スウェーデン映画おすすめ ①『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』
©Yellow Bird Millennium Rights AB, Nordisk Film, Sveriges Television AB, Film I Väst 2009
スウェーデン映画(スウェーデン・デンマーク・ドイツ)『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』は2010年公開のミステリー・サスペンス。
本作は『ミレニアム』3部作の第1弾作品となります。
監督は2017年の映画『フラットライナーズ』や、人気TVドラマシリーズ「アンダー・ザ・ドーム シーズン1」の監督を務めたデンマーク人、ニールス・アルデン・オプレヴです。
『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』 ノオミ・ラパス
天才ハッカーのヒロイン、リスベットを演じたのは、スウェーデン人女優のノオミ・ラパス。
彼女は本作での類い稀なる個性がウケて人気が爆発!熱狂的なファンを掴みました。
©Yellow Bird Millennium Rights AB, Nordisk Film, Sveriges Television AB, Film I Väst 2009
舞台はスウェーデン、ストックホルム沖の孤島。
ワケあって失業中であり雑誌「ミレニアム」のやり手ジャーナリストのミカエル(ミカエル・ニクヴィスト)と、扱いにくいがハッカーとしては優秀で背中にドラゴンのタトゥーがある中性的な女性リスベット(ノオミ・ラパス)のもとに、大企業ヴァンゲル・グループの前会長ヘンリック(スヴェン=ベッティル・トーベ)からある依頼が舞い込む。
36年前に起こった、ヴァンゲル一族の少女ハリエットの突然の失踪事件。それが内部の犯行であると踏むヘンリックから、この真相を明らかにして欲しいという依頼であった。
そしてミカエルとリスベットの異色コンビがタッグを組み、ヴァンゲル一族にまつわる驚愕の真実を次々暴いていく事となる...。
スウェーデン出身の小説家スティーグ・ラーソンにより、ミステリー界にも一大センセーションを巻き起こしたストーリーにノオミ・ラパスの異色の演技が見事にハマった傑作ミステリー巨編です。
スウェーデン映画おすすめ ②『幸せなひとりぼっち』
『幸せなひとりぼっち』ポスタービジュアル (C)Tre Vanner Produktion AB. All rights reserved.
スウェーデン映画『幸せなひとりぼっち』は2016年公開のコメディ・ドラマ。
スウェーデンの人気作家フレドリック・バックマンの同名小説を映画化した作品です。
監督は90年代から数々の映画や脚本を手掛けてきたスウェーデン人監督ハンネス・ホルム。
『幸せなひとりぼっち』 (C)Tre Vanner Produktion AB. All rights reserved.
愛妻を亡くし、職も失って人生に絶望した老人オーヴェ。
偏屈で孤独な不機嫌オヤジである彼が、ある日近所に引っ越してきた移民イラク人女性とその家族に降り回されながらも、彼女らと交流していくうちに生きていく喜びを見出していくハートウォーミングな物語。
© Tre Vanner Produktion AB. All rights reserved.
作品中に出てくる猫に関しては、監督自身とても重要なポジションとしてこだわっていたらしいです。
劇中に登場するのはノルウェージャンフォレスト・キャットという種類の猫ちゃんで、マジック&オーランドという2匹一役キャスティング。
性格は真逆だったそうです。
スウェーデン映画おすすめ ③『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』
© AB Svensk Filmindustri 2017
スウェーデン映画(スウェーデン・デンマーク・フィンランド)『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』は2018年公開の伝記スポーツ・ドラマ。
1980年、テニスの聖地であるウィンブルドンで行われた2人のライバル "美しい氷の男、ビヨン・ボルグ VS 悪童、ジョン・マッケンロー" の、伝説に残る一線を描いた作品です。
© AB Svensk Filmindustri 2017
ビヨン・ボルグを演じるのは『蜘蛛の巣を払う女』でミカエルを演じたスウェーデン人俳優スヴェリル・グドナソン。
© AB Svensk Filmindustri 2017
一方、悪童と呼ばれた男ジョン・マッケンローを演じたのはアメリカ出身で『トランスフォーマー』、『欲望のバージニア』等に出演しているシャイア・ラブーフ。
© AB Svensk Filmindustri 2017
世界中が熱狂した、スター・プレイヤー2人によるウィンブルドン決勝戦での名勝負。
そして性格の全く違う2人が孤独や葛藤の苦しみを乗り越えて自身に課した凄まじい努力と情熱に焦点を当てた感動ドラマです。
スウェーデン映画おすすめ ④『シンプル・シモン』
『シンプル・シモン』
スウェーデン映画『シンプル・シモン』は2014年公開の青春コメディ。
監督は、本作が長編デビュー作となるスウェーデンの新鋭アンドレス・エーマン。
『シンプル・シモン』
アスペルガー症候群の青年シモンを主人公に、大好きな兄との完璧な日常生活を追及し奮闘する姿、それに巻き込まれていく人たちの姿をコミカルに描いたハートフル・ファンタジーコメディ。
『シンプル・シモン』
シモンを演じるのは、スウェーデンを誇る名優ステラン・スカルスガルドの息子たち演技派俳優の一人『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』のビル・スカルスガルド。