家でありサマンサの父であるビル・ボーゲンズ(グレッグ・キニア)は、離婚した元妻エリカに未練が残っており、今でもエリカに付きまとう日々を送っていました。
また、ビルの息子ラスティ・ボーゲンズ(ナット・ウルフ)は学校で少女ケイト(リアナ・リベラト)に恋するも、ケイトがコカインを吸っている現場をも目撃してしまうのでした。愛を信じることができない娘サマンサ、愛を失った父ビル、愛に臆病な息子ラスティ。それぞれ異なる悩みを抱えた3人の恋愛の行く末とは―。
リリー・コリンズ主演『ハッピーエンドが書けるまで』 (C)2012 Writers the Movie,LLC
ラスティはある日、彼氏に殴られていたケイトを救い出し、2人の中は急接近することに。しかしある日、お酒と薬物を過剰摂取したことで倒れてしまい、ケイトは更生施設へ。一方、ルイスが脳に腫瘍ができてしまった母を看病している姿を見かけたサマンサは、このことをきっかけに親しくなり、付き合うようになるのでした。また一方、エリカへの想いを断ち切れていないビルですが、実は過去にビルが浮気していたことが発覚。そのときにエリカはビルのことを待ち続けてくれたため、今回はビルがエリカのことを待っていたのでした。そしてある日、エリカがビルの元を訪れ、居場所があるなら戻って来たいと謝罪し、再び2人は共に暮らし始めたのでした。
『ハッピーエンドが書けるまで』キャスト・吹替声優を紹介!
リリー・コリンズ主演『ハッピーエンドが書けるまで』 (C)2012 Writers the Movie,LLC
3つの恋愛が織り出す物語『ハッピーエンドが書けるまで』。ここからはそんな本作に出演したキャストと日本語版吹替声優について紹介します。
■恋愛に臆病なサマンサ・ボーゲンズ役は、リリー・コリンズ
リリー・コリンズ/『あと1センチの恋』
『ハッピーエンドが書けるまで』にて、サマンサ・ボーゲンズを演じたのはリリー・コリンズです。1989年3月18日生まれ、イギリス出身。子役として活動を開始し、2009年の『しあわせの隠れ場所』にてスクリーンデビュー。その後は『白雪姫と鏡の女王』や『ハリウッド・スキャンダル』などに出演しています。
リリー・コリンズ主演『ハッピーエンドが書けるまで』 (C)2012 Writers the Movie,LLC
リリー・コリンズ演じるサマンサ・ボーゲンズは、両親の離婚が原因で“愛”を信じることができなくなっており、一夜限りの関係を繰り返していました。そんな中、誠実なルイス(ローガン・ラーマン)と出会ったことで、サマンサは少しずつ愛を信じられるようになっていくのでした。
■サマンサの日本語版吹き替えは、福原綾香
©サイトウケンジ・奈央晃徳/KADOKAWA/トリニティセブンH.C.製作委員会
リリー・コリンズ演じるサマンサの日本語版吹替を担当したのは、福原綾香です。1989年12月31日生まれ、鹿児島県出身です。これまでにはアニメ「アイドルマスター シンデレラガールズ」の渋谷凛役や「賭ケグルイ」の五十嵐清華役、「劇場版 トリニティセブン」シリーズのルーグ役などを務めています。
■サマンサを想う青年ルイス役には、ローガン・ラーマン
ローガン・ラーマン/『フューリー』 (C)Norman Licensing, LLC 2014
『ハッピーエンドが書けるまで』でサマンサを想うルイスを演じたのは、ローガン・ラーマンです。1992年1月19日生まれ、アメリカ出身。4才から子役として活動を開始。2000年には『パトリオット』でスクリーンデビュ―を果たしました。その後「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」シリーズや『フューリー』などに出演しています。
第58回ロンドン国際映画祭クロージング『フューリー』ワールドプレミア上映
ローガン・ラーマン演じるルイスは、サマンサと同じ大学に通う学生。サマンサのことを想っており、一夜限りの関係を繰り返すサマンサを心配したりと、誠実な青年です。